希望の太陽   作:浮雲のソル

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最終話 私を救ってくれてありがとう

アンチホープとの戦いが終わって数か月が経ち、久人たちの生活に変化が訪れた。

 

 

久人の家 久人の部屋

 

 

『忘れ物はないな……』

 

 

久人が自分の部屋で学校へ行く準備をしていた。すると久人の母親が

 

 

「久人~ほむらちゃんが来たわよ~」

 

 

『分かった。すぐ行く』

 

 

「いってらっしゃい」

 

 

変化その1 ほむらが毎日久人の家まで迎えに来て、一緒に登校するようになった。

 

 

『お待たせほむら。じゃあ、行くか』

 

 

「ええ。行きましょう」

 

 

ふたりは手をつなぎ学校へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

見滝原中学校2年生の教室

 

 

『おはよ~みんな』

 

 

教室では友達であり戦友でもあるまどか、さやか、東雲がもう登校していた。

さやかが手をつないだまま教室に入ってきた久人とほむらを見て

 

 

「おふたりさん~朝から相変わらずアツアツだね~」

 

 

「べ、べつにいいでしょ。私たち付き合っているのだから//////」

 

 

照れながらもほむらは手を離さない。

 

 

「あたしも彼氏欲しいな~恭介のことはもう吹っ切れたし、新しい恋したいな」

 

 

「それがいいよさやかちゃん」

 

 

「まどかもそう思う?」

 

 

「うん」

 

 

さやかとまどかが話していると東雲が

 

 

「恋か……」

 

 

『どうした東雲?誰のことを考えているんだ?』

 

 

ニヤニヤしながら東雲に聞く

 

 

「べ、べつにマミさんのことなんか考えてないよ!//////」

 

 

『なるほど~巴さんか~』

 

 

「あんたも隅に置けないね~」

 

 

さやかもニヤニヤしながら言う。

 

 

「と、ところで佐倉は遅いね」

 

 

『(あ、話変えたな)たしかにおそいな』

 

 

そう話していると教室の扉が開き杏子が入って来た。

 

 

「あ、あぶね~もう少しで遅刻するとこだった……」

 

 

『どうした佐倉?寝坊か?』

 

 

「そうなんだよ。なんでアイツ起こしてくれねえんだよ……」

 

 

『アイツ?』

 

 

「い、いやなんでもない」

 

 

『ずっと思っていたんだけど、おまえどうやってこの学校に転入したんだ?』

 

 

「い、いいだろそんなこと。ホームルームが始まるぞ」

 

 

変化その2 杏子が見滝原中学校に転入してきた。しかし、どうやって転入したのかは教えてくれない

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後

 

 

帰る仕度をしている久人にほむらが

 

 

「久人。この後時間あるかしら?」

 

 

『あるけど……どうしたんだ?』

 

 

「ちょっと公園へ行かない?」

 

 

『いいぜ。行こうか』

 

 

 

 

 

 

公園

 

 

公園に着いたふたりはベンチに座った。

 

 

「ねえ久人」

 

 

『なんだ?』

 

 

「私を救ってくれてありがとう」

 

 

『どうしたんだ急に?』

 

 

「ちゃんとお礼を言ってなかったから……」

 

 

『そうか……じゃあ、次はおまえを幸せにする!』

 

 

「私はもう幸せよ」

 

 

『じゃあ、もっと幸せにする!』

 

 

「ふふ。期待してるわ久人」

 

 

見つめ合う久人とほむら

 

 

『キス、していいか?/////』

 

 

「ええ/////」

 

 

ふたりは目をつむりキスをした。長いキスはふたりにはもっと長く感じた。

 

変わった世界でこの先どうなるか分からない。

 

でもこのふたりの想いは変わることはないだろう。

 

 

End

 

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