さやか「まどか~はやくはやく~」
まどか「待ってよ、さやかちゃん」
さやかとまどかは放課後、急いでカフェに行こうとしていた。
さやか「はやくしないと数量限定の飲み物なくなっちゃうよ~」
急ぐ理由は数量限定の飲み物であり、さやかはまどかより前の位置にいた。
まどか「さやかちゃん、はやすぎ。もうちょっとゆっくり・・・・!?」
まどかがふと、さやかの頭上を見ると、さやかの隣の工事中の建物の上から鉄骨がさやかに向かって落ちてきていた。
まどか「さやかちゃん!危ない!!」
さやか「え?」
さやかが自分の頭上を見ると、数メートルまで鉄骨が迫ってきていた。
さやかは突然のことでその場から動けず、まぶたを閉じることしかできなかった。そしてそのまま
ドォォォォォォン
轟音が響き、土煙が周りに充満した。
まどか「さやかちゃーーーーーん!!」
まどかの叫び声も響いた。
さやか(あれ?痛くも何ともない・・・・なんで?それよりなんか暖かいような)
土煙が充満する中、さやかはつむっていたまぶたを恐る恐る開けると
「大丈夫か?」
目の前に見知らぬ少年がいて、さやかはその少年から庇うように抱きしめられていた。
さやか「え?ええっ!?ど、どういう状況?//////」
パニックになるさやか
さやか(あれ?)
さやかは少年の傍にいる土色の人型の何かが鉄骨を受け止めていたのを見た。
さやか(これって、もしかしてスタンド?)
さやかがそう思っていると
「もしかしてどこか怪我したのか?」
さやか「え?だ、大丈夫・・・・」
「ならいいんだが、人が集まってきたな。面倒事になるのは御免だから、後は任せた」
さやかを放すと少年は去っていった。
さやか「え?ちょ、ちょっと」
まどか「さやかちゃん!」
いつの間にか土煙が晴れていて、まどかが駆け寄って来た。
まどか「大丈夫・・・・なの?」
さやか「え?ああ、全然大丈夫。あたしにはあたらなかったから」
まどか「よかった。さやかちゃんに何かあったらわたし・・・・」
まどかが泣きはじめていた。
さやか「な、泣かないでまどか、ほらこの通りピンピンしてるから」
この後、警察がやってきて色々聞かれたが、さやかは助けてくれた少年のことは話さなかった。
結局、カフェには行けずふたりとも家に帰った。
さやかの家 さやかの部屋
さやかは自分の部屋に入るなりベッドに飛び込んだ。
さやか「今日はなんか疲れたな」
さやかが天井を見てボーっとしていると
大丈夫か?
助けてくれた少年の声と顔を思い出した。
ドクンッ
さやか(な、なに、胸が苦しい//////)
さやかは自分の枕を抱きしめた。
さやか(これってもしかして・・・・/////)
さやかがこの感情の正体に気付くのに時間はかからなかった。
To be continued