見滝原中学校 2年生の教室
さやか「はぁ~」
大きくため息をつくさやか
久人『美樹のやつ、ため息ついてるけど』
ほむら「さやかにしては珍しいわね」
東雲「なんか元気もないね」
杏子「なんかあったのか?」
久人達が遠くからさやかを心配していると
まどか「実はね昨日・・・・」
まどかが昨日、さやかの頭上に鉄骨が落ちてきたことと
さやかを助けた少年のことを話した。
久人『そんなことがあったのか!』
杏子「でも無傷だったんだろ?なんで元気がないのさ」
東雲「やっぱりどこか怪我しているんじゃ・・・・」
ほむら「本人に聞いた方が早いと思うのだけれど」
というわけでさやか本人に聞いてみることにした。
まどか「さやかちゃん、やっぱり昨日のことでどこか怪我したの?」
さやか「えっ?いや全然大丈夫だから!」
杏子「にしては元気ないじゃんか」
さやか「実は・・・・助けてくれたやつの顔が頭から離れなくて/////」
東雲「へ?それって・・・・」
さやか「あいつの顔を思い出すたび胸が苦しくて、ドキドキが止まらないの////」
久人『そりゃあもう・・・・』
さやか「うん。分かってる。あたしを助けてくれたあいつのことが好きになったの////」
ほむら「なるほど。その人の手がかりは何かないの?」
さやか「名前言わなかったし、あたしも名前を聞きそびれて・・・・あ!」
久人『なんか思い出したか?』
さやか「スタンド!スタンド使いだった!」
久人『え?美樹は今もスタンドが見えるのか?』
さやか「うん。元、とはいえ魔法少女だったからか今でもスタンドは見えるの」
東雲「でも、僕の知ってるスタンド使いは九十九だけだし」
久人『俺はスタンド使いならたくさん知ってるが、全員俺の故郷の杜王町にいるからな』
さやか「そっか、結局分からずじまいか・・・・」
杏子「なあ、承太郎なら何か知ってるんじゃないのか?」
まどか「承太郎さんってまだいるのかな?」
久人『当分、見滝原にいるって言ってたけど』
ほむら「それなら承太郎さんに聞いた方がいいんじゃないかしら?」
さやか「そうね!なんか希望が見えてきた!」
先生「みなさーん。ホームルームはじめますよ。席に着いてください」
いつの間にかチャイムが鳴り、久人達は席に戻った。
先生「みなさん。いきなりですが、このクラスに転校生がきました」
ざわざわ・・・・
教室がざわつく
先生「土村君、入ってきてください」
ガラガラ
転校生の少年が入って来た。
「土村英太です。よろしく」
さやか(あれ?あの転校生どっかで見たような・・・・)
転校生は昨日さやかを助けた少年だった。
さやか「あーーーーー!!」
さやかは突然立ち上がり、大声を出した。
先生「ど、どうしました?美樹さん?」
土村「あれ?おまえは昨日・・・・」
先生「美樹さんと知り合いですか?」
土村「まあ、そんなところです」
久人『この様子だと美樹を助けたやつはあいつだな』
東雲「探す手間が省けたね」
久人と東雲は小声で話した。
ホームルームが終わると、さやかはすぐに土村の席へ行き
さやか「えっと、その、土村だっけ?」
土村「ん?ああ、昨日の・・・・えっと」
さやか「あたしの名前は美樹さやか。その、昨日は本当にありがとう」
土村「どういたしまして。怪我はなかったか?」
さやか「うん。全然大丈夫。土村が助けてくれたおかげでこのとおり」
土村「それはよかった。でもまさか転校した学校とクラスが同じだとはな」
さやか「そ、そうね。あたしもびっくりした。そ、それより放課後、時間空いてる?/////」
土村「ん?空いてるよ」
さやか「そ、その、昨日のお礼がしたいからさ、なんか食べ物でもおごらせて////」
土村「別に気にしなくても」
さやか「このままじゃあたしの気が済まないの!」
土村「わ、わかった。じゃあ、放課後に」
さやかの圧に押されて土村は承諾した。
まどか(さやかちゃん、がんばれ!)
その様子をまどかと久人たちは見守っていた。
To be continued