見滝原中学校2年生の教室 昼休憩
杏子「あ~腹減った。昼飯、昼飯っと」
杏子は鞄から包みを取り出し、それを解いて弁当箱を出し、蓋を開ける。
杏子「げっ」
杏子の表情が歪んだ。
杏子「ミニトマトが増えてやがる・・・」
杏子はミニトマトが苦手である。
杏子は弁当箱を包んでいた包みの中にメモが入っていたのを見つけて読んだ。
杏子「はぁ~どうすりゃいいんだこれ・・・また残すか・・・でもそうしたら・・・」
久人『なにひとりでブツブツ言ってんだ佐倉?』
杏子「うわ!」
突然久人に話しかけられ、杏子は驚いてメモを久人の足元に落とした。
久人『なんか落としたぞ。ん?なになに・・・』
杏子「あ!か、返せ!読むな!」
しかし、時すでに遅し、久人にメモを全部読まれてしまった。その内容が
杏子へ
弁当にミニトマトを入れてからというものの、毎回残して食べないからオレはあることを思いついた。
それは、ミニトマトを残すたびに次の日の弁当のミニトマトがひとつずつ増えていくということ。
昨日はミニトマト1個残したから、今日はミニトマトを2個入れた。
もし今日1個でも残したら、明日は3個入れるということだ。
このまま残し続けるようであれば、最終的に弁当箱がミニトマトだけになるぞ。
それが嫌だったらミニトマトを残さず食え。以上
という内容だった。
久人『この照ってのは誰だ?』
杏子「だ、誰だっていいだろ!」
さやか「あやしい~誰なの?」
さやかがいつの間にか現れた。
杏子「さ、さやか。い、いつの間に・・・」
まどか「わたしも気になるな」
杏子「ま、まどかまで・・・」
マミ「私も気になるわね」
杏子「ま、マミ!?ここ2年生の教室だぞ!?」
ほむら「白状した方が楽になるわよ杏子」
杏子「みんな集まるの早すぎんだろ!」
久人たちは無言で杏子に圧力をかける。
杏子「うう・・・わかった白状するよ!照は一緒に住んでる彼氏だ!」
久人『おお~』
さやか「やっぱりそうだったか」
まどか「どんな感じの人?」
杏子「今、写真はねえんだ。ちなみにスタンド使いだ」
久人『そうなのか!?』
杏子「もう白状しちまったし、気になるなら放課後、あたしの家に来るか?」
久人『そうだな。じゃあ、東雲たちも誘ってスタンドを見せあうか』
さやか「もちろん、あたしたちも行くわよ」
マミ「ふふ、楽しみね」
ほむら「もしかしてその人、杏子の転入に関係が?」
杏子「それも追々話すよ」
こうして放課後に久人、刃、英太、夜一、ほむら、マミ、さやか、まどかの8人で杏子の家に行くことになった。
To be continued