「最近のことでなんか思ってることとかないの?」
質問はすでに後半戦に入っていた。モスティマは考えている質問という質問はあらかた聞き終わり、その答えのほとんどが秘密ですと返されていた。今のモスティマはとりあえず思いついた質問を聞いているような状況だった。
「最近か…モスティマかっこいいかわいいイケメンとか?」
「ちょっとぉ、もしかしておちょくってる?」
「いや本心だよ。一目見たときから思ってる。」
「褒められるのは嬉しいけど、聞きたいのはもっと別の事だよ。ほらぁ、何かないの?」
「執事生活って意外と楽しかったな。」
「もしかして雇い主とか探していてたりする?」
「……今のところ主人にしたいって思う人は1人だけかな?」
「お!誰?誰?有名人?」
「有名人だとは思うけど…どこまで有名かはわからないな。」
カセロはそこで区切りよく言葉を止めた。その様子に不思議に思ったモスティマは疑問を言葉にする。
「……で?続きは?」
「そこら辺は後で話しましょ。」
「ん?どういう……なるほどね。」
モスティマはこの場所に近づく人がいることを察知した。モスティマがその人を見るために顔を動かす動きに連動してカセロも顔をそちらへ向けた。
そこには1人で静かに歩くケルシーの姿があった。
なぜ医療部門の総責任者様がここに?と疑問に思いつつ、彼女の第一声を待つ。
「こんな場所で待たせてしまったすまない。君がカセロと言う客人か?」
「はい。」
自分が客人と認識されていることにほっとしながらカセロはその言葉を吐いた。
「私はロドス医療事業のリーダー、ケルシーと言う。よろしく頼む。まずは場所を変えよう、ここは話し合う場所としては不適切だろう。着いてきてくれ。」
カセロとケルシーは簡単に握手を交わし、歩き出した。そこに会話はない。何とは言えないが謎の緊張感が漂っている気がした。
そしてモスティマもしれっとカセロの後をついて行っていた。
そうして案内された部屋は応接室のような場所だった。部屋の中央に机を挟んで2つの長椅子。観葉植物に実績か何かが壁掛けられている。
「すまない。ここでしばらくの間待っていてくれ。急な来航で準備が不十分なのだ。」
「こちらこそ突然現れてすまなかった。ゆっくりと休ませて貰おう。」
「感謝する。それでは失礼させてもらおう。」
そういってケルシーは出て行った後にカセロが言った。
「おとがめ無しだったな。」
「何か怒られるような事したの?」
「……特にないな。」
そうしてカセロは椅子に座った。その隣にモスティマが座る。
「確かモスティマは仕事があるからロドスに帰ってきたんじゃなかったか?」
「別に急ぎの用じゃないからいいんだよ。そんな事よりこっちの方が大切さ。」
「ふーん。」
そこで突然部屋の扉が開き、人が入ってきた。急な出来事にモスティマがガバッと勢い良く振り向いたため、入ってきた人が一瞬ビクッと震えた。そしてわずかに震えた声で言った。
「失礼します。」
その人の手には湯気が漂う湯飲みを乗せたお盆があった。
「あ、ごめんね。怖がらせちゃったかな?」
「いえ、お構いなく。」
その人は素早く、そして丁寧にお茶を机において「失礼します」と言って返っていた。とても業務的だった。
テンションは変えません 誤字脱字、アンチ、応援、ストーリー展開考案何でもござれ
まずは前座。
そして本編へ。
GWなんて何の役にもたちませんでした。頭の中はアークナイツよりも推しの子だった気がします。漫画を揃えるために2日と6ヶ所の書店に行きました。結局友達が持っているのを購入する結果となり無事揃えることが出来ました。