そして俺はPC持ちのお兄さんと連絡先を交換した。なんと幸運なことに、オリジナルカスタムスペックPCをプレゼントしてくれることになった。ありがたやぁ。
ルンルン気分で、静かに通路を歩く。またもや、セムは迷路を進むように右に左へと進んでいた。
だが突然、既視感に襲われる。
この場所で起こるとは思ってもない事態に、セムは立ち止まりなんだ?と辺りを見渡そうとした。だがここは一本道の通路で、道地味に人がいる。壁に腰掛けるように、小さく縮こまっておこう。
ギロギロと見渡すが、何もない。諦めようとは思ったが、気になるのでアーツで調べることにした。
さすがのアーツ、一発でわかった。つい先ほどホシグマさんと行き違っていたようだ。ホシグマさん?……なんでいるの?それも1人だったよな。単独行動?チェンさんどこ?あれ?
そういえば、立場的にはどうなってるんだ?ロドスで働きながら龍門でも働くって感じなのかな?条件下で共同作戦を行う的な?一時的にサポートキャラとして任務を遂行するとか?わかんね。
まぁ少なくともすれ違っても気がつかれなかったということは、過去の記憶的な何かもう存在しないに等しいだろう。悲しいな。同一人物って言う証拠がないし、ちょっと角と顔と身長が同じだけだし……可能性はあるくね?ちょっと服脱いだら可能性あるくね?
可能性ってなんだよ。会ってなにするんだよ。昔話?あれからどうなったかとか?……たき火を囲みながらやりたいかも。酒を飲みながらってシチュもいいな。……いいな。
原因もわかったので俺は再び歩き出す。
だがおかしいな。この俺がホシグマさんを見逃すか?この俺だぞ。……理解が出来ない。気が抜けているのか?だがその程度で……最近色んな事があって気が抜けていたんだろう。そうだろう。
もうね、シーハウスを探そう。シーハウスを見つけたら全て完璧だ。
そうして歩き出す。幽霊探偵団からも逃げ続け、不審人物を見るように睨み付けるこわ~~い御方からも逃げ、時間という物はあっという間に過ぎていく。
そしてその日は来た。
「来たか。ほれ、出来たぞ。」
「うわぁ……すごい。」
目の前にはノートPCがある。例の自作PCお兄さんがわざわざ作ってくれたPCだ。前世では作ってみたいと思っていながら、一生手を出すことはなかった代物だ。
「だいたいの操作はわかるんだよな?」
「普通の操作であれば出来ると思います。」
今世と前世のPCがどれほどの違いがあるかはわからないが、キーの配列は同じだ。なんとかなるはずだ。
「まぁわからない所があったら遠慮無く聞いてくれ。」
「はい、ありがとうございます。…報酬?ってどうなるんですかね?」
自作PCお兄さんは特別、何しろあれしろと言った記憶が無い。少なくともPCは高価な部類入るだろう。だが心配する事なかれ、ケルシー先生によって給与?……お小遣いが与えられてる。特別使うこともないので満額ポケットの中である。食堂すら利用していない。っふ、勝ったな。
「良いって、また仲間が見つけられ嬉しいし。」
「また、ってことは他にもパソコンが好きな人が沢山居るんですか?」
「沢山はいないな……俺を合わせて4人って所だ。」
「ぉお~~?」
少ないのか多いのかわからない。
「君が新たにみつけれらて、合わせて5人になったな。」
和やかに笑いながら、そう言うお兄さんはかわいくに見えた。……おかしいな、男の娘適正はないはずなのに。優男のはずなのに。
「もしも何か手伝えることがあれば何でも言ってください。ほぼ暇なんで、協力できると思います。」
「おぉ~それはありがたね。だけどいいかな。特別手伝って貰うようなことないし、…強いて言うならご飯でも奢っても貰おうかな?」
「はい。よろこんで。」
「良い返事だね。もしかして今日も暇なのかな?」
「はい。」
「じゃあ今から奢って貰おうかな?」
「それでは行きましょう。」
そうは言うが、食堂の場所がわからないのでお兄さんの横を半歩後ろを歩く。相変わらず視線は多い。
テンションは変えません 誤字脱字、アンチ、応援、ストーリー展開考案何でもござれ
無職に出会いがあると思うなよ。
イメージ膨らまなくてきついです。ほぼ原作キャラは登場しないと思った方が良いです。そしてちゃんと良い終わり方が見つかりません。俺達の冒険はここからだ的な流れで強制的に終わると思います。
ネタバレかも知れませんが、宣言します。主人公によって鉱石病がどうこうなるつもりはありません。ケルシー先生によってもないと思います。
そんな世界…俺には妄想できなかったよ……