好きには不祥がつきまとう   作:庭顔宅

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6/19 進出のアドバンス

そして俺はPC持ちのお兄さんと連絡先を交換した。なんと幸運なことに、オリジナルカスタムスペックPCをプレゼントしてくれることになった。ありがたやぁ。

 

ルンルン気分で、静かに通路を歩く。またもや、セムは迷路を進むように右に左へと進んでいた。

 

だが突然、既視感に襲われる。

 

この場所で起こるとは思ってもない事態に、セムは立ち止まりなんだ?と辺りを見渡そうとした。だがここは一本道の通路で、道地味に人がいる。壁に腰掛けるように、小さく縮こまっておこう。

 

ギロギロと見渡すが、何もない。諦めようとは思ったが、気になるのでアーツで調べることにした。

 

さすがのアーツ、一発でわかった。つい先ほどホシグマさんと行き違っていたようだ。ホシグマさん?……なんでいるの?それも1人だったよな。単独行動?チェンさんどこ?あれ?

 

そういえば、立場的にはどうなってるんだ?ロドスで働きながら龍門でも働くって感じなのかな?条件下で共同作戦を行う的な?一時的にサポートキャラとして任務を遂行するとか?わかんね。

 

まぁ少なくともすれ違っても気がつかれなかったということは、過去の記憶的な何かもう存在しないに等しいだろう。悲しいな。同一人物って言う証拠がないし、ちょっと角と顔と身長が同じだけだし……可能性はあるくね?ちょっと服脱いだら可能性あるくね?

 

可能性ってなんだよ。会ってなにするんだよ。昔話?あれからどうなったかとか?……たき火を囲みながらやりたいかも。酒を飲みながらってシチュもいいな。……いいな。

 

原因もわかったので俺は再び歩き出す。

 

だがおかしいな。この俺がホシグマさんを見逃すか?この俺だぞ。……理解が出来ない。気が抜けているのか?だがその程度で……最近色んな事があって気が抜けていたんだろう。そうだろう。

 

もうね、シーハウスを探そう。シーハウスを見つけたら全て完璧だ。

 

そうして歩き出す。幽霊探偵団からも逃げ続け、不審人物を見るように睨み付けるこわ~~い御方からも逃げ、時間という物はあっという間に過ぎていく。

 

そしてその日は来た。

 

「来たか。ほれ、出来たぞ。」

 

「うわぁ……すごい。」

 

目の前にはノートPCがある。例の自作PCお兄さんがわざわざ作ってくれたPCだ。前世では作ってみたいと思っていながら、一生手を出すことはなかった代物だ。

 

「だいたいの操作はわかるんだよな?」

 

「普通の操作であれば出来ると思います。」

 

今世と前世のPCがどれほどの違いがあるかはわからないが、キーの配列は同じだ。なんとかなるはずだ。

 

「まぁわからない所があったら遠慮無く聞いてくれ。」

 

「はい、ありがとうございます。…報酬?ってどうなるんですかね?」

 

自作PCお兄さんは特別、何しろあれしろと言った記憶が無い。少なくともPCは高価な部類入るだろう。だが心配する事なかれ、ケルシー先生によって給与?……お小遣いが与えられてる。特別使うこともないので満額ポケットの中である。食堂すら利用していない。っふ、勝ったな。

 

「良いって、また仲間が見つけられ嬉しいし。」

 

「また、ってことは他にもパソコンが好きな人が沢山居るんですか?」

 

「沢山はいないな……俺を合わせて4人って所だ。」

 

「ぉお~~?」

 

少ないのか多いのかわからない。

 

「君が新たにみつけれらて、合わせて5人になったな。」

 

和やかに笑いながら、そう言うお兄さんはかわいくに見えた。……おかしいな、男の娘適正はないはずなのに。優男のはずなのに。

 

「もしも何か手伝えることがあれば何でも言ってください。ほぼ暇なんで、協力できると思います。」

 

「おぉ~それはありがたね。だけどいいかな。特別手伝って貰うようなことないし、…強いて言うならご飯でも奢っても貰おうかな?」

 

「はい。よろこんで。」

 

「良い返事だね。もしかして今日も暇なのかな?」

 

「はい。」

 

「じゃあ今から奢って貰おうかな?」

 

「それでは行きましょう。」

 

そうは言うが、食堂の場所がわからないのでお兄さんの横を半歩後ろを歩く。相変わらず視線は多い。




テンションは変えません 誤字脱字、アンチ、応援、ストーリー展開考案何でもござれ

無職に出会いがあると思うなよ。

イメージ膨らまなくてきついです。ほぼ原作キャラは登場しないと思った方が良いです。そしてちゃんと良い終わり方が見つかりません。俺達の冒険はここからだ的な流れで強制的に終わると思います。

ネタバレかも知れませんが、宣言します。主人公によって鉱石病がどうこうなるつもりはありません。ケルシー先生によってもないと思います。

そんな世界…俺には妄想できなかったよ……
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