ちょっとだけ見覚えがある道を進むと、目的地に着く。コンコンノックをして、中に入る。
「失礼します。……セムです。」
そこからなんやかんやあって、仕事を貰った。ちゃんとPCでできるか確認もした。完璧だろう。
仕事はデータ入力が基本だった。枠作ってタイトルを入力して数字を沢山書き込む。楽しい。ただ文句を言うのなら、テンキーがないのが悲しい。電卓みたいにパパパパ!ってやるのが格好いいんだよ。
更に文字入力が少ないなぁと思いながら1晩と少し。仕事は終わった。腰が痛くないっていいよね。ついでに喉も渇かないし、雑音が少ない。椅子はアーツでカスタムして、自由自在だ。環境が良いな。
セムは終わった仕事を実質的な上司へ送り、更なる仕事を要求するために一日ぶりに外に出る。部屋の窓から外が見えるので今が昼ぐらいだということがわかる。
前回と同じ部屋なので、ダッシュに見えない程度に早歩きで向かう。今は散歩に用はないのだ。
コンコンノックをして中に入る。そして前回と同じ事を言う。
「失礼します。セムです。」
そして前回と同じように
前回の不思議な者を見る目から、可笑しな者を見るような目に変わっている。
「…どうした?」
「新たな仕事を貰いに来ました。前回の分は言われた通り送りましたよ。」
「ちょっと待ってな……か。これはさすがと言うべきだな。」
「どうも。」
「これでも1週間分だったんだけどな。」
1週間!?一日八時間労働週休一日制、計週四十八時間相当ノ労働。48時間分か…それを24時間で……まぁ所詮新入社員と見られての計算だろう。熟練社員の一時間の労働量と、新人社員の一時間の労働量は結構差があるのだ。それが2倍も差あるかは知らない。
「とりあえず、その4倍以上はください。」
またここに来るのは面倒くさい。なんなら12倍でもいい。まだ俺は全力でタイピングしていない。余裕はあるときに持つものだ。
「さすがに量が量だからな、自分の部屋で、じゃなくてここでやるなら良いぞ。」
「自分のスペースあります?」
辺りを見てみると机がまばらに設置され、それぞれに人が居る。通路以外は全て作業スペースといった感じ。席に空きはなく、沢山のオペレーターが働いている。
「……そうだな…………俺のスペースの一部を切り崩してなら…、ぐらいか?」
俺の体は小さい。適当によぎぼーなもふもふで自由可動な椅子にもたれ掛かって、膝をたたんで体操箱のようにカタカタタイピングをすればいい。声をかければ側に上司がいて、すぐに新しい仕事が貰える。最高かよ。俺の腰のLVは限界突破。腰痛など知らん。24時間265日同じ姿勢でも余裕だ。
「それでいいでしょう。」
いつもカタカタしているマスコット的存在に俺はなる。
「なんで急に偉そうになるんだよ……さぁPC取ってこい。俺は空間を確保してくる。」
「了解です。空間は小さくて大丈夫です。」
「まぁ…、可能な限り確保してみるわ。」
その言葉を最後にまたもや競歩で自室に戻る。急いでおいて、まだ準備が終わってませんではなんか気まずい気がするが、本当にこじんまりとした空間だけが欲しいので急ぐ。
テンションは変えません 誤字脱字、アンチ、応援、ストーリー展開考案何でもござれ
何を書きたかったのかわからなくなりました。なので書きたかったことを進めます。