素早く部屋に戻りPCを確保し、アーツでヨビボー的なクッションを作る。自分の身長の1.5倍ほどの大きさのぷよぷよのクッションだ。これは職場での俺の椅子兼机兼家だ。
アーツ製なので形を自由に保てて、ぷるぷるで、ひんやり、ほかほかです。さすがアーツ製!カププコン制とは格が違う!
PCを大切そうに両手で抱え、クッションを頭にかける。クッションは黒くて大きくて太い。まるでベールのようだった。そして大きすぎるので地面に引きずっている状況になってしまっている。アーツのパワーで1mmほど浮かせておこう。
必要な物はまとめたので上司の元へ向かう。まるでスライムのようにすすすと平行移動をしながら上司の席へ向かう。
そこには既に荷物を角に積み上げ、半分ほどのスペースを空けた上司の姿があった。
「ん?はやいな。……なんというか、荷物はそれしかないのか?」
「はい。端のスペースお借りします。」
そう言って、開いているスペースの隅に、クッションを置く。そして座り込みながら、形を座椅子のように整える。まるで日傘のように、頭上にもクッションを持っていき、光を制限する。わかりやすく言うとクッションの形はまるでCのような感じだった。
だいたい1/8のスペースだろうか。コンパクトだ。
満足げにしていると、上司が何とも言えないような顔をする。
「……これだけしかないと言うべきか、これだけあると言うべきか…、てか、本当にこれしかないのか?」
「これだけあれば充分ですよ。」
上司の机の上を見ると、コップやら時計やら書類やらタブレットが3台に雑貨やら砂時計やら。地味にいろいろな物がある。それに対してセムはクッションとPCただ2つだけだ。
「…まぁいいか。自分のことは自分で調整しろよ。」
「はい。」
よし、面倒事は終わった。次はお仕事の時間だ。
「では、仕事はありますか?」
「眩しいぐらいに熱意があるな。だが仕事に期待はするなよ。」
「はい。」
期待をしているのは、仕事だけど仕事じゃないから。熱意があるのは仕事ではなくPC操作である、と言った方がわかりやすいかな。
そこから仕事を貰った。仕事内容はもはや事務員とは思えない。なんかのイベント運営委員会だ。要望書であれば、まとめる。必需品の要求書であれば、これもまとめてさらに数字叩き込んでまとめる。そして、それらを更にまとめて上司のメアドに叩き込む。
隣に上司がいるので、文句や問題があれば直接言われかもしれない。なかなかの緊張感だったぜ。
今回は上司の仕事の一部を貰っている形なので文句は言わんが、圧迫反対。パワハラ反対。
そんな流れでカタカタしていうると、あら不思議。仕事がなっくなりました。今は上司と雑談を始めようとしていた。
「これしかないんですか?」
「俺の分はもうねぇよ。まったく、指本当に5本か?20本ぐらい隠してるんじゃないだろうな?」
上司はいつの間にか、コップを片手に優雅にティータイムをしていた。白い湯気が見える。
「両手合わせて10本ですよ。」
脳内で(※アーツで千本でも増やせます)と注意書きしておく。
「それにしても速いな。いくらパソコンといっても、俺とお前とでそんなに変わるのか?」
「先ほどの見たタイピング速度が答えでは?」
「それ相応の能力ってことか。俺もやってみようかな。」
「PCはパーソナル(PCくれた人)に言ってください。僕も作って貰いましたから。」
「あいつか…ちなみに、勧誘された感じか?意気投合した感じか?」
「意気投合、だと思います。」
「類は友を呼ぶってやつか。…まぁ俺も一台ぐらい持ってても良いか。」
そこで上司は立ち上がる。
「今から話し合いしに行くのですか?」
「ああ、そして俺は帰るよ。仕事も終わったし。」
「………本当にもう無いんですか?」
「あるっちゃあるけど、緊急の仕事じゃないし。」
「やりたいって言ってるからいいじゃないですか。それください。」
「急に言われても無理だ。大人しく明日まで待て。」
「明日になったら貰えると?」
「まぁな。」
言質は取った。今日は勘弁してやろう。
「わかりました。それじゃあさようなら。」
「お前は帰らないのか?」
「このまま仮眠でもとります。」
「そうか。お休み。」
「さいなら。」
上司は帰っていった。そして俺も仮眠………なんてすわるわけがないだろう。俺は立ち上がる。そして歩き出す。目的地はすぐ側だ。
テンションは変えません 誤字脱字、アンチ、応援、ストーリー展開考案何でもござれ
やる気とは覚悟と魂で作るものです。たとえテストと試験と周回とアプデと新しいゲームリリースと保安駐在とミズキちゃんと3.5周年と3徹があってもやらねばなりません。
たぶんアークナイツアニメ第二シーズンまでに俺は死にます。その頃までには転生したいですね。どちらにせよアークナイツアニメ第二シーズンで死ぬので意味ないですけど。
ロドスオリジニウムレコードも読みたいです。