好きには不祥がつきまとう   作:庭顔宅

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3/3 嘆く海の雪辱 主side

闇に隠れる。それは陰のように。今日の月の光は雲に隠れていた。そこに建物に隠れ、今日も寝ようとする陰がある。

 

今の現状を説明するとなると夜だ。山を歩いて降りていたら夜になっちゃった……なので探索は明日からですね。さすが観光地と言うべきか、夜は人が殆どいない。警備隊みたいな人が少し巡回しているぐらいだ。

そんな中黒いフードが一人ポツンと居てみろ。職務質問されるぞ?いやこの世界だと逮捕?まあそんなわけで絶賛路地裏で睡眠です。

路地裏大好きですっ!

 

金はある。明日はビーチに行こうかな……それとも料理巡りも良いね……悩むわ~……

 

シュヴェルは横の小道に誰かがたった一人で走り抜けようとしている気配を感じた。シュヴェルはそっと息を止めて目だけを小道に向ける。

 

どんどん近づいていくるわ。こんな時間にたった一人で走るなんて……面倒ごとの気配だ。いやだ。面倒ごとは巻き込まないでくだ早っや…気を抜いた瞬間に来るの辞めてよ。見えなかったじゃん。灰色のポニテロング、ケモミミ、露出高めしか分らなかったぜ。

 

ポニテロング………?灰色………?シエスタ………?俺の記憶によると一人だけ思い当たる。もしも、もしもそいつがネームドキャラならばそいつは暗殺者だね。これは見に行くしか無いよなぁ~~?

 

そっと上の屋根に登る。そしてポニテが行った方に屋根を伝って追いかける。

 

 

見失った。(僅か一分間程度)

 

とりあえずでポニテが行った方に行ったけど何も見つけられなかった。怪しい人影も怪しい取引も、何一つ見無かった。

 

俺は物わかりは良い方だ。今日は諦めてやる。

 

シュヴェルは屋根から降り、すぐそこの路地裏に戻り睡眠体勢になる。

 

ダメな日はとことんダメ。これは俺の人生的によくあることだった。明日観光楽しむ。以上お休みなさ

 

「こんな所でどうかされましたの?」

 

 

驚きのあまり勢いよく声のする方向に振り返ってしまう。そこには膝を折りしゃがみながらこちらに声をかけるお嬢様がいた。

 

………お嬢様口調。

 

「こんな所に何でいる?」

 

お嬢様はお屋敷で大人しくしてなさい。こんな夜にお嬢様が一人でいるなんて……背後になにか黒い組織居るんでしょ?わかってるよ?そんなアニメ小説漫画沢山見たからね?

 

「ちょっといろいろありましてね。そんなことよりこんな中心地区でこんな路地裏で寝ようとしているのかしら?」

 

あーね。つまり乞食は黙ってスラム街行けって事ね。シエスタにスラム街あったけ?とりあえず浜辺まで一度逃げるか。

 

シュヴェルは立ち上がり路地裏を抜けようとする。だがそこに一つの制止の声があがる。

 

「お待ちくださだる?どこに行こうとしているのかしら?」

 

シュヴェルは足を止める。

 

「どこかに帰る場所はあるのかしら?」

 

………どっちだ?パターン一。貧乏人はおもちゃ。苦しめバカタイプ。パターン二。良かったら家に止らないかしら?脳天気箱入り娘タイプ。

 

この世界で優しい人なんているわけないだろいい加減にしろ!俺は抵抗するで?こぶしで?

 

「あると思う?」

 

「良かったらお話相手にならないかしら?お話し合いをしてくれたらお金をあげるわ。」

 

あふん優しかった。ごめんね、決めつけて……

 

シュヴェルは振り返る。そこでまた驚きのあまり目を見開く。お嬢様が路地裏に座り込んでいた。その青く白いスカートが汚れることを問わずに。

シュヴェルはお嬢様の前に正座する。

 

「そんなにかしこまらなくて大丈夫ですわよ?」

 

「いえ……」

 

無理やて。出来るわけ無いじゃん。明日から足も向けて寝れないわ。

 

「それじゃあまずは自己紹介ね。私はセイロン。よろしくね。」

 

は?セイロンってあのセイロン?配布のセイロン。能力がぱっとしないから使わなくなってしまったセイロン?そもそもシエスタグループが少なすぎる。セイロンとシュヴァルツでどうやってステージクリアするんだよ?シュヴァルツ持っていないから医療オペ一人だけだよ?どうやってやれと?ドッソレスグループと合わせたら丁度良い感じだと思った。ラ・プルマ、水チェン強いんじゃ~。そういえばここがドッソレスの可能性考えついてなかったわ……想像力にわかめ。

 

「良かったら君の名前も教えてくれないかしら?」

 

名前……変えるべきなのか?いや鬼角の時はシュヴェルって設定で良いか。

 

「シュヴェルだ。」

 

「そうなのシュヴェル。それじゃあどうしてここに居るか教えてくれないかしら?」

 

「さまよい歩いてきた。」

 

「そう。じゃあ親御さんや知り合いは居るのかしら?」

 

「いないね。」

 

「じゃあ料理出来るかしら?あと多少の運搬とか。」

 

ん?既視感……

 

「礼儀正しいし、もし良ければメイドに推薦しようと思っているのだけど?」

 

わお……まずそこは執事だろ?俺は男ぞ?セイロンはそもそも性別を分かっているのか?分かってなさそうだな……料理って言ってるし雑用全般が仕事かな?確かにこれは良い仕事だ

 

「いやだ。」

 

だが断る。お嬢様の家は面倒くさい。上下関係に仕事の質。そこら辺の食事処の方が良い。

 

「そうありがとうね。はいお礼。」

 

ポンッと綺麗な袋が渡される。パサパサと紙の擦れる音……へっへ姉御あざます。

 

「それじゃあね。「こんなところに居たのかセイロン様?」ッッ!」

 

背後から男の声がする。そしてセイロンの顔が驚愕に変わる。視線は後ろに釘付けだ。

シュヴェルは後ろを向く。そこには路地裏を埋め尽くす程の黒いフードを纏った集団が居た。おっと、どうやら後ろだけではなく前にもお出ましのようだね。ハッハ忘れていたよ。面倒な強制イベントだったわ。

 

「私も荒事は望んでいません。さぁこちらに?」

 

「……いいでしょう。」

 

セイロンは立ち上がりリーダーぽい男の前に行く。

 

「良い子です。さあやりなさい。」

 

突如として前に居た集団が動き出し、俺を嬲った。男に嬲られる趣味はないんだがな。それじゃ。イッツショウタイム………

 

* * * * *

 

「何をするのです!?。」

 

セイロンは怒りを男に向ける。だが男は意図も当たり前のようにいう。

 

「目撃者は消すのが一番です。さぁセイロン様こちらに。」

 

「そんな冴えない男より俺とはいかかですか?」

 

「ッ!?」

 

男は驚愕した。さっき手下にやられたはずの餓鬼がセイロン様の目の前に居たのだ。それもそのフードに傷一つ付けずに。そして餓鬼はダンスを誘うように手を差し出していた。

 

「お前達?どうしたのだ?」

 

男は焦ってさっきまで餓鬼がいた所を向く。だがそこには同じく無傷の手下がいたのだ。そして手下共は誰一人としてその現状を理解していなかった。

 

* * * * *

 

イリュージョンマジック☆

 

手品は簡単。あいつら連携もなしボコスカ殴ってくるだけだし足下が隙だらけなんだよなぁ。袋を二つ、フードから抜き取って中に俺の模型をフードに生成してその場に残します。後は子供の体の小ささを使って足をすり抜けて抜け出す。そしてフードを再生成。ちゃんと模型入りのフードは消すとマジックになるよ!

 

かっこつけてお誘い文句を付ける。完璧。男の驚いた顔が良い三下感溢れていまねぇ~。

 

「貴様ッ!どうやった!!」

 

「そんな事も分からない雑魚に言うことはない。」

 

「お前達!!やれッ!!!」

 

なんか負けフラグ。フラグの取り扱いは丁重にしないと……

 

「お逃げなさい!それだけの実力があるならできるでしょう。逃げなさい。」

 

あっ追いフラグだ。個人的には実力があるのに逃げろと言うのがわからない。実力はあるけどこれだけの数は無理だっていう判断?助けてって言わない筋金いりのお人好しにはお返しをしないとねぇ。

 

「俺は恩には恩で返す性分でね。それに……」

 

集団がこの狭い路地裏に迫り来る。

 

「前金はもう貰っちゃったからね。」

 

集団は抜刀してシュヴェルに斬りかかる。

 

「眠ってろ。」

 

シュヴェルがそう言うと集団は一瞬で一切の例外無く眠るように倒れていった。

 

「ヒッ。いったいどうやったのだッ!!」

 

「しつこい男は嫌われるぞ?ちなみにそこら辺に居る奴らもやったか。」

 

シュヴェルは屋根の上を指さしながら男に近づく。

 

「ッ来るなぁッ!。」

 

「眠ってろって言ったぞ?」

 

シュヴェルは綺麗な回し蹴りをした。男は路地裏の外まで吹き飛ばされ、頭を地面にぶつけて気を失った。

 

完璧……俺はこの日のために回し蹴りを練習したんだ。まぁ嘘だけど。集団が気を失った理由?源石で頭を高速で揺らして脳震盪起こした。首もげないか心配だったのはここだけの話だ。

 

「あ、あなたはいったい何なのですか?」

 

後ろに居るセイロンが声を震わせながら言う。

 

……考えろ、なんて言うのが最高に格好いいのだ?……ここシンプルに

 

「ただの糞餓鬼だよ。」

 

そう言いながら無表情で振り返る……フードで顔見えないから意味ないわ。身長差って案外致命的に問題を起こすんだね。

 

セイロンの目は揺らぎ、驚いていた。

 

ん~~これからどうしよう?何も考えていない。ここからいったいどうしろと?Help me

 

 

ビュゥッッン

 

……鋭い一撃が放たれる。それは怒りがこもった暗殺者の逆鱗だ。

 

それはシュヴェルの肩を狙われた物で、シュヴェルが気がついたときには矢が肩を貫いていた。反動で前のめりになった。シュヴェルは素早くアーツを使って背後を確認する。そこには路地裏に置かれていた樽を片手で持ち上げ、殴りつけようとしているライオンが居た。

 

ヒィッ

 

シュヴェルは前屈みのまま飛び上がった。そして屋根に着地した。そしてこの街の外。郊外へ向かって全力で向かう。運が良いことにそこに追撃は無かった。

 

そしてシュヴェルは海辺の崖下で怯えながら夜を過ごした。

 

 

* * * * * シュヴァルツside * * * * *

 

 

どこだ………どこに居る?………

 

セイロン様が屋敷からいなくなって優に三十分をこえた。未だに痕跡は見つからない。それぞれの有力候補を監視している他の仲間からの報告ではまだ有力候補達は動いていない。街にチラホラと黒ずくめの集団がいた。恐らくセイロン様は逃げる事が出来て探し出しているのだろう。

 

そいつらが見つける前に私が見つけなければ……

 

焦りは間違いを犯す。だが冀望は体を駆け回させる。

 

………あれは………

 

遠くの道にポツンと一人の黒ずくめが飛び出てきて倒れる。そしてそのまま起き上がらない。シュヴァルツは怪しりながら静かに近づく。それは肉食動物が獲物を見据えたみたいに。

 

黒づくめが出てきた路地裏に近づく。走っている勢いは消さずにシュヴァルツはクロスボウを路地裏に構えながら大胆に路地裏をクリアリングする。

 

そこには驚愕の光景が見えた。奥には二十を超える黒ずくめが地面に突っ伏している。そして手前側には背中を見えた小さな黒ずくめが居る。そしてその前には顔を歪めたセイロン様がいた。

 

行動は早かった。考える前に動いていた。クロスボウから今私が出せる全力のアーツを篭めて小さな黒ずくめに撃つ。もしそれが避けられセイロン様に当たらないように肩を狙う。

そんな心配は杞憂で肩を貫いた。全力を篭めたが貫通するまではいかなかった。

小さな黒づくめが動く前にクロスボウを仕舞い近接戦闘に出る。

すぐ側にある樽を持ち上げ、小さな黒ずくめに振り下ろす。

 

が、当たった感触が無い。樽が振り下ろされセイロン様が見えた頃には小さな黒ずくめは空を舞い屋根の上へと消えていった。

 

一瞬追撃を考えたが、セイロン様の安全を確保することにした。

 

「セイロン様ッお怪我はありませんかッ?」

 

「ええ。」

 

セイロン様が困惑しながらも返答する。だがすぐに怒りを露わにする。

 

「シュヴァルツ!なんで撃ったの!?彼は…シュヴェルは私を助けてくれたのよ!」

 

「……ッ!」

 

シュヴァルツは自らの軽率な行動を恥じた。確かに同じ黒づくめだ倒れていたのは奥の方であり、集団で倒れていた。そして黒づくめ以外の人物は居なかった。そして一人だけこちら側に吹き飛ばされた。つまりそこで大の字で気絶している奴が恐らくこの集団のリーダーだ。もしもシュヴェルが内乱を起こしたとしたら奥で倒れている黒づくめは綺麗に処理されすぎている。

セイロン様の身を案じすぎたあまりに、思考が鈍ったようだ。

 

反省を終え視線を戻すと意気消沈したセイロン様がいた。

 

「ご、ごめんなさいッ。同じ黒づくめなのにいきなりそう判断できるわけないわよね。言い過ぎたわ。」

 

「いえッ。私が不甲斐ない故に起きたことです……もう…同じミスはもうしません。」

 

シュヴァルツはセイロン様の目を見る。その目には自信と決意が現れていた。

 

「ええ……じゃあこの件はお互い様ということで解決しましょうか。」

 

「はい。それでは帰りましょう。皆さんも心配しています。」

 

「ええ。帰りましょうか。」

 

セイロン様は歩き出す。シュヴァルツは後に続く前に後ろに目配せする。そこには仲間の陰が見えていた。

帰っている途中こんなことを言った。

 

「今回の件はすぐに処理が終わると思いますわ。彼らはエモロッピと言っていました。」

 

エモロッピ……最近このシエスタに来た。中レベルの裏側の組織だ。特に後ろ盾があるわけでは無かった。

これまで特に問題を起こしていないから手を出せなかったが、この件で本格的に潰せるというものだ。

 

「了解しました。こちらで処理しておきます。」

 

「ええよろしくね。」

 

セイロン様は微笑む。そしてムスッと顔をしかめる。

 

「でもシュヴェルにはちゃっと謝りなさいよ?私はお礼を言いますから。」

 

「はい……」

 

シュヴァルツは視線を下げた。

 

「ダメだったら私も一緒に謝る「いえ。私一人でやります。」ならばよし。」

 

力強い言葉と共にシュヴァルツは視線を前に向けた。だがまだ僅かに顔が暗い。それは不安故か……反省点をまとめているのか……それがわかるのはシュヴァルツただ一人だった。

 

* * * * * 主side * * * * *

 

シュヴァルツコワイシュヴァルツコワイシュヴァルツコワイシュヴァルツコワイシュヴァルツコワイシュヴァルツコワイシュヴァルツコワイシュヴァルツコワイ…ウッ目ガァァ……目ガァァ……

 

朝日がシュヴェルの目を潰した。その代わりに理性が戻った。

 

朝だっ!観光だっ!外食だっ!

 

いざ街に行くぞ~。ただし常に辺りを警戒しながら。セイロンとシュヴァルツを見つけたら逃げる。レストランとかに入っていても逃げる。食い逃げはしないように袋から一万をポケットに忍ばせておこう。

 

いや朝からはダメだ。昼からにしよう。その方が人が多くて安全だろう。朝日に照らされながら二度寝を決める。最高にハイってやつだ。

 

そして着いたぜお昼のシエスタ街。屋台すげぇ。タコスっぽいの見っけ!いただきます。

 

シュヴェルは店主に金を払ってタコスを買った。そしてタコス片手に散策。そして良い感じの噴水を見つけた。シュヴェルはそこに座った。

 

ここ良いじゃん。噴水はやはり良いぞ。人が多いのが問題だけど、誰も俺の事なんて気にしていないから問題なし。

 

シュヴェルはタコスを食した。そして指をペロリと舐めて立ち上がり歩き出す。

 

腹は満たした。次は隠れた名店的な何かを探しに行くぞ。やっぱり辞められないね。タダで時間を過ぎる。すなわち最強。ただし結果がなかったら悲しいし、迷子になったら泣きます……さて…行こうぞ。

 

シュヴェルは彼方此方歩き回った。そして何の成果も得られなかった。大分日が傾いている。もう夜が来る。諦めて帰ろう……

 

そうしょぼくれて居たときだった。

 

ん……?

 

どこからか声がする。ロックのようなビートのような甲高い女の子の声。音楽は詳しく知らない。クラシックすら怪しいね。

 

とりあえず声のする方へ。

 

音の導かれて場末の道。中央区から離れて周りの建物も砂埃などで汚れていた。この先。大体3m程前に二人の少女がいた。三人で同じ服を着て、見た目にそぐあないテンポの速い曲を歌っていた。一人は曲を操り、二人はその速いテンポに完璧に合わせ、共鳴していた。

あっという間に一つの曲が終わった。

 

もう終わったのか……さすがシエスタ。音楽の国だぜ。ん?

 

どうやらこの曲でゲリラライブは終わっていたようで。片付けをしていた。そんな中に少女達の前でその歌声を聞いていた数人が少女達に近づく。そして少女達の前にひっくり返されてある帽子の中に金をいれてた。

 

あーー路上ライブだったのか。なるへそ……俺もできるのでは?

 

考えてみよう。俺は異国の知識がある。著作権等を貶すレベルでボカロやらアニソンやらコピーしたら俺も路上ライブで稼げるのでは?アーツでスピーカーとか音発生装置とかを作って……行けるのでは?

この世代はDJとかラッパーとかメビヘタが主な音楽として認識されていると思うから、ボカロとかあんまり評価されない可能性が大きい。そして一部の物好きに評価されてチップを貰う。

 

よし行ける。これはやるしかないよなぁ~~。安心したまえ。俺は消失を歌いきる程度には肺活量を持っている。(今も出来るかはわからないけど)はっ俺もチップ払わなきゃ。

 

シュヴェルはひっくり返された帽子に近づく。

 

「あの……どうかしましたか?」

 

oh………女の子に話しかけられてしまった。めっちゃ警戒してる。三人ともいつでも動けるように構えてる。そういえば俺フードの怪しいおっさんだったわ。身長ないけど……まあいい。勢いが大切誰かが言ってた。フードの中に手を突っ込み袋を取り出し、帽子の中に落とす。

 

喰らえ!チップオブ餡詰!

 

バサッ

 

案外すごい音……十万幣の方だったわ。まあいい。俺は自分で稼ぐから問題無い。それじゃあまずスピーカーから作るぞ。あの海岸の崖下に戻るかぁ。

 

シュヴェルは踵を返し歩き出す。その顔には笑みを浮かべながら。

 

 

 

 




テンションは変えません 誤字脱字、アンチ、応援、ストーリー展開考案何でもござれ

もう二度と次回予告はしません。(鋼の決意)

もう一つside執筆したかったけど気力が無いので次回に回します。
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