ゴァンゴァンゴァンゴァン………
うるさい………
いまあぐらをかいているが、周りには埋め尽くすように源石が跳ね回ってる。これが、小型の害虫なら発狂どころではすまないだろう。
今この状況は一言で表すなら完璧。かすかな方向修正だけをしているが、源石は俺の体に当たることはない。やり方は簡単。
まずは数個作り出す、適当な方向に飛ばす、周囲に源石を作り出し、飛んでくる源石を弾く。
立体型のホッケーみたいな物だ。すごく楽しい。これが噂のVRゲームなのか。
なれたら、数を増やす、数を増やし続ける。
そして限界を超えた、暇人は生み出せる場所が見当たらなくなるまでやり、無くなったら自ら操作する源石を減らして、減らして、そして無くなった。
それがこの現状。
なんか、空間把握能力がすごくなってる。
自分の体のように動かせる。
飛んでいる源石は自分の体ようには感じないが、動かそうと思った源石は、急に自分の体のように感じる。
もう慣れてきたわ。
……………急に探求欲のような物が出てきた。
もしここで腕を突き出したら、惨い結末が待っているだろう。
それは考えなくても、本能のような物で分かることだ。
たしかに、この源石たちは消せる。全部消せる。でもそれはなんか…………俺のプライドが……………
…………よし、防御力のテストをしよう!
源石の硬さは同じ…………問題は勢いぐらいだろうか。
でも耐久力、すなわち死なないこと。
忍耐力、すなわち生き残るカギ。
生きているなら、多分治せるでしょ。
全身にイメージを持つ。硬さは考える必要はない。全身に、まんべんなく、源石を通すこと。痛いところは、イメージが足らない証拠にもなる。
一番効率よく全身に源石を当てる方法を考えたが、ジャンプしか考えつかなかった。
あぐらをかいているので、この状態からジャンプするには、おそらく、両手を下に突き出しその反動で跳ぶくらいしかないだろう。
再び全身に通すイメージを持ち、勢いよく飛んだ。
源石はそれを撃墜するように、すみやかに飛んでいった。
だが過半数は本体に直撃することなく、轟沈していったのだった。
しかし、源石は最後の意思を見せるかのように源石の海を作り出した。
そして、そこに本体は沈みゆく…………
突如そこには手が浮かび上がった。
その手はサムズアップをしている。
まるでアイルビイーバックとささやいているようだ。
最後に………{アホじゃん}とか{バカじゃん}とか聞こえてきた気がした…………
俺って……思った以上にやばいやつじゃん………
意識は失うこともなかった。そして、源石の海から浮沈する。
痛みはなかった。だが、ちゃんと攻撃されたか認識できなかった……げせぬぞ。
今度は面倒くさいことをせず素直に自分を攻撃する。
Mよりの性格だがMではないと言っておく………
特に痛みは感じなかった。正直ほかに調べるところがないので検証終了。完了?ではないと思う。
ほかに調べるところを思いつかない。というか暇だ。探求欲は消えた。
いい加減この源石ドームから出ようと思う。
訓練はもう良いだろ。力はついた。そろそろ推しを見に行こうではないか。
消えろと願う………
だが消えない。なぜだよ。こいつ源石じゃないのか?じゃなんだよ。知らん。
とりあえず次は攻撃。
右手を剣の形にする。しっかりと鋭さもイメージしなさいよ。
それを上の段から振り下ろす。
「ゴァン」
この狭い空間に音が響きならす。傷一つなく壁はそこに鎮座していた。
ん?硬いというかこれ絶対源石だろ。検証1と同じ音で傷一つない。絶対源石だろ。
よし振動も追加で。知っているか?刃物に振動をつけるだけでチーズ切り落とすぐらいすらっといけるんだよ。
さらに攻撃しようとする。
剣の形は同じくシンプルにそこに振動…………振動どうつけようかな………
試しに腕を釘の形に、剣の内側を1mm程度空間を開けてピストン方式で微振動を起こす。
するとしっかりと剣がブルブル震えている。
それをまた上の段から振り下ろす。
「ゴォィン」
黒板をひっかくような耳障りのような音が鳴る。壁はかすかに一筋だけ、傷がついていた。
ピッコンッ!
答えを見つけたわ。だけどマジいやな音。これも試験なのか……?推しが授けた試験なのか……?
まぁいいやるしかないし、ほかに手段は分からない、面倒くさいし。
両手を剣振動カスタムにする。
そこからはただひたすえらに乱舞を舞う。ここからは精神力との勝負だ。待ってろよ……絶対俺は見るからよぉ……推しとのあんなことやそんなことにあーんによしよし……
まってろ(狂気
さすがに乱舞は言い過ぎだね。暴走とでも呼んどいてくれ。
エヴァに劣らずただ暴れゆく……後ろに狂気を背負いながら……地響きのように耳障りな音を鳴らしながら……
テンションは変えません 誤字脱字、アンチ、応援、ストーリー展開考案何でもござれ