歩きながらこの街について調べてみた。その結果どうやら俺はこの街から出て行かなくてよくなった。
今は組合に向かって歩いている最中である。相変わらず男多数。ふざけてるのかっていうほど居る。満員電車といい勝負だ。結局この大通りはずっとこのまま、男である。もうどうすることもできない。
だが大通りの隣にある中通り達はいい感じだ。酒場の代わりに上品なバーがあり、質のいい武器屋類があり、住居がありと普通の街並みであった。この街の特徴はやはり街中に川が流れていることだろう。いま俺がいる左側に七割と右側に三割、その三割は孤児やらホームレスみたいにボロボロの服装だ。別に左側にも普通にボロボロの服装はいる。パッと見た感じバイトですね。右側三割はやっぱり住居が多い。九割ほどは住居だ。住居は規則性もあり、スラム街と言うよりもストリートチルドレン?って感じだ。街全体では特別差別等は見られない。
どこかでお亡くなりになっている人も居ないし、この街は断片的に見るなら龍門市街より良い。中ぐらいの街だから出来る事ってことね。これから左側はチルドレン、右側を組合と呼ぼう。
さてやっと着きました。組合。早速中に入る。
木製のドアを開け中に入る。すると組合内は一瞬で静かになった。会話を止め、目線を俺に向けてくる。どうしてそんなに素早く反応出来るのだろうか?組合に入る人全員にやっているのか?暇人め。
職員が数名に、恐らく同業者が十数名。広さはホテルのエントランスホールぐらいだ。
俺はわかりやすく受付と書かれている場所へ向かう。
「本日はどのようなご用でしょうか?」
「依頼を受けたい。」
「…依頼をですか?」
戸惑ったように受付の人は言う。全身フルメイルの身長2mですよ?戸惑わない方がおかしいね。
「そうだ。今からでも出来る物を、内容は問わないが報酬は高めの奴を頼む。」
「証明書はありますか?」
「ない。」
街が運営している組合なのか、賞金稼ぎはそう言う者なのかどっちだろう?
「何処の者でしょうか?」
「無名だ。」
「実力を証明できる物は?」
「ない。証明を求めるなら実践せよ。その全てに対応しよう。」
これぞ必殺(他人任せ)へっへおやびん、オラのアーツは万能だわさ。回復以外なら何でもできんぞ?索敵、撲滅、暗殺何でもできんぞ?
「……では、依頼を証明としますが問題ありませんね?」
「ああ。」
依頼か……よしきた、バッチこい!
「ではこちらをお願いします。」
受付の人は流れるな動作で一枚の紙を机の中から取りだし、渡してきた。
ふむ……要約すると徒歩四日ほどの場所に盗賊がいる。(簡易マップあり)全滅させてみろ?報酬は5000幣だけだ。
…落ち着け…キレそうな心を抑えて、行こう。まずは一万幣。話はそこから。
「了解した。それでは。」
「はい。」
踵を返して組合を出て行く。驚いたことにまだ静かだった。なんでそんなに注目するの?報酬さえくれたら何もしないよ?報酬さえくれたら……
ここで一つ考えてみましょう。
報酬は5000幣(装備代飯代こみこみ)龍門市街では毎日食べていたら死なない程度の飯が一日250幣だった。普通飯が600幣。(飲料水こみこみ)装備は最低の鉄が1500幣で購入、修理等が500幣。
ロドスでは一般的に215幣、専門金策で7500幣。
もう任務達成で貰える幣は個人的には完全なドクターのポケットマネーだと思っている。そこからほぼ全てがオペレーターの育成などへ入っていく……ドクターやべぇわ。尊敬する。たぶん良い上司だと思うよ。ウサギちゃんに気を……………何でも無いよ!
これが試験だと考えると……そうだわ試験だったわ。試験なのにお金貰えるって幸せなことだったわ。へっへ一気に怒りが収まったぜ。
片道四日、往復八日。最低でも飯だけで2000幣。そこに野営道具に武器になんだかんだ……総合的にはぎりぎり赤字ですかね?源石君愛しています。源石君のおかげでその全ての費用がかかりません。愛しています。
門番の人には怪しまれないように4つぐらい依頼を受けてから返そうか。チルドレンに住もう。適当な道を我が領土としよう。盗人には拳骨一発。「二度とやるなよ~」と言おう。2回目は二発で3回目は四発、4回目八発と乗計算で行こう。
さて盗賊までの道は歩く。普通に歩く。急がず焦らず遅すぎず。索敵は一瞬で戦闘はすぐ終わって睡眠を取らないからこれぐらいでいいかな?とても優秀な賞金稼ぎを目指すぞ!
テンションは変えません 誤字脱字、アンチ、応援、ストーリー展開考案何でもござれ
この世界のおおよその幣事情はそうとします。もし何かしらの有識者がいる場合は教えてくださいな。
あと戦闘描写が壊滅的だという事に気がつきました。さらに戦闘描写をすると一度本能と妄想に従わないと頭が馬鹿になるという研究結果も得られました。
これからは戦闘描写ほんのり、ぼのぼのでいきます。