好きには不祥がつきまとう   作:庭顔宅

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5/7 我らのホーム

どうやら片道四日は俺換算で片道二日のようだ。

 

目の前には盗賊と思わしき集団が居た。横穴の洞窟がアジトで、結構奥まで空洞があった。そして盗賊が62名+α居た。

 

どういうことだってばよ?

 

62名の大集団盗賊討伐が5000幣?たったの5000幣?ふざけてますね。さすがに試験だという事を合わせてもありえない。というかソロにこんな依頼した……あーね、信頼どころか最低限の業務すらして貰えなかったってことだね。

 

これは上からぶん殴るべきだな。

 

予定変更。今から四日くらい放置、そして討伐、四日掛けて帰宅。二日掛けて潰したぞゴラァ!次の仕事は頼むで?(盗賊の右耳62個をぶら下げながら)よし!暴力で解決しよう。裏世界で活躍する物が賞金稼ぎでも役に立つとは……

 

さてまずは距離をとりまして、妄想しながら気長に待つとしましょうや。

 

 

 

 

 

言い忘れていたが+αは奴隷である。(色欲)計7名(女性、全員成人済み?身長高いなー)ですね。目撃者いるの面倒くさいと思う自分がいるんだよなぁ……まぁ賞金稼ぎとして生きていくならアーツに頼らない剣術も必要になるでしょう。

 

アジトは穴が一つだけで抜け道が無かった。つまり俺が出入り口を潰せば強制☆連続タイマンが始まる。

 

お試しで62回も練習できるんだ。まぁ?俺なら30回目ぐらいで最低限の剣術くらいコンプできるし?60回もあったらマスターぐらいできるや……あっ+αがお一人お亡くなりに……あっそれ見て二人発狂し始めた…あっ…お二人もお亡くなりに……な、なんて優しくない世界。残り4人は無駄に一発殴られてましたね。どうやら革命を起こす気は無いみたいですね。たぶん悟りの境地に達してると思うよ。

 

そこにボスらしき無駄に金ぴかマンが来た。あっ女性を殺した7人が粛正されてる……これって実質俺が三人殺したことになるのかな……はぁ…胸糞悪い。何が賞金稼ぎがどうとかだよ。もう萎えた。だいぶ萎えた。もう速攻でかたづけて帰宅して終わらせたぞ?この猿ぅ?ってやったほうが良かったわ。

 

いざ突撃、隣の糞飯。今回のお客様は55名の盗賊です。蹂躙してあげましょう。せめてもの情けです。一撃で葬ってくれる。

 

レイヴァブンが動き出す。まだ睡眠を始めて二時間ほどしかたっていなかったが全く関係ないと、アジトの出入り口で警戒していた盗賊達を悲鳴を上げる暇も与えずに首を切り落とした。

 

やっぱり源石性なんだよなぁ…もうスライスチーズ。力込めなくても切れていったもん。

さて出入り口は塞いだ。今度はちゃんと大剣使って行きましょうね。

 

 

黒鎧が歩く。ゆっくり一歩一歩と歩を進めながら。その鎧は返り血がたらたらと流れ落ち、少し時間がたてばまた、真っ黒な鎧に戻っていった。

 

 

・・・

 

「ボス!」

 

 

「なんだ?」

 

ボスと呼ばれた男は不機嫌だった。最近は手頃な強盗先が全然現れなかったり、ほんの最近部下がヘマして女共が少し死んでしまったと、苛つくことばかりだった。

 

「侵入者です。下っ端がほぼやられました。」

 

「はぁ……」

 

今、新たに苛つくことが追加された。

 

「準備は終わってるよな?」

 

「はい。」

 

準備とは防衛準備である。部下の配置や罠の起動など、生きるための方法である。

 

「で、そいつの外見は?」

 

「黒いフルメイルが一人です。あと巨人みたいでした。」

 

「巨人?巨人が洞窟の中に入ってこれるわけ無いだろ?」

 

「2mくらいです。」

 

「見たことも聞いたこともないな。」

 

確か領主のお抱えにもそんな奴はいなかったよな。主要国家が動いたのか?でもそんなとこに手は出してないはずだが。少なくとも下っ端が使い物にならない程、そして一人。残りは外にいるんだろうな。まったく見張りの奴らは何をやってるんだか。

 

「おい籠もるぞ。」

 

「え?あはい。」

 

そういうとボスでは無い男が走り去っていった。

 

籠もるとは、そのままである。上級の部下と食料と武器を持って、奥に立て籠もる。残りの部下は運が良ければ生き残る。そうでなければ知らない。

 

「まったく…面倒ごとが…」

 

ボスは壁に立て掛けていた武器を構えた。それは少し前、運良く高性能な銃だった。たった一丁しかないがそれが全く気にならないほど、素晴らしい火力を持った銃であった。これで倒せない人がいるのならば当てられないほど速いやつだろうとボスは思っていた。

 

・・・

 

うーーーん雑魚。こんなん練習にもならないよ。ヒットアンドアウェイやっときゃ負け無し。クロスボウを避けるのは練習になったな。うん。

 

さて、いよいよ大詰め。最後の袋小路。金ぴかマンもそこに居ますね。さて俺はこーこーだーよー

 

ちなみに少し前に分かれ道があってそこから色欲部屋(奴隷達)に行けますね。盗賊も爆弾も無かったから放置です放っちッ!?

 

クロスボウより何倍も速い弾が爆発音と共に飛んできた。なんとかクロスボウを避ける練習をしていたため、なんとか避けることに成功したが腕に当たり鎧が吹き飛ぶだけで済んでいた。

 

 

あっぶねぇ…急いで退いたから腕の中身が無いって見られてないよね?練習って大切だわ。本能に刻み込ませるって大切だわ。もう油断はしない。当てられると思うなよ?

 

レイヴァブは腕の鎧を直す。そして大剣を地面に引きずるように持ちながら袋小路へと走り出す。何気に賞金稼ぎになって初めての走行である。

 

金ぴかマンがバリケードの隙間から銃を構えた。恐らくモ神様と呼ばれる武器であろう。銃から弾が射出された。だが射線がわかっているレイヴァブンには大剣で弾を斬るのはたやすいことであった。少しだけ大剣が腕の鎧のように壊れてしまわないか心配であったが必要のない心配であった。

 

「なっ!?」

 

その言葉を最後にバリケードごと金ぴかマンを斬った。恐らくこいつはボスなので特別に胴体一断である。残りの盗賊に戦意は無かった。あるのは怯えた目だけ。

 

だが残念ながら依頼は殲滅であり掌握ではない。レイヴァブンは試しにアーツで首を切り落そうと考え実行した。最終的にそれは問題無く、まるで大剣で切ったかのようなスライスチーズであった。

 

とりあえずアーツ操作 対人準1級は確保したね。これ今後に自信が持てるわ。

 

 

のべ55名、死亡。さて残るは4名ですが……はぁ気が乗らないねぇ。

 

レイヴァブンはとりあえずでアーツで死体を端の方へ綺麗に並べた。そして例の色欲部屋へ向かう。鎧は綺麗そのものでなぜか自然の香りがした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




テンションは変えません 誤字脱字、アンチ、応援、ストーリー展開考案何でもござれ

最近、本当に面白いんか?これ本当に面白いんか?と自問してます。自答が出来ないのが優柔不断クオリティ。

今週はめっちゃ統合戦略をやった週でした。他面調査やり過ぎで今月の依頼終わりません。険路強行が一生クリアできる未来が見えないです。あとゲルください。当ロドスは枯渇しました。
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