周囲には獣がいなくて苦労した。まじでいない。拠点周辺よりも居ないんじゃないかってくらいいない。
まぁ見つける事は出来たんですけども……
さてそろそろ行きましょうか。
源石でバケツを4つ作る。1つ2Lほど。バケツの中には川で汲んできた。上流に村とは無かったのでたぶん汚染されていないでしょう。
レイヴァブンは両手に2つずつバケツを持ってあの少女達の元へ向かう。その少女達はおなか一杯と体で表現する。ダラーっと手足を床に置いていた。少女達はレイヴァブンが来ていることにビクッと反応する。鳥類の子だけが姿勢を正したが、残りはくるしゅうないといわんばかりにまた楽な姿勢に戻った。
これが餌づけ……最高ではないか。いずれ鳥類の子にもダラーとさせてやる。ダウナーの素晴らしさをもっと推してけ。
「水を持ってきた。飲むなら飲んでおけ。」
今度はちゃんと少女達の目の前に置く。少女達は警戒する様子も無く、ゴクゴクと飲む。飲んでいく。そしてあっという間にバケツの中は空になった。
一日必要な水分は約2Lと言われている。その一日分の水分を一瞬で飲み干すとは……さすが成長期というべきかなのか?
「行くぞ。」
少女達は何も言わずに立ち上がる。それを確認して俺もアジトの外を目指し、歩を進める。正直お腹いっぱいもう動けないと言われるかと期待したがそんなことは無かった。
常人で片道4日。少女達換算をするなら8日かな?少し長い旅が始まりそうだ。
「あの…一人なんですか?」
「あぁ、そうだ。」
洞窟を出た時点で鳥類の子がそう聞いてきた。本当に一人だと思っていないようで驚かれた。だがそれ以上はなかった。しばらくの間、土を踏み込む音と風の音だけが響いた。
その間俺がしていることは獣の位置確認、少女達の状況把握、おまけの周辺警戒です。少女達の状況は細心の注意が必要だ。実質病み上がり、いきなり激しい運動をすれば苦しいのは前世の長距離走で死ぬほど知った。あと仮病を過信しすぎると死にます。獣は相変わらず、縄張り?から離れないのかな?
おっと手頃な倒木が1つ。野外の椅子としては完璧だな。
「そろそろ休憩しようか。」
レイヴァブンが地面に座る。それに続いて少女達も倒れるように地面に座る。
なぜ地面?そこに手頃な倒木があるじゃろ?
「そこに丁度良い木があるぞ?なぜ座らない?」
「…えっと…」
「休める内にしっかりと休んだ方がいいぞ。」
「……騎士?様は座らないのですか?」
「こちらの方がいろいろと都合が良いのだ。遠慮せず座ると良い。」
「それでは、失礼します。」
鳥類の子が動き出す。それに続くように残りの三人も動く。少しは警戒心が薄れたと思ったが、ぜんせんそんなことは無かった。三人は鳥類の子の背中に隠れている。目も合わせてくれない、悲しいな…
「ねぇ…」
そんなこと無かった。サルカズの子?だよね声的に。ちょっと気を抜きすぎた。
サルカズの子がまた鳥類の子の肩から頭だけをちょこっと出す。
「どうした?」
「あなたはつごうのいいおとななんでしょ?」
まだいまいち意味を知って居ないようで微妙なトーンでそう言った。
「そうだな。」
表向かって言われるとなんか恥ずかしいな。
「つよい賞金稼ぎなんでしょ?」
「たぶんそうだな。」
「わたしたちも強くできる?」
「ほう…」
ん?流れ変わったな。わたしたちも?スローライフから教育者にジョブチェンジですかな?
「なぜそんなことを聞く?」
「チャンスなんでしょ?わたしたちで生き残れるチャンス。」
「ふっ……変わったな。」
短時間で結構印象変わるな。言葉遣いは変わっていない。だが自信がついたようで、目が泳いでいない。しっかりと俺の兜を見る。それにしても私たちも、か。
「それでどうするつもりなんだ?」
俺は改めて座り直す。どうやら誰かが突飛して動いているのではなく、ちゃんと4人で話し合ったようだ。
少女たちは地面に座りなす。ペッローとコースターは依然としておどおどしているが嫌って風には感じない。
「弟子にしてください。」
少女達はそれを合図にするように頭を下げた。
そして俺はリーダー的存在ってサルカズの子だっけ?と思うのだった。
テンションは変えません 誤字脱字、アンチ、応援、ストーリー展開考案何でもござれ
アーミアがめちゃんこマッマでナイチンゲールでドーベルマン先生が教師だった
あと何気にドクターの素顔って初じゃね?声めっちゃショタァ
アニメ至高すぎ たった1話でトップティア入りしました
ウルサスの子供を見てウルサスの子供たちを思い出しました(訴訟
アニメ見た衝撃で、これを伝えるために今日は執筆しました
週末にまた出すので安心してください。