好きには不祥がつきまとう   作:庭顔宅

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「弟子か。」

 

「はい。弟子です。」

 

「弟子とはどんな弟子だ?」

 

「全部を教えてください。」

 

「全部?」

 

「全部です。」

 

「戦闘技術だけではなくて?私が知っていること全て?」

 

「お願いします。」

 

つまり住み込み希望ってこと?俺野宿のさまよう黒騎士やりたかったんだけど。えーー食糧問題、武器問題、教育者未経験問題考えること多過ぎでは?まぁやりますけど。やらせていただきますけども。そういえば現状的にも面倒くさいことになってたなー

まずは組合潰さなきゃ(使命感)

 

「いいだろう。ただし条件がある。」

 

「なんですか?」

 

「再び会いに来い。」

 

「…それだけですか?」

 

サルカズの子が首を傾げる。残りの3人は・・・といった感じだ。

 

「まぁ訳ありということだ。詳細を話そう。」

 

そこで話した。俺はこれがこの街で初めての依頼であり、組合の人から侮られているということ。とりあえず今知っておくべき事はこれだけだろう。

 

「な、なるほど…?……それがどうして再び会いに行くのに繋がるの?」

 

「試験だな。本当にやる気があるなら探し出せ。そしたら見事弟子に昇格だ。」

 

これからどうなるかわからない。組合がどんな対応するなんてしらない。

 

「わかりました。」

 

「あの…お名前はなんですか?」

 

ペッローの子が控えめに聞いてくる。ブラウン色の髪。凜とした鋭い耳が彼女を柴犬に見せる。尻尾はどんな風だろうか?柴犬の尻尾は15種類あると聞いたことがある。気になる。超気になる。

 

「秘密だ。何も無い状況で探し出す練習もしろ。」

 

それっぽい事いえた。まぁ誰も俺の名前を知らないから聞いたところで………黒いフルプレートは一発で見つかるよな。意味ないじゃん。しょうがない屋根上移動隠密生活するかぁ。

 

「他に何かあるか?」

 

「弟子って何するの?」

 

コースターの子がそう言う。ダウナーボイスですね。最高です。飴ちゃんいるか?

黒みのかかった藍色。大きく細長く、薄い毛の耳ははたしてもふもふかすべすべか。実に興味があります。

 

「わからない。が、最低限私の弟子だと恥じないレベルにはなって貰う。」

 

戦闘技術は育てる。やはり本能的反射神経は育て上げる。そういえば算数ってどうなってるんだろ?この手の物語だと知らない場合が多い気がする……後でわかるからいいか。

 

「他は?………ないな。それでは体力作りから始めるぞ。」

 

「…いまから?」

 

またもやコースター。弟子では無いのに訓練?はする。謎なのはわかる。だが体力作りは大切なんだ。時間でしか解決してくれないくせにしばらく放置すると目に見えるほど落ちる。嫌なものだ。

 

「そうだ。体力はやらないと伸びない。やった分だけ伸びない。日々から適度な運動が必要なのだ。」

 

どうやら理解していただいたようで静かになった。

 

「さあ行こうか。」

 

俺が立ち上がると4人も立ち上がる。歩き始めるすると声があがる。

 

「体力作りはどうすればいいのですか?」

 

さすが鳥類さん。……ナチュナルぽんですね。

 

「……フォームを教える。体を鍛える所から始めるぞ。」

 

そして教えた。内容は腕をしっかり振って足をしっかり振って手足を交互に出せって事。つまり歩けってこと。走るの定義は常に片足しか地面に着かない、だったはず。なので歩くで正しいです。

山道を進むからこそこのフォームがいい。走ったら転びそうで怖い。

筋肉を伸ばせ。鍛えろ。筋肉イズパワァ、だらしない体より筋肉モリモリマッチョマンの方が絶対良いよな。

 

 

 

・・・

 

 

 

そして街に着いた。片道6日と少し。想像よりも早くついた。あと運が良いことに鳥類とコースターの子が食べれる草を知っていたのでとても勉強になった。

 

「お?黒騎士じゃねぇか。久しぶりだな。」

 

「ああ久しいな。」

 

例の門番だ。すまねぇまだ借金返せないんだ。ごめんよ。

 

「8日ぶりか。想定通りか、すごいな。」

 

「ああ、特に問題もなかったな。」

 

「さあ組合証見せな。」

 

「ない。」

 

「はぁ!?」

 

「少々問題があってな。」

 

「……紛失か?」

 

「いや違う。」

 

「後の奴らは依頼関係だろ?」

 

「ああ。」

 

「……まぁいい。1人分1万幣と4人分2万幣(4人×5000幣)で。借金ってことにしておいてやるよ。特別だからな?」

 

「ああ感謝する。いずれそれ以上で返そう。」

 

「おお期待しておくよ。」

 

 

なにこのイケメン。いずれ倍の6万幣で返そう。

 

さてさてさーて。カチコミ行くか。

 

前回と同じく木製のドアを開け中に入る。別に勢いを付けてドンっとしない。静かな怒りのほうが面倒くさいって前世で知ってるから。感情を表に出さない奴ほどキレたときヤバいんだよ。

 

こちらも前回と同じく組合内は一瞬で静かになった。会話を止め、目線を俺に向けてくる。暇人です。前回見た顔ぶれがいくつかある。間違いない暇人引きニートですね。

 

 

 

 

 

 




テンションは変えません 誤字脱字、アンチ、応援、ストーリー展開考案何でもござれ


105連で星6は帰溟スペクター1人、アイリーニ2人と、ギリ勝ち越しでした。スペクター出るだけ幸せ。前回の限定ガチャで知ってる……(237連、最終単発の地獄……)

無料単発で濁心スカジは確保します(未来予告)

あと衣装で約100源石消えました。今回マンガンなのに……

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