好きには不祥がつきまとう   作:庭顔宅

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5/14 我らのホーム

「いったい何の騒ぎで……今度はいったい何をしましたか?」

 

受付の人が帰ってきた。ドタドタと激しい足音もなく静かだった。恐らく叫び声を聞いて急いできた感じだろうか。その手には何かしら書類を持っている……書類か…これから論破されるのかな?

 

「ケイさん。何をしていたんですか?」

 

「いや~~ちょっとお話してただけですよ?」

 

筋肉医療が両手を上げ、ふにゃふにゃと波のように動きながら受付の人に近づいていく。両手?腕付いてるんだが?確かに切り飛ばしたはず……本当に医療系筋肉だったのか…すげ…

 

「とりあえず近づくな。」

 

「ゲッファ!」

 

受付の正面突きが医療筋肉の首に当たり吹き飛ばされていく。平気で喉にぶち込んだ…だと。一番ヤバい人は暫定受付嬢。決定。平気で起き上がって受付嬢に近づく筋肉がいるが、そんな医療系は知らん。

 

「俺たちはシウちゃんの事が心配で……」

 

「この成金やろうから守ろうとして…」

 

「そうだよ…」

 

「関係ないです。一回消えてください。」

 

「ゲッファ!」

「ゲッフェ!!」

「ゲッフィィ!!?」

 

消えてください。受付嬢がそう言い切ると筋肉3人は入口へ吹き飛んでいった。何のアーツだよ。衝撃?空気?風?つおい。間違いない。

 

「さて、先ほどの事は忘れてください。確認出来ました。今からその場所まで確認しに行きます。案内してください。」

 

事ですむ話ですか?やったね。どうやらあの筋肉は普段から嫌われていたのだろう。だが最低限の絆はあったらしい。命拾いしたな。

それはそうと

 

「今から?」

 

「そうです。あっ、次からは殲滅の依頼には専用の機械を渡します。詳細はこの時に。」

 

そういう機械あるんだ。なんか先進的だなー。

 

「あの少女達はどのような対応をするのだ?」

 

「被害者ですか?」

 

「ああ。」

 

「孤児専務の方へ回します。いくらか事務をした後、解放されます。」

 

事務?専属ですか?はへーー先進国だな。アフターケアまでとは。

 

「川の向こう側か?」

 

「大丈夫ですよ。ちゃんと組織が形成されて、そこら辺より安全ですよ。」

 

組織!?……ほうほう……スラム街の組織、自警団?ちょっと妄想が膨らみますね~~

 

「了解した。それで私はいったい誰を案内すればいいのだ?」

 

「私です。準備は終わっているので早速行きましょう。」

 

エリートタイプ?戦闘もこなして事務もこなして愛想笑いも出来る超エリートタイプ?

 

疑問を抱きながら体は動かす。受付嬢は受付から跳び出て来て、目の前にいた。このまま盗賊のアジトまで案内する前に、つい思いつき行動した。

 

4人の少女達を見て言う。

 

「本当にやる気があるなら。この街に慣れ、この街で私を見つけててみなさい。」

 

4人はウンと頷く。

 

「それでは行こうか。」

 

「ええ。あと先ほど聞いた通り、私の名前はシウです。貴方の名前は?」

 

そういえばしていなかったな、自己紹介。

 

「私の名前はレイヴァブン、レイとでも呼んでくれ。」

 

「わかりました。レイさん。」

 

レイヴァブンは盗賊のアジトへシウを案内する。組合の方では職員が4人に接触していた。これから何やら起きるのだろう。

あれ?銃はどうするんだ?俺の戦果として俺の所有物になるってこと?いくらで売れるかな。

 

 

そして7日後

 

レイヴァブンはシウと街、パレシアに戻ってきた。特に問題無く、流れるように行って、帰ってきた。そして今は組合で終わりの手続きをしていた。ほぼ休憩なしの7日間だった。それなのに今は事務作業をしている。素直に尊敬する。

 

門番の人はめっちゃシウを恐れてたな。背筋をピンッと伸ばして敬礼していた。シウさん、もしかして権力者?

 

「それでは終わりです。報酬と組合証です。なくした場合は一から始まるのでお気をつけて。」

 

「ありがとう。」

 

12万8千幣……12万?……へ?

 

「報酬がおかしくはないか?」

 

「いえ問題ありません。前払い幣5000でしたが、ミスで受け渡されなかったため謝礼金3000幣追加です。そして盗賊の規模、難易度を計測した結果8万、昇格記念4万です。」

 

52名で8万。1人あたり約1500幣…昇格記念?

 

「昇格記念とは何だ?」

 

「その通り、強さと精神によって組合が勝手に決められる格です。レイさんは上から8番目です。おめでとうございます。」

 

ぉお……ぉ?8番目?上から8番目?あんまりすごくなさそう……

 

「下からは何番目だ?」

 

「3番目です。」

 

初日でここまで上げたと考えたらすごそう。あの筋肉医療はどうなんだろう?

 

「あのケイと言った人の格は?」

 

「上から2番目です。」

 

「は?」

 

「え?」

 

レイヴァブンが威圧的な声を上げるとシウが素っ頓狂な声を上げた。

 

「いや何でも無い。」

 

つい本性が……あの筋肉ダルマが上から2番目。予想的にその取り巻き(筋肉二人)は一個下かな。あれが上位…あれが上位か…

 

「…次依頼を受けるときはどうすればいい?」

 

「また受付に来るか、あそこの掲示板から依頼書を取ってきてください。」

 

掲示板……確かにある。だが依頼内容がしょぼいし、報酬もしょぼい。大切な依頼は受付が直接って感じかな。

 

「それではまた来る。」

 

そう言って組合を出て行く。送り迎えの言葉は無かったが忙しそうだったのでしょうがないって奴だな。

 

レイヴァブンは組合証を大切に鎧の中に埋め込む。これで盗難破壊の恐れ無し、よし。そして行く場所は1つ。門番のイケメンのところだ。借金を返しにいく。まさか一回の依頼でここまで儲かるとは、案外イージーゲームでは?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




テンションは変えません 誤字脱字、アンチ、応援、ストーリー展開考案何でもござれ

SEーSむずかしすぎだろ。定向進化てめぇ……4回蘇生やめろや。
スピュワーさん好き、ホシグマさんで一掃できるの最高すぎるだろ。ほんまこれだけが生きがい。

あと今週忙しすぎだった。土曜日が完全に潰れて日曜日前半が潰れました。ユルサナイ……俺の休日をカエセ!!
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