好きには不祥がつきまとう   作:庭顔宅

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5/15 我らのホーム

借金を返しに行ったが、例の門番がいなかった。その友達を名乗る門番が俺が渡しておくと下心満々で言っていたが絶対うそだ。間違いない。あれは今晩の酒代に消えるやつだ。

 

なので離れて右側、命名スラムへ行く。そして壁際へ。壁を背もたれにして座り込む。今日は一休み。何やら視線を感じるが放置する。

 

ポン助から報告があって、大体わかった。らしい。それだけを報告してまた自分の世界に入っていった。最近ポン助が冷たい。俺…悲しいよ…

 

 

・・・

 

太陽が昇る。昨日の視線はどこかへ消え、一人ぼっちになっていた。

 

四人の少女はどうやら組織?に居る。まだなんかすることがあるらしい。なので暇になった。

 

だから俺は今日も今日とて組合へ行く。金は稼げる時に稼ぐにかぎる。組合の扉を開け中に入る。そして今日も視線を貰う。ありがとうございます。暇人引きニート君たち。

 

受付のゾーンにはシウさんがいた。交流を深める兼人脈を広げる意味合いで他の受付嬢さんの所に行っても良いかもしれないがなにせ俺は新人さんなのだ。経験が積めるまで新しいことはやめておく方が得策

っぽい。

 

ちゃんと列に並んで自分の番を待つ。シウさんの列は一番人が多い。さすがっすシウの姉貴。

 

 

「シウさん、何か良い依頼ありますか?」

 

「レイさん!丁度よかったです!特に何もありませんね!!」

 

シウは今までで一番良い笑顔でそう言った。

 

「……ん?よかった?何もない?」

 

一度整理しよう。足りない言葉を付け足そう。レイヴァブン。来てくれて丁度良かった。今は特に何もありませんね。まったく意味がわからない。そもそも言葉が合ってない。どういうことだってばよ。

 

「すみません。何もないです。」

 

顔色をケロッとかえてクスッと笑う。どうやら冗談だったようだ。

 

「確認しますが本当に無いんですか?」

 

「はい。昨日レイさん盗賊討伐したじゃないですか。あそこは結構大きいところでしたので、いろいろバランスが変わりましてね。昨日のうちに依頼が発表されてて今のところ依頼は残っていないんですよ。」

 

「了解した。」

 

たった一日で変わるなーもしかして筋肉三人組みたいなやつが沢山居るのかな?ひゃっはあーー血祭りにあげろぉーー!って感じだったのかな?暇人引きニート君たちは変わらず酒飲んでるし。なんか法則的なやつあるのかな?

 

「どうしても依頼が受けたいのであればあそこの掲示板から選んでください。」

 

「わかった。ありがとう……1つ、聞いても良いだろうか?」

 

「はい。」

 

いま1つ気になった。確認しよう。そこには暇人引きニート君たちがいる。そして組合から依頼は特に無い。なのに俺の後には沢山の人がいる。さらに他の受付嬢さんの元にも人が並んでいる。特に掲示板に貼られていたあろう紙も持っていない。つまりここに並んでいる人たちも……

 

「ここに並んでいる人達は暇なのか?」

 

「そうですね。大半以上が暇だと思いますよ。」

 

やっぱりか……暇人……

 

「おい話し終わったのならさっさとどけ。「新入のくせに生意気じゃな~「ですな~………

 

逃げよう。さっさと逃げよう。面倒事の気配がする。絶対こいつらひゃっはぁー族だ。

 

俺は掲示板の元へ行く。依頼内容は昨日とはそこまで変わらなかった………あーね理解したわ。

 

掲示板にある依頼はしょぼい。そして内容が専門的であれば雑用的と言える。ここから考えられる事は1つ。受付嬢が出すのは組合が依頼した。掲示板は一般人が依頼した。どうだ?間違いか?……答えはわからない。まぁどうでもいいことだ。さて依頼をパパパッと十数枚取る。3枚は組合側で、残りは全てスラム側の依頼だ。

改めてシウさんの列へ並ぶ。何となく人気投票か握手会かな?と思った。

 

「あらレウさん早かったですね。」

 

「はい、これを受けたい。」

 

「……これは…大丈夫ですか?」

 

依頼書をパラパラとめくりながら確認している。そして3つの束に分けた。

 

「問題無い。」

 

「中には依頼者と依頼物、両方見つけなければならない物もありますが?」

 

「この街を覚え、交流を深めるためには丁度良いと思ったのだが……だめだったか?」

 

「いえ、こちらの期限は2日以内に、残りは期限はありませんので頑張ってくださいね。」

 

こちらと言われた束は組合側3枚だけ、スラム側は全部期限が無い側に分類されていた。

 

「了解しました。それでは。」

 

「いってらっしゃい。」

 

「いってきます。」

 

持ってきた依頼書と同じ数、別の小さな紙を手渡された。それを持って組合を出て行く。何やら後の列から先輩から熱烈な視線を感じる。数人ブツブツと何か言っているので耳を澄ませてみると羨ましいやら許さないだ。その理由は俺はいってらっしゃいなんて言って貰えないのにッらしい。

 

ふんっ雑魚め。俺とは格が違ったようだな。

 

そう思いつつ組合の外に出る。優越感、大変素晴らしい。コッホン…早速組合側の3枚の依頼を終わらせよう。掃除に掃除に捜し物……組合は何でも屋だったのか?。

 

 

 

 




テンションは変えません 誤字脱字、アンチ、応援、ストーリー展開考案何でもござれ

今回のイベントは引退時期に被ったので初参加でした。やっとエーギルで作戦が出来る……出来なかったわ……スカジも濁心スカジも我がロドスにはいなかったわ……

変わりに強制移動ナイツに挑戦してきます。


アンケートの結果。流れは大切 全部書け になりました。

別に問題はありませんが、1つだけ言わせて貰います。


100話以内に次の章に行けたら良いですね(笑)

頭の中のイメージだと無理ですね。お疲れ様です。
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