『うちはマダラ・ラスボス化計画』   作:飴玉鉛

26 / 34
課金族様より支援絵を頂きました!
ありがとうございます!
本作の扉絵にもなりました。なんて素晴らしい王道の扉絵なのか……感謝感激であります!(背景から目を背けつつ)



【挿絵表示】



第26話

 

 

 

 

 

 

 闇とは、光に照らされぬ汚濁のもの。

 

 猿飛ヒルゼンが火影に就任する以前より、彼は己の忍道を定めていた。

 敬愛する師、千手扉間。彼より授けられた薫陶は、今も己に根付いている。

 志村家は闇だ。支持していた扉間がその名を貶められ、木ノ葉に於いて禁忌とされた事から、志村の人間は木ノ葉の表舞台に立てなくなった。

 一時はそれを恨む者もいたが、己――ダンゾウは違う。

 扉間は理路整然と、うちはマダラに纏わる事件の悉くを否定した。マダラが火影になるメリットと、柱間が火影になった際のデメリットを説明し、千手が政権を握ったら木ノ葉がどうなるのか正確に予見してのけ、後に扉間の予想した通りに千手一族は衰退した。

 

 そこまで読める男が、短絡的に権力を欲するわけがないのだ。

 

 師は忍そのものだった。一時の栄華や、身分による虚栄心で野心を抱くような御方ではない。己一人を弟子として、全てを指南してくださった恩師を、ダンゾウは今でも心の底から尊敬している。

 扉間の死後、ダンゾウはヒルゼンに掛け合い『根』を設立した。木ノ葉の暗部を司り、闇の中から里を守る忍になる為に。己の使命は、忍道は扉間の遺志を受け継ぐことにある。

 扉間は言っていた。里ではなく、里に住む人を見よと。戦争の愚かさ、人間の醜さ、その全てを師は説いてくれた。ダンゾウは扉間を貶める木ノ葉を憎んでいたが、その憎しみすら扉間は笑い飛ばして拭い去ってくれたのだ。

 

『――ダンゾウ。お前の怨みは筋違いだ。ワシは木ノ葉の者を恨んだことは一度もない。千手も、うちはも、我らから離れうちはに付いたうずまきもな。それが何故だか分かるか?』

『……分かりません。分かりたくもありませんっ』

『聞け。頑迷に受け入れぬようでは、ワシの弟子とは言えんぞ。いいか、木ノ葉を恨むな。今のワシが在るのに木ノ葉へ責は無い。全てはワシが……()()()のが原因よ』

『え? 扉間様が……ですか?』

『そうだ。木ノ葉の内に潜んでいるのか、あるいは外に潜んでおるのかは知らん。だが()()()はどうにもワシを警戒しておるらしくてな、知恵比べでワシの上をいき、ワシを抹殺する為だけに全力を尽くして来ておる。ワシの政治生命にトドメをきっちり刺しておるのに油断する気配すらないのだ。恐るべき狡猾さよ……最早巻き返しは叶わん。ダンゾウよ、彼奴は少なくともワシが生きておる間だけは、木ノ葉に手出しせぬだろう。故に今の内にワシの全てをお前に叩き込む。術ではない……忍として、闇に潜む者としての心得だ。よいかダンゾウ、貴様が討つのだ。ワシに代わり木ノ葉を、いや――忍界そのものを脅かす邪悪を討て……!』

 

 完璧な忍である扉間ですら、終始情報アドバンテージを握られ続け、陰謀で敗れた。信じ難い存在に、若きダンゾウは怯んだものだ。

 だが扉間が懸命に集めた資料を渡された時、ダンゾウは決心したのである。

 己が扉間の無念を晴らす。木ノ葉を闇の中から守り、そして恩師を貶めた敵を討つのだと。

 そのためにダンゾウは、ありとあらゆる伝承を調べ上げた。六道仙人に纏わる伝説を。大筒木という存在を。半生を捧げてまで。その上でダンゾウは一つの結論に達した。扉間が微かに匂わせてきたハンドサインの意を、闇に生きて十数年を経る事でやっと理解したのだ。

 

 ――監視されている。

 

 全てに於いて後手に回らされた扉間。情報が筒抜けになっている。最後に師からの指導の最中に遺されたハンドサイン『見』の印。あれはダンゾウに、自分達では知覚出来ない何らかの術で、邪悪から監視され続けていることを示すものだったのだ。

 それに十数年越しに気づいたダンゾウは、以後の仕事をこれまで通り淡々と熟す中、自らの日常の中で常に対抗策を練り、新術を完成させるべく知恵を絞り続けた。

 やがて草案を頭の中で纏めたダンゾウは、日常のさりげない仕草に交えて慎重に印を開発し、術の効力が望み通りになるかを検証する。

 

 結果、有効な新術を開発できたのか……確証はない。ないが、なくてもやるしかなかった。

 

 ダンゾウは頭髪が白く染まるほど悩み抜き、とある忍の術を見たことで着想を得た。

 千手の綱手姫。その恋人であった加藤ダン。彼の霊化の術を知った時閃いたのである。

 

 感知タイプの扉間ですら感知出来ない、精神体。チャクラだけの存在が扉間を監視していたのではないか? そしてそれは今も己に付いているのではないだろうか? 感知ができない理由はダンゾウにも分からない。だがダンゾウにはもう、そうとしか考えられず、故に新術は見えず聞こえずのチャクラ体の存在を想定し、その知覚能力を誤魔化す術を開発したのだ。

 

 人ではなく、空間に掛ける幻術だ。幻術による映像を展開する結界である。術者が指定した者以外が見る事になるもの。

 

 この術の開発に、更に何十年も掛かった。ダンゾウはそこまでして警戒し、手駒を動かす。

 手駒にしたのは、部下だ。ただの部下ではない。うちは一族随一にして、最強の幻術使いであるシスイ。彼を暗号で呼び出し、幻術結界の中に呼び込むと声を出す事を真っ先に禁じた。

 ハンドサインを受け取り頷いたシスイに、ダンゾウは紙面に文字を書いて命令する。

 

 

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 シスイは驚いていた。当然だ、彼女の母は伝説の三忍であり、彼女自身も木ノ葉の飛び華道として勇名を馳せる英雄である。木ノ葉最強の声望も高い。シスイ自身、敬意を持っていた。

 そんな彼女をなぜ殺さねばならない?

 納得できずにいるシスイに、ダンゾウは紙面に記した情報を読ませた。

 そこに記された情報に、目を見開く。やがてシスイは忍として手を汚す覚悟を固めた。

 これが任務であるのなら、暗部の忍として果たすしかない。

 だがシスイは華道シズメを知っている……その活躍も。到底自分が仕留められるとは思えない。ましてや腹芸で油断させられる気もしない。故にシスイはダンゾウに使用許可を求めた。

 

 最強幻術『別天神』の使用許可を。

 

 華道シズメを仕留める為に、両眼の別天神を彼女一人に費やすのだ。

 ダンゾウは許可した。やれ、と。彼とてシズメの実力は知っている……苦境に立たされた忍界大戦時、彼女の活躍で巻き返せた戦線が幾つもあるのだ。ダンゾウ自身、戦えば五分もせずに討ち取られる予感がしている。やるからには全力でやらねば意味がない。

 シスイはまず、()()()別天神を掛けた。此処での筆談を特定条件下における状況になるまで忘却し、その上でシズメへ感じていた己の好意を肥大化させたのだ。単に敬意を持っていただけだが、それを思慕の念に変えて。

 そしてダンゾウからの任務を思い出した瞬間に、シズメに別天神を掛ける。悪意も敵意も企みもなくシズメに接近するのだ。幾ら国家間のパワーバランスすら調整できる凄腕のくノ一であろうと、何も企んでいない状態の相手から思惑を察知するのは不可能である。

 

 逆に、そこまでしないと勝機はないとすら、シスイは判断したのだ。一度限りの絶対の奇襲、これに賭けるしかない。それほどまでに、シスイは華道シズメという存在を評価していた。

 

(……オレには分からない。分からないが、別天神さえ掛ければ……真相は分かる。悪く思わないでくれよ、シズメさん)

 

 少年だったシスイが暗部から抜け、上忍になるよりも二年も前の事だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ぐっ、ぐぅぅううう……。

 

 ぐぅうっ! クッ、辛い……!

 

 平和は退屈だ。平和な空気に触れ続けていると、ついつい心が老け込みそうである。

 何せ刺激があんまりない。人間の醸し出す激しい感情を摂取できない。

 探せばあるんだろうけども、今は永い人生でも意義のある時期だ。折角の貴重で大切な時期であるのだから、名も無きエキストラよりも物語の主演や助演の俳優達を優先するべきである。

 しかし木ノ葉の俳優達は揃いも揃って平和で健全、里の闇さんは仕事してんのかってぐらい長閑で穏やかだ。激しい感情ってもんがまるで見当たらん。こうなりゃ私がなんとかするしかない。このままでは人の不幸を眺めて蜜の味に浸れず、禁断症状で浄化されてしまう。

 性根の腐り果てたこの私でも、いや私だからこそ分かる。平和は尊い、何物にも代え難いとまでは言わないにせよ、これはこれでいいものだ。平和からしか摂取できない心の栄養がある。平和の中で不和の種を撒き、せっせと収穫に向けて働く時はドキドキするのだ。

 仲睦まじい恋人同士を引き裂くもよし、泥沼の三角関係を作り遊ぶもよし、仲の良い友人同士を仲違いさせて、和解させた後にもギクシャクした空気を残して以前の関係に戻れないもどかしさを演出するのもよし。オネショタでショタに主導権を握らせる邪道を楽しむのもよしだろう。なんならスプラッタなヤンデレを楽しみ、疑心暗鬼に陥らせたりとかするのもいい。

 

 だが、そうした平和な遊びは今はやらない。旬じゃないので。

 

 心の若々しさを保つには、やはり良質な暗黒――人を不幸にして悲嘆の涙を流してもらわないといけない。甘露なのだ。幸福は梅干しとかゴーヤとかみたいに酸っぱくて苦いし、それはそれで味わいようはあるわけだが、十年も連続してたら別の味に手を出したくなる。

 下準備は概ね出来ているのだ。木ノ葉の戦力は充実している。上忍が何人もいるし、中忍も部分的には並の上忍に匹敵する一芸を持ってたりもした。下忍も粒揃いだ。

 

 上忍としてシスイ、イタチなどの有力なうちは一族の忍を追加し。うずまき長門、クシナ、波風ミナト、大蛇丸もいる。自来也や大蛇丸以上の、影クラスのはたけサクモは生きてるし、私のテコ入れで木ノ葉全体の練度も向上していた。日向一族も宗家と分家に埋め難い溝が出来てたりもしないし、木ノ葉一強の時代は来てると言えた。

 私が木ノ葉の内でパワーを付けさせ、外ではインドラくんが調整している。たまに私も任務にかこつけてパワーバランスを整えたりしてる……並べれば並べるほど私好みの展開は来そうにない。暫くは我慢を強いられるだろう。終末の谷の戦いで得た、深い感動がなければ耐えられなかったところだ。ありがとう、マダラ。君との思い出が私を支えてくれてるんだよ。本当にありがとう。

 

 で、シスイである。

 

「何故シスイは私に惚れている?」

 

 問い掛けると、イタチは物凄く複雑そうな顔をした。――Dランク任務とかいうショボい任務をあてがわれた第一班。それに私の木分身をつけて、ナルト達に任務を熟させている中、本体の私は暇を持て余して里外へ調査任務に出掛けようとしているイタチに絡んでいた。

 シスイは私に惚れている。それは確実だ。しかし、何故惚れているのかが分からない。そりゃ私の美貌を鑑みれば惚れるのも仕方ないが、シスイは外見で人に惚れるような玉なのか?

 接点が多ければ、たとえどんな奴であれ本気で惚れさせる事は出来る。マジで出来る。でも私は別に惚れられたいわけじゃないし、そもそもシスイと深く関わってきた覚えもない。

 いやまあ俗っぽい一面がシスイにあって、一目惚れでもしてしまったんなら仕方ないが。

 

「……何故オレにそれを聞くんですか」

 

 木ノ葉の里の門に向かって歩いていくイタチは、本心から勘弁してほしそうだ。

 そりゃあね、シスイはイタチの親友とはいえ、いや親友だからこそ踏み込みたくない領域があるのだろう。色恋沙汰なんてその最たるものなのかもしれない。私なら寧ろ自分から首突っ込むけど。

 ちなみにイタチは万華鏡に目覚めていない。シスイはいつの間にか目覚めてる。イタチはマダラ以来の天才だがシスイも負けていないのだ。瞳力だと僅差で万華鏡のイタチを上回るだろう。

 伊達に別天神を得ていないってわけだ。

 

「何故も何も、貴様は彼奴の友だろう。事情を聞く相手としてイタチ以上の相手はいまい。手裏剣術や瞬身の手ほどきをしてやった借りを返せ」

「……あの時、貴女に師事を仰がなければよかったと、今ほど後悔したことはありませんよ」

 

 イタチは嘆息した。彼は親友のシスイへの対抗心で、シスイが得意とし異名の由来となった瞬身の術の師事をシズメに仰いだことがある。五年も前に私の木ノ葉最強の忍という評判を知って、飛び華道と名高い私なら瞬身でも高レベルであると予想したらしい。

 私としてもイタチには個人的な縁を持っておきたかったから、渡りに船ということもあり二つ返事で応じると指導した。シスイの瞬身の力量は、単純な速さならミナト以上である。飛雷神使いであるミナトに迫ることは、物理的に不可能だけども。

 私が手取り足取りマンツーマンで手ほどきをした結果、イタチはシスイに及ばないまでも、瞬身を高レベルで扱えるまでにはなれた。―――が、私に対して頭が上がらない関係になったわけである。だってイタチの初恋の人は私だからね(暗黒微笑)

 

 今のイタチの恋人が、イタチに猛アタックして絆していなければ、今もイタチは私にほの字だった可能性はある。というわけで、二重の意味でイタチは気まずかろう。親友が自分の初恋の人に惚れてるとかどうしたらいいのだ、という気持ちが手に取るように分かる。

 

「シスイは確かに貴女に惚れています。ですが、何故惚れたのかは聞いていません。自分から聞きたいとも思えない。好き好んで友人の恋愛事情に関わりたくないんですよ」

「……つまり貴様もシスイが私に惚れた訳に心当たりはないのか」

「ええ。シスイはアレで面食いですからね、貴女の容姿に惹かれてしまっても仕方ないとは思いますが」

「昔の貴様のようにか?」

「っ……な、なんの話です?」

「ハハ、隠さずともよい。他者からの感情に私は敏感だぞ」

「………」

 

 微かに赤面したイタチが顔を背ける。門に向かう脚を早めた青年に、私は苦笑した。

 そんな私に弁解するように彼は呟いた。

 

「……オレは、貴女に確かに憧れた。ですがそれは、容姿が美しかったからではありません」

「そうか? 私の人間性で美貌に勝るものなど無いと思うがな」

「………」

 

 真実を冗談めかして口にすると、イタチは反論したそうに顔を向けてきた。しかし私が作った儚い表情に、彼は固まってしまう。

 

「いずれにせよ、私だけはやめておけとシスイに伝えろ。私は長生き出来ん体だからな」

「……何故ですか?」

「私の出自は知っていよう。病を経て母は死んだが、アレは寿命でもある。病とは関係なく、もとからそういうふうに出来ておるのさ。あと何年生きていられるかは知らんが、漠然と死期が迫っているのは感じている」

「……オレの病を治した貴女ですら治せないんですか」

「ああ、無理だ。綱手姫でも人の寿命は伸ばせまい」

 

 ではな、と肩を叩いて背を向ける。伝言を伝えろと告げて去っていく。

 そんな私の背中を、立ち止まって呆然と見送るイタチの視線を感じる。うぅん、こういうのもなんか良いな。『ここは俺に任せて先に行け』エンドの話もしたくなってきたぞ。

 それは百年先の楽しみに取っておこう。

 

 イタチの任務は暁の調査だ。高額の賞金首である抜け忍が集まった暁の詳細は、まだ知られていないから調べる必要があると判断した奴が、木ノ葉の上層部にいるらしい。

 なかなか頭の回る奴もいるもんだ。まあ大蛇丸なんですけどね。

 

 と、怪電波が来た。定期報告の時間が来ていたらしい。

 今回はどんなお報せが来るのか楽しみである。

 

(――ダンゾウが大筒家に接触したか。どんな奴になってる?)

 

 訊くと、インドラ君からの評価が出された。

 インドラ君の評価は即ち私の評価でもある。実際に対面した事がないから興味があった。

 すると監視のみならず、実際に大筒家としてお話ししたインドラ君は言った。

 

 志村ダンゾウは真の暗部である。千手扉間の薫陶を正しく受け継いでいた。警戒レベルの設定を最大に引き上げる必要性を認む――と。総評、七十五点。扉間を百点としたら、だ。

 

(ほう……)

 

 内心、ニヤリと嗤う。

 良い変化だ。

 長年培った勘が告げている、何か仕掛けてくるな、と。

 どんな手を使ってくるのか……いや、既に手を打ってると見るべきだな。

 俯瞰して見るに怪しいのは……いやはや、なんとも楽しいゲームを持ち掛けてくれるものだ。

 

()()()()使()()()() 或いは大蛇丸……は、ないか。私を怪しむなら大蛇丸だけは嗾けられん。他に目ぼしい輩がいないとなればシスイ以外いないが……)

 

 しかしシスイから感じる好意は本物だ。

 別天神を自分に使っている可能性は……あるが、低い。こんな所で使うか? と思う。

 

 ならシスイはまだダンゾウから任務を受けていない。素で私に惚れているようにしか見えない。ダンゾウを監視してるインドラ君の分身霊体から報告も来ていないし、まだ手を打ってないと判断するのが妥当だが……どうにも首筋がピリついてる。

 この手の勘は無視できない。保身センサーがビンビンに反応していた。

 

(……シスイじゃないかもしれない。だけどシスイかもしれない。一応、警戒はしとくかな)

 

 私は念の為、定期報告での警告を素直に受け止め、警戒レベルを最大まで引き上げた。

 

 ――それはそれとして可愛い部下達に会いに行こう。鍛えて上げるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 




か、勘違いしないでよね! 感想とか評価とかお気に入り登録とかいつでも待ってるんだから!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。