また君と、今度はずっと   作:スターク(元:はぎほぎ)

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《前回のあらすじ》
美鶴女史による最終試験
クロは特性“みえっぱり”によってなんとか赤点を回避したのだった……

なお勇鷹氏の股間が多少犠牲になった模様


【Ep.92】前哨!

踏み入れた芝が、サクッと音を鳴らす。

帰ってきた。帰って来てしまった、この場所に。

 

\\\ワァァアァ~~~~~ッッ!!!///

 

諦め切れなかったが故に、この戦場(ロンシャン競馬場)へ。

 

(イスパーン賞からかれこれ三半期ってか。長い4ヶ月だった)

 

全方面に迷惑かけた期間だったわぁ……いや実際には俺が走ったせいで追いやられた馬達の事も考えれば、数ヶ月どころか俺の馬齢そのままの年数になる訳だが。ひとまずそこは置いといてだ。

フォア賞。()()凱旋門賞の前走、ステップレースだという事実に。元日本人としてはやっぱどうしても、心がブルっちまうよ……!

 

『ム?クロ-サン、震えてるデスか?』

『心だけじゃなくて身体もだったかぁ』

『良いデスねぇムシャムシャ震いってヤツですか!エルだって負けてマセンよぉbrrrrrrrrrrrrrr!!!』

「あぁばっばばばbっばばbbbbbbb」

 

何に対抗心燃やしてんだ。つーかやめなされやめなされ、鞍上の海老奈さんが大変な事になってる!高速振動で心太(ところてん)みたいになってるからやめたげて!!見ろ、観客席の屋根から見下ろしてるマンボが止めに来ようか迷ってんぞ!?

 

『あ、ごめんなさい。大丈夫デスカか?』

「びっくりした…エルを震源に地震が起きたかと」

「振動周期的には初期微動かな?」

『じゃあ数秒したら本震来るじゃないっすかヤダー』

『ムぅ、エビナ-サン達は何話してるんですか?教えて下さいヨ~』

 

まぁ良いじゃないかええじゃないか、全員軽口叩けるぐらい気を確かに持ててるって分かったんだからさ。俺自身、今のやり取りでかなり心が軽くなったよ。

……さて、状況を見つめようか。

 

「俺の相手は誰だっと……」

 

エルは勿論の事、やはり注目すべきは未知なる地元の欧州馬。誰がどのように立ち塞がり、そしてどう障害になるかを今から見極めておかねば。確かフォア賞はGⅡともなれば相応の手練れが集うだろうし。

まず1頭目。掲示板によれば名前はCroco Rouge、つまりクロコルージュ。ちょっと覚えがある、確かイスパーン賞の時の…エルに次いでの2着馬だ、初手からおっそろしいなオイ。

2頭目、Borgia……ボルジアで良いのか?知らん馬だが、少なくとも馬体は素晴らしい出来、油断ならない。エルが『ヘーイ、元気デシタかー!?』と絡みに行ったのを見るに、サンクルー大賞を経た有力馬ってとこだろう。

ライバル欧州馬、以上!

 

 

……えっ?

 

『すっっっくなッ!?』

『えっ急にどうかしたんデスか』

 

どうしたもどうかしたも何も、これ重賞だぞ!GⅠ一歩手前だぞ!?なのに出走馬がたった4頭って何の冗談だよオイ、マルゼンスキーでも有り得んわ!いや有り得たかな…自信無いな……。

 

『ヘヘン、エルが派手に薙ぎ払ってきマシタからねー。みーんな恐れを為したデェス!』

『……』

 

冗談言うな、とは言えなかった。だって、どう見ても事実だったから。

仕上がり、膨れ上がった筋肉。なだらかな曲線を描きながら、バランス良くスッと伸びた背筋。地によく馴染み、踏み締める蹄。

ああ、エル。間違いないよ。

 

(今のお前は、本当に世界最強なんだな)

 

この場において、その実力は群を抜いてると言って良かった。俺のいない期間で、そこまで鍛え上げてたとはな。

その証拠に、ほら。

 

Condor(コンドル), ich werde dich heute schlagen(墜としてみせる…ッ).』

Je ne perdrai jamais contre toi !!(二度とテメェには負けねぇ!!)

 

俺の方が近いのに、俺なんかには向けられない熱視線。いずれも欧州の強豪馬から。

何を言ってるのかはもちろん分からないが、それでも意図してる事はヒシヒシと伝わってきた。周りが臆しても尚、こいつ等は最強(エル)に挑みに来たのだと。

 

……俺の存在なんて、いないみたいだ。

 

(本当に存在してなかったら、これほど楽な話も無いんだがね)

 

ところがどっこい!存在してる以上は仕方が無い、ああ本当に仕方が無い。存在を示すしかない、それしか無い。

 

『……後悔させてやる』

 

屈辱だ。だが俺自身は悔しくない、そんな事を思って良いほど上等な存在ではないから。

けどな、駄目なんだよ。俺が軽んじられる事で貶められるのは、俺だけじゃないって知ってしまったんだ。

なぁ、フレア。

 

『分かってるよ、ああ』

 

皆が見てる。死せる瞳で、俺の行く末を睨みつけている。

感じてるよ、分かってるよ。だから、見ていてくれよ。

 

 

もう、逃げないから。

 

 

 


 

 

 

「オイ、宮崎。ええ加減なんか言うたらどうや」

「……」

「生沿が降りてから無言が怖過ぎてしゃーないわ。久しぶりのレースなんやから、気の利いた事の一つでも零してみい。愚痴でもええからさ」

「……ただ」

「ただ?」

「私は……祈るだけだ」

「………せやなぁ」

 

 


 

ガコン、とゲート。

ドワォ、と大歓声。

はい。お察しの通りフォア賞、今スタートです。

 

『横綱ズノー(相撲)、いっきマァス!!!』

Warte ab(待ちなさい)!!』

 

まず前に出たのはエル、続いてボルジア君。

俺はその後につけたクロコルージュ君の、その更に後ろで追込の位置につけた。片手で足りる四頭立て、位置取り争いなんて存在する訳も無く。

歓声が、数少ない足音を押し流していく。

 

(う~ん)

 

そんな中で、ふと思うのは。

 

(この少数だったら…俺、先行策いけるんじゃね?)

 

俺が苦手なのは馬群に揉まれる事だ。前にも後ろにも横にも馬がいて、情報量がパンクするあの状況。このレースではそんな事、起こりようが無い。

ならいけるんじゃないか、出来るんじゃないかと。かつて奥分さんと出来なかった悔いが、ほんのちょっとした後悔が、首をもたげて、

 

(アホ抜かせ)

 

すぐ正気に戻った。出来なかった事は出来ない、やらない。勇鷹さんに迷惑かけるな。

そうだ、好き勝手な走りなんかしてどうする。相変わらず足を取られる馬場だけど、勇鷹さんを信じるんだ。このレースではちゃんと彼に合わせて、人馬一体を目指すんだ。

総方針を固め、いつも通りの最後方(低位置)から前を見る。スローペース、エルの脚は軽やかだった。

 

(こりゃ全員末脚温存してくるな……)

「これは…仕掛け所が鍵か」

 

ふむ、勇鷹さんとも意見が合致。このまま即座に通じれれば世話無いんだけど、そうもいかないからこそ走り続ける他ありゃしない。

で、どうする?俺としては逃げ追込でハイペースに煽り立てても良いけど。

 

「———馬場に慣れてない状況で無理できない。このまま控えるよ、クロスクロウ」

 

あいさ了解。となると終盤マジで気張らなきゃだね。まぁドンと来いっすわ。ラストスパートにだけは自信があんだスパートだけは。

 

「…クロス」

 

ん?今度は何?

 

()()()()、してくれても良いからな……?」

『いやーキツイっしょ』

「……?」

 

生沿直伝のセリフをここで一発!まぁ当の生沿がコレを言うのは遥か後の事だし、そもそも勇鷹さんに聞こえてないから不発な訳だが。

生憎その走りはしないって、ついさっき決めたとこなんだわ。俺が合わせるからアンタも合わせてくれ、頼むぜ!

 

「動く気配が無い…従ってくれるのか。分かったよ」

 

よしよし、口に出してくれてホント助かる。ここで鞍上・鞍下の方針が定まって、さてそろそろ…中盤かな?

 

(ちとキツい、かな)

 

ここでやっぱり、慣れない洋芝が牙を剝いて来た。力を上手く地面に伝えられない分、無駄の多い推力でエル達を追い続けたツケ。でもまだこの程度で済んでる分、スローペースの恩恵を一番受けてるのは俺達かも。

……さて。

 

(苦い思い出だ)

 

チラと横を見れば、柵の向こうに見えた憎々しい直線。半狂乱になって駆け抜けた偽りの道(フォルスストレート)が、そこに垣間見えた。

もう仕掛け所を間違えたりはしない。けど、偽りとはいってもフォルスストレートもまた終盤に差し掛かる直前の位置だ。どこで良く、どこで抜く。

 

『クロ!』

 

声が聞こえた。前方で翼を広げた、エルの。

 

『お先に失礼ッしマァス!!』

「んなろ………ッ!!」

 

エルが微加速、だがそうはさせるか!この展開で追込が出負けてたら勝ち目なんて無ぇ、挑発だろうが誘発だろうが本腰入れられる前に先に仕掛ける!

 

「ここだ!」

 

ああ、ここだ!

勇鷹さんが腰を入れた、手綱を扱いた、俺が駆ける。そのタイミングになってようやく、他の奴らも俺の存在に気付いたようで。

 

Qu'es-tu(なっ、貴方)──』

Ne dérange pas!!(邪魔すんなァーッ!!)

 

いつもだったら軽口の一つでも叩いて煽るぐらいするかもだが、残念ながらそんな余裕は無ぇ!ただでさえ芝適性低いんだから、贅沢ほざいてる暇があったらそれも足に回すんだ!

最終コーナー、一頭躱して2番手に並ぶ。エルを捉えた、ここからは逃がさない……!!

 

ザワめきが近いな。今度こそ、偽りじゃない本当の直線。

やっと、やっと!

 

『来たぞ、エル!』

『来させマセンッ!!』

 

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プランチャ・ガナドール!

          Lv.6

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『ああっ、クソォ!!』

 

領域に入られた、見てわかるほど強烈に!どんどん離れてく。離されちまう……!

俺達もやらなければ、太刀打ちなんか出来っこない。

 

『勇鷹さん!』

 

叫んだ。悪手だと分かっていても、焦れば焦るほど遠ざかるだけだと分かっていても、焦燥が突き動かした。

幸いだったのは、今の俺に跨ってるのが、経験に溢れた“天才”だった事で。

 

「ふっ———!!」

 

俺に密着するぐらいの前傾。一瞬だけ、でも合致するお互いの波長。応えてくれる、勇鷹さんは俺に応えてくれてる!

それだけじゃない、腰に感じたパシン!という触覚。鞭が飛んで、俺の思考を冴え渡らせてくれたんだ。

 

(無茶苦茶走りやすいなぁ、スペ!!)

 

お前と勇鷹さんのコンビが怖いわけだよ、全く!後は、今の俺達もまた()()()()()に見られてれば良い……んだけどなぁ!

 

C'est un pouvoir terrifiant !(やりますわね!) Mais c'est moi qui me rapproche de Condor,(ですがエル様に迫るのはこの私、) pas toi(貴方ではなくてよ!)

『ちぃ———!』

 

ボルジア君、いやさっき気付いたけど“君”改めボルジア“()()()”!一気に加速して、俺を差し返しつつある!

俺はもうこれ以上スピード出せないってのに…!

 

『まだだ』

 

まだ終われない。

 

『辿り着かなきゃいけないんだ』

 

俺の来歴を、俺の連れる屍達を、皆に見てもらえる場所まで。

生きた証を魅せつけるまで。

 

まだ!終われねぇんだよォォォッッッ!!

 

瞬間、感じた鼓動。俺じゃない、勇鷹さんの!

 

「……!いけるぞ!!」

『了解!!』

 

 

 

クロスストライク

          Lv.2

 

 

 

やっと通じた、やっとまた繋がれた。何故かは分からないし本調子と比べれば微々たるものだけど、それでも。

千切れ舞う怪鳥の羽をつん裂く、俺の風。これで、ここから————

 

 

 

————けど、遅過ぎたんだ。

 

 

『今回もエルが、最強デェース!!』

 

 

 

 

ちくしょう。

 

 

 

 


 

 

 

 

ここのままじゃ終われない、と。そう思った瞬間の人馬一体だった。

思う事が重なり合ったからだろうか、と思う。あの時のクロは、悔しさが体中から溢れ出ているようだったから。

 

「お疲れ様」

「海老奈。おめでとう、素晴らしい仕掛けだった」

「よせよ、いち早く察して先んじたお前が言うとか嫌味か?」

「それを言うなら、ロッカールームの敗者の所へわざわざ立ち寄って来たそっちこそだろう」

「じゃあお互いさまって事で……ああいや、そんな事は良いんだ今は」

 

そう言うと、海老奈は改まるように一つ咳払い。後に続く言葉は、まぁ予想できたもので。

 

「クロスクロウ復活、おめでとう。そしてありがとう…!」

「……ああ」

 

そうか。君にはそう見えるか、海老奈。

 

「一度帰国してしまった時には、道標を見失った気分だった。それでもエルが頑張ってくれたからこそ俺も踏ん張れたけど……凄いじゃないか!戻って来たばかりで、前よりもはるかにロンシャン芝に適応してきている!!」

 

いや、海老奈だけではない。だって実際、クロスクロウは復活しているから。

驚いたんだ、不慣れな筈の馬場であれ程の末脚を見せてくれた事に。直前の調教具合なんてなんのその、やはりその場その場への適応能力がズバ抜けているんだろうな。

 

「良かった、本当に嬉しいんだ。俺の見立てなら、この順応速度で言えば凱旋門賞には間に合うか間に合わないか…だが、お前ならきっと」

「……」

 

言いたい事は分かる。凱旋門賞でまた、あの日の——ジャパンカップで立ち塞がったクロスクロウと、また競えると。海老奈はそう言いたいんだろう?

……僕なら、ねぇ。

 

「まだだ」

「へ?」

「まだ全然だ」

 

そう断じる理由はただ一つ。

他ならない、僕だ。

 

「今日のレースでね、海老奈。僕は、遠慮されたんだ」

「誰に、」

「クロスクロウだ」

 

躍動するあの走法……暫定的にチーター走法、とでも名付けようか。生沿君が乗りこなし、僕は全然御せないそれ。

クロスは、しなかった。僕は邪魔しないよう、寧ろ促しすらした。

その上で、彼は。

 

「気遣われたんだよ、僕は」

「勇鷹……」

()()()()どころか、馬に退かせて…何が騎手だ」

 

振り落とさないよう、暴走しなかった。爆走してくれなかった。その結果、領域の発動が遅れて負けた。

信じて貰えなかったのさ。ここ一番で馬の全力を促すのが、騎手の役目だというのに……!

 

「ようやく奥分さんの気持ちが分かったよ。彼の枷にはなりたくない、なりたくなかった」

「まさかとは思うが、お前まで降りるとは言わないよな?」

「それこそまさか、だ」

 

そんな訳が無い。天下の拓勇鷹が、折れて堪るか。

生沿君が、僕の背中を見てるんだぞ。

 

「もっとだ」

 

もっと、もっと。クロスクロウの、奥深くへ。

 

「入り込まなければ……っ!!」

 

彼は十分合わせてくれた。もう譲歩させるな、他称天才。

俺の方からこそ、()()()()()

 

 

 

 


 

 

 

 

頭がバカ痛ぇ。

クラクラする。

 

『ク、クロ!凄かったデスよ最後の捲り、冷や汗でタテガミがベットリになりマシタもん!!』

『そーか。ならよかった』

『マー勝ったのはエルデスが!でも“とっておき”は隠されたままデスし油断なりマセン、本当に抜け目ないヤツ!そんなクロだからこそ、エルは燃えに e』

Herr El ! Sprich mit mir, der Zweite ist*1

『ケェェエエエ~~~ッ!?』

 

だってのに、耳鳴りと聴覚過敏が同時に来ると来た。意味分かんね、どういうコンボだコレ。

ははっ。エルの奴、ボルジア相手にタジタジになってやがんの。ウケる。

 

 

……いや、笑えねぇよ。ちくしょう。

 

 

Je me suis souvenu. Vous êtes le cheval de cette époque, n'est-ce pas ?*2

 

あ?何だよクロコルージュ。どうせ聞こえねぇから何言っても無駄だぞ。

 

Ironiquement, je pensais que tu étais inférieur. je pensais que c'était de la merde*3

 

どうせこう言ってんだろ。田舎者が、これで勝った気になるなって。分かってるよ、どうせお前調子悪かっただけだろ。たかが3着で、それも出走数を考えたらビリから二番目の結果、それも4着のお前とハナ差でイキれるおめでたい頭なんざしてねぇっつーの。くそっ。

 

Mais admettons-le. Votre tempérament est terrifiant. Semblable à El Condor.*4

 

うるさい、うるさい、うるさい。

雑魚なのは分かってんだ。フルパワーのお前らを相手に出来る器じゃない事なんて、とっくの昔に思い知ってんだこちとら。

その雑魚の身で、ここまで来ちまったんだから。

 

Mais je ne te sous-estimerai pas la prochaine fois. Je vais gagner cette fois !*5

 

お前らも死なせるつもりで、ここまで来ちまったんだから。

無ぇんだよ。駄弁ってる暇なんか。

だって。

 

Attends une minute! n'ignorez pas!! *6

 

見てくるんだ。

聞こえるんだ。

逃げるなんて許さないんだ。許されないんだ。

 

『ハァ、ハァ、ハァッ……!』

 

自分の息が五月蝿い、鼓動が煩わしい。黙れよ。じゃないと聞こえないだろ。

 

(()()()()の叫びが、聞き取れないだろ!!)

 

 

 

 

 

 

幻覚?構わない。関係無い。

俺が認識したのなら、そこにいると思ったなら、それは俺の中では現実だ。少なくとも、俺の中だけでは。

 

だから、聞かなきゃ。拾い上げなきゃ。

俺が取り零したなら、俺が拾わなきゃいけなくて。

 

でも、失敗した。

負けて、示せなかった。

今日得られた事実は、それだけだ。

 

 

『『『『『 ハ ヤ ク シ ロ 』』』』』

 

 

悪いな、皆。お預けさせちまって。

まだ俺を呪い殺さずにいてくれるなら。なぁ、待っててくれよ。

 

次はもっと、上手くやるから。

*1
エルさん! 2着は私なんだから私と話しなさい!!

*2
やっと思い出した。あの時の、お前か

*3
負けた身で言うのもなんだがよ…いや、負けたからこそ言うぞ。くだらねぇ、つまらねぇヤツだと思ってたって

*4
だが…こうなったら認めるしか無ぇ。今日見せた気迫、お前はエルコンドルと同じヤベェ奴だ

*5
次はお前も見逃しやしねぇ、今度は勝つ

*6
ちょ、オイ!無視するな!!




※ご安心下さい、こう見えてクロは割とポジティブです
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