作者のワンダレルです。
色々とやってて更新遅れましたが、何とか生きてます。
今回もまたカオスな内容になっておりますのでよろしくお願いします。
それでは、どうぞお楽しみください!
朝、学校が始まると珍しく私は早起きして向かった。
「うおおおおぉ!!善は急げじゃァァァァ!!」
女の子らしからぬ雄叫びをあげながら。
私は駐輪場にドリフトをかける勢いで突っ込み、自転車を止める。
「コラー!電之ー!危ないだろー!」
「ごめーん先生!急いでるからァ!!」
生徒指導の先生の静止を振り切り、教室に向かう。
そして、学校の荷物を置いたカバンを置くと、私はガンプラを持って真っ先に同じクラスメイトの席に行く。
「おはよ!元気ミノリン?」
「うーん、元気ー。」
のべーとしてるこの子は相澤稔(アイザワ ミノリ)。
私はミノリンと呼んでる。
「ね、ガンプラ部入ってくれるでしょ!!どんなガンプラ持ってるのか見せてよ!」
そういうと、ミノリはカッと目を光らせて、起き上がった。
「ふふふ、では見せてしんぜよう。これだぁ!!」
そして、ミノリはガンプラを出した。
「…………えーと、何これ。」
「ズゴック!」
「いや、それは見たらわかるんだよ……いやその……これHG……だよね?」
「ううん、お父さんから貰った旧キット。」
「えらく懐かしいキットだなこれ……」
イチカはもしやプレミアム価値がつくのではとまじまじと見ていたが、違和感があった。
「あれ、これチューニングしてるの?」
「うむ!あれこれチューニングしたのは本当に頑張ったー!」
「おぉ!で、具体的にはどんな?」
「ふふふ、なんとGBNのバトルフィールド宇宙空間にも対応できるようにしたのです!」
ふふんと得意げに胸を張るミノリ。
(……いや、それ普通に誰でもやるやつ……なんて言えない。)
イチカは少しだけ困惑した。
「それでこのズゴック名前決めてるの?」
「はい!ズゴックです!」
「ズゴック!」
私は思わずズゴックと叫びながらずっこけた。
(そのまんまだァァァ。)
「そして見てくださいこのフォルム!スリムそうに見えてちょーっとぽっちゃりしてるこの見た目!しかも格闘技やってる私の得意なクロー!どうです?すごいでしょズゴック!」
「えーあぁ、うん、すごいね。」
……もしかして今までの私こんな感じだったのかな?
そんなことを思っていると、HR開始の合図のチャイムが鳴った。
ちなみに放課後になるまでガンプラバトルで頭がいっぱいだった私は、必死になってノートを取って頑張った。
そして放課後、ガンプラバトルキットを持って、空き教室を使って実力をはかることにした。
「手加減しないよ、ミノリン!」
「もちろんです、デンノさん!」
「ガンプラファイト!レディーゴー!」
バトル開始と同時に、私は一応計算した。
もしかしたらとんでもない隠し兵器を搭載してる可能性も十分にあるからだ。
「さぁ、来い!」
そして、私が見たのはブーストを使わずにこちらに歩いてくるズゴックだった。
「………。」
とりあえず、ビームバズーカを撃ってみる。
直撃した。
ミノリからうわぁぁ!という悲鳴が聞こえる。
もう1回撃ってみる。
同じようなことが起きる。
そして、ようやくの思いで近づいてきたズゴックはボロボロだった。
まぁ耐久性はすごいと思う。
十五発も撃たれて耐えられる方がすごい。
「さぁ、ここからが正念b…」
私は容赦なくGNヒートソードを振り下ろしてブレイク判定にした。
どうやら、ドがつくほどの初心者を引き当てたようだ。
(………これ、大丈夫かな。)
ガンプラ部成立まで、頑張るしかないか。
「ガンプラバトルのイロハを私が教えてあげるわ。」
「え?レイカ姉の指導を受けるの!?うわー、災難だなぁ。」
「イチカもよ。」
「え?」
「イチカ、貴方もよー。」
「えええぇ!!!?」
「よろしくお願いします、レイカ先輩!」
(ノリノリだこの子ぉー!!)
次回
ガンダムビルドブレイカーズ
第三話〜ガンプラバトル指南Byレイカ〜
レイカ
「ガンプラファイト、レディーゴー!」