ガンダムビルドブレイカーズ:パーフェクトツインズ 作:Wandarel
こちら、パーフェクトツインズも短編連載小説という形にしていきますゆえ、文章量は少ないですがよろしくお願い致します。
思わず私は聞いてしまった。
「あ、あなた達は……?」
すると、あぁ?という声と共にコクピット画面に目つきの少し悪い銀髪の少女が映った。
「私はイチカ。アサヅユ イチカよ。何処の馬の骨かわかんないけど邪魔したらぶっ殺すから。」
初対面相手にすごい暴言を吐かれた気がする。
「こら、ワンちゃん。初対面の人には礼儀正しくしなきゃ。」
そのイチカさんを諭すように落ち着いた態度をしてる人が画面に写った。
「えと、そちらの方は?」
「あぁ、ごめんごめん。私はシグレ。アサヅユ シグレさ。よろしくね。」
色々とわけわかめではあるが、とりあえず今は味方……なのかな?
いや、さっきノリコさん地獄姉妹とか言ってなかったっけ?
「今日こそ倒させていただきますわ!そのために助っ人も用意したのですから!」
ノリコは指を鳴らすと、ふたつのガンプラが飛んできた。
「
私はぽかんとそれを見ていたが、一言こういった。
「………趣味悪。」
「そこぉ!聞こえてましてよ!キヤマアマテラスを侮蔑することは許しませんわ!」
「あ、すんません。」
キヤマさんに何故か怒られた。
「そしてこちらは
私はそれもぽかんと見てこう言った。
「いや、それ女の子がつけるようなやつじゃない気が。」
「お黙り!このヒナネキマリスの素晴らしさは誰にも分からないわ!」
「あ、すんません。」
アラタさんにも怒られた。
ていうかさっきから本音をちらっと言っただけなのに何気に理不尽に怒られてない?
「どうですか!かの地獄姉妹もこれには言葉も出な……」
「あー、もういいシグちゃん?」
「いいんじゃない別に?」
2人はそう言うと身構えた。
「シグちゃん、あの紫のヤツ私がやっていい?」
「じゃあ私はあの白いのやろうかな。」
そういった次の瞬間だった。
同時に2人は突っ込んだ。
「シグちゃん、何秒!?」
「ふっ、五秒もあれば十分でしょ!」
突然の襲来にアラタさんもキヤマさんも反応できてなかった。
「な!?早!!」
「君が遅いだけさ。」
そして、ゴールドフレームアマテラスはバルバトスのメイスの一撃でゴシャッっと言う音と共に粉砕され、ブレイク判定に。
「キヤマさん!くっ、よくも!」
「確かに突きは鋭いなぁ、だけどそんなんじゃ地獄は捉えられねぇよぉ!!」
「しまっ……!」
そして、キマリスも多少の抵抗はしたものの、一瞬で背後を取られアストレイのガーベラストレートで一刀両断された。
「な、私の仲間たちが……。」
「甘いんだよ、あんなんでアタシらを止めれると思ってんのか甘ったるいお嬢様がよぉ!」
「きいいいぃ!あなた達だけは絶対許しませんわ!この1位たる私を侮辱してぇぇぇ!」
「やっちゃうか、ワンちゃん。」
「オーライ、受けて立つぜぇ、ノリコの大将!」
すると、アッシマーメテオは変形しモビルスーツとなったがカスタマイズがすごい。
さすがは、学年1位と言われるだけはある。
「参ります!後悔させてやりますわ!」
片方はZZの大型のビームサーベル、もう片方はガンダムアスタロトのブレイドをアッシマーメテオが引き抜いた。
そして、周りからたくさんの取り巻きと思われるいわゆるノリコ派のメンツがぞろぞろと現れた。
「人海戦術ですわ!戦いは数ですのよ!」
「お、大人気ねぇ。」
思わず私はそんな本音を漏らした。
イチカは背中のバックパックのからとある武器を取りだした。
「まとめてぶっ飛ばすぜ、バクゥヘッド!!」
「やっちゃえワンちゃん。」
腕にはめられたバクゥヘッドが回転し始め、ブースターがかかる。
「おっしゃァァァァ!トルネードヘッドォォォォッ!!」
そして、バクゥヘッドはビームサーベルを展開して飛んでいき、縦一列の取り巻きの一部をブレイク判定にした。
「この武器最高に爽快だけど戻ってくるまでがもどかしいのよね……。」
イチカがぼやいた。
「何も考えずに撃つからだよバーカ。」
「ならちょっとシグちゃんに任せようかな。」
「はいはい。」
シグレは本来バルバトスにはついていないはずのテイルブレードを扱い、薙ぎ払った。
私は、その様子を眺めていることしか出来なかった。
「邪魔、どいて。」
「え、あ、ごめんなさい。」
しゃがむとその頭上をテイルブレードが薙ぎ払った。
「よっしゃ、こっちも帰ってきたぜシグちゃん!」
どういう理屈かは分からないが、何故かバクゥヘッドは腕に自立して飛んでいって合体した。
「なら、突っ込んでもらおうかな。」
「オーライ。プラフスキー粒子充電完了。」
イチカのアストレイは腰についているホルスターから二丁のGNピストルビットIIを取り出した。
そして、砲撃と銃撃の雨を切り抜け、敵陣のど真ん中につき、構えた。
「さぁ、どこをぶち抜かれたい?五秒以内に言えばリクエストにこたえてあげるわ!」
だが、動揺していて当然五秒では答えられない。
「残念、時間切れ。」
イチカはそう言うと的確に頭とコクピット部位を撃ち抜き、壊滅させた。
「ワンちゃん、もうトドメさす?」
「奇遇ね、アタシもそう思ってた!」
ノリコ
「くっ!私にはこの学園のトップである必要があるのです!あなた方に大義名分はないのですか!!」
シグレ
「だってさワンちゃん。」
イチカ
「ふん、なら教えてあげるわ!」
シグレさんとイチカさんはそう言うとお互いの近接武器を取り、数多の敵をなぎ払いながら言った。
シグレ
「神に会うては神を斬り!」
イチカ
「悪魔に会うてはその悪魔をも撃つ!」
シグレ
「戦いたいから戦い!」
イチカ
「潰したいから潰す!」
シグレ・イチカ
「
そこまで言い切るともうノリコさんのアッシマーメテオのすぐ近くにいた。
ノリコ
「な!?」
そう言ってる間にシグレさんのバルバトスがメイスをバッティングの要領で振り、アッシマーメテオをぶっ飛ばした。
ノリコ
「うぁっ!!?」
シグレ
「今だ、ワンちゃん!」
その言葉に呼応するかのようにイチカさんはバックパックの改造されたサテライトキャノンを構えた。
イチカ
「おっしゃァァァ!ボルケーノッ!ブラスタァァァァァァッ!!」
宙に浮いているアッシマーメテオに直撃する形で照射された。
ノリコ
「うわぁぁぁぁん!!覚えてらっしゃぁぁぁい!!」
その言葉と共にアッシマーメテオはブレイク判定になったが、イチカさんの放ったボルケーノブラスターは止まってない。
なぜなら。
イチカ
「このまま、全滅ッ!焼け野原だァァァ!!」
周りにいた敵を全滅させるためだった。
ボルケーノブラスターを回転しながら照射し、本当に全滅させた。
イチカ
「神すら恐れ!」
シグレ
「悪魔すら慄く!」
そして、私を除いた全てが焼け野原となった地獄のようなフィールドで二人は高らかに叫んだ。
イチカ・シグレ
「
なんだかんだで、私を除いた1年生のクラスは彼女らによって全滅した。
「なーんだつまんないなぁ。もう終わり?」
「ワンちゃんやりすぎだよ。」
「あ、バレた?今日はアタシの勝ちね!」
「仕方ないなぁ。」
………あれ?これ私バレたらやばいんじゃ。
そんなことを考えていると、レッドフレームと目が合った。
「……なんだ、獲物いるじゃん。」
そう言ってガーベラストレートを抜いて近づいてくる。
(あー、やばい。今度こそ終わったな私。)
そう考えていたら、シグレさんが待ってとイチカさんを止めた。
「なぁにシグちゃん?コイツはアタシが見つけた獲物だよ!カウントにはくわえないからね!」
「いや、私達二人が強すぎて三人チームじゃないと失格になるルールあったじゃん。」
「あぁ?なにそのめんどっちいルール!」
「いやそりゃアンタらそれだけ強かったらそりゃルールとして設けられますって。」
「お前このやろ!」
ボロっと本音を言った私に襲いかかろうとしたイチカさんをシグレさんが止めた。
「そういえばあなたの名前は?」
「え?私ですか?」
「この1年生のフィールドに君以外にいるのかい?」
言われてみれば確かに居ない。
「あ、私はサガラ ミノです。よろしくお願い致します。」
「敬語じゃなくていいさ。取って食べるわけじゃないんだし。」
「まぁ、チームになるのはいいけど、足でまといで邪魔でしかないじゃんこのオマケ。」
そんなふうに言われてちょっとカチンときた。
「あぁ?舐めんじゃねぇぞ私が戦術オペレーターやったら今よりもっと効率のいいやり方出来ますぅー!」
「なんだとコラァ!!」
「まぁ落ち着きなよワンちゃん。彼女の言ってることは事実だしね。確かにサポーターは私たちには必要だったかもしれないしさ。何はともあれ、よろしくねミノ。」
こうして私はやばい二人組みのサポーターになったのでした。
「ちゃんと役立つのアンタ?」
「あいにくそういうサービスは受け付けてないの。」
「ふむふむ、改造プランも作ってみるか。」
次回、ガンダムビルドブレイカーズパーフェクトツインズ
第二話〜地獄の一丁目〜
「これから大丈夫かな私、胃薬いるかも。」