ガンダムビルドブレイカーズ:パーフェクトツインズ 作:Wandarel
作者のワンダレルです。
今回もまた、地獄のふたりが暴れる模様です。
どうかお楽しみください!
というわけで、この私、ミナは地獄姉妹のチームにはなりました……が。
「はぁぁぁ!?失格!!?」
イチカさんが猛烈にキリヤ先生にキレていた。
「えぇ、失格です。」
「先生、私納得できません。ルール通り三人チームにしたじゃないですか。」
「あなた達二人が三人チームを作れるはずないじゃない。」
「ちっ………。」
私は今、まさしく修羅場というものを見ている。
しかし、すごい言われようだ。
「それはいくらなんでも横暴じゃないですか先生。ちゃんとサガラさんとはチームを組みましたよ。」
ね?と言ってこちらを向く。
「えぇ、私は彼女らとチームになりましたよ。」
……まぁ組まねぇと殺すみたいな雰囲気あったけど。
「どうだか。あなた達二人のような暴れ馬に馴れ合いなんて出来るはずありません。それにあなた達お得意の脅しで彼女と手を組んでるように強要したのでしょう?」
……あれぇ、なんか雲行き怪しくなってるー?
「あなた達のような問題児がどうして我が由緒正しき湯ノ森女学園に入学出来たのかしら……。この学園の恥なのよあなた達二人は!」
イチカさんが拳を握りしめてるのを見て、シグレさんがダメと言ってイチカさんを制止していた。
「チームを組めば誰一人としてガンプラですらも無事は保証できない野蛮な人達がチームなんて組めるわけないじゃない。下手な嘘はおっしゃらずに失格を認めなさい。」
「テメェ……!」
「先生、お言葉ですが真実ですよ。私はこの二人とチームになりました。」
イチカさんがキリヤ先生を殴りかかる前に私が先生に反論した。
「私は私の意志でこの二人とチームになりました。第一にこれはシグレさんから聞いて分かったのですが、三人チーム必須とは聞いてませんでしたよ?私含めその事を知らない人も失格になさるつもりだったのなら、私はそれ相応の対応をさせてもらいますよ?」
キリヤ先生がぐっ…としり込みしたのを見て
「教師たるもの、生徒への成長を妨げない。これ、校訓ですよね?今、私とこの二人を失格にするのならば、あなたは教師失格です!」
私はキリヤ先生に指をさしながらそう言った。
後ろでシグレさんがおぉーと言ってるのが聞こえた。
「………わかりました。二人の失格を取り消しましょう。」
内心でよっしゃと思っていたら、次の言葉で我に返った。
「……覚えておきなさいサガラさん。この世界において強者がどれほどのものかを……。」
それを聞いた私は、今しでかしたことに頭を抱えることになった。
そんな中、イチカさんが私に声をかけてきた。
「……余計なことして。」
もうこうなったらやけくそだ。
「あー!もういいもん!こうなったら徹底的に付き合ってやるわ!!地獄姉妹だかなんだか知らないけど最後まで付き合ってやるわよ!!」
「………ふふ、決まりだねワンちゃん。」
「……ちっ、足引っ張んないでよ?」
「もちろん。」
拝啓、父さん母さん。
学校の偉い先生に喧嘩売った愚かな娘を許してください。
「……胃薬買っとこうかな。」
まさに、私にとってこの事は地獄の一丁目だった。
「そういえばここお嬢様学校だけど二人はどんな感じなの?」
「え?知りたい?」
「………マジで?」
「大マジよ。」
次回
ガンダムビルドブレイカーズ:パーフェクトツインズ
第三話
「地獄の質」
シグレ
「私達が、地獄だ!!」