ガンダムビルドブレイカーズforWAR   作:Wandarel

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皆さんお待ちかねぇ!
作者のワンダレルでございます。
さて、前回はソウゲツ・アルマと共に語られたこの湯ノ森において栄えたシステム、プラモトレースシステムとかつての栄光の三人のお話がありました。
そしてイチカはアルマから何やら受け取りそれが新システムとして生かされるようです。
プラモトレースシステムのアップデートはどのような影響があるのかは分かりませんが、とても期待できそうです!
それでは!
ガンプラファイト!レディーゴー!


第九話〜新たなる下僕〜

イチカはさっそく持って帰った箱を開けて説明書と今回のアプデ内容を確認していた。

「ほうほう。………えぇ!?マジで!!?」

そう言ったあと、イチカは専用プラモ工具入れのタクティカルアームズ:(ワン)を取り出し、箱の中身のものを組み上げ始めた。

その様子を部屋の外から三人が見ていた。

「パパ、またイチカが楽しそうなことしてるわね!」

「うん、なにせアルマから任されてることに関してはイチカは熱心だからなぁ。」

「お父さんにお母さん、私はアルマさんの事は認めてるけどお付き合いとかはまだ許してないからね〜♪」

「パパもそうだぞレイカ!」

「もう、イチカの好きにさせてあげなさいよ。二人共ちょっと過保護すぎるわ。」

「「過保護で何が悪い!」」

「あら、じゃあ私のことはどーでもいいのね。ふーん。」

「そんなわけないじゃないかママ!」

「そうよお母さん!お母さんもお父さんも大切なんだから!」

と騒いでると中から歩いてくる音がして扉が勢いよく開けられる。

「うるっさいよ皆!今集中してるんだからお話するならリビングでしてよね!」

そう言うとイチカは勢いよく扉を閉めた。

レイカとヨシモリがしょんぼりしてると、アマリがくすくす笑った後に

「怒られちゃった♪」

と言い、二人を慰めながらリビングへと向かった。

(イチカ、貴方のその才能きっと誰にも無いものよ。それをアルちゃんが見据えてたのなら光栄ね。)

三人が降りていくのを聞きながらイチカは集中して制作に取り組む。

(ソウちゃんから任せられたんだもん!絶対に成功できる!)

〜翌日〜

案の定寝坊したイチカ。

「ぎええええぇ!!遅刻遅刻ー!!」

「あらイチカ、ずいぶんとお寝坊さんね。」

「あれ!?レイカ姉まだ学校行ってなかったの!!?」

「たまにはイチカに合わせようかなって。」

「いや、いつも合わせてんじゃん。」

「そんなことより急がなくていいのー?」

「あぁ!!ヤバい!」

イチカは慌てて昨日つくりあげた代物を四つをガンプラ入れに入れて朝ご飯をトランザムで食べきり

「いってきまーす!」

「いってきまーす♪」

レイカと同時に出発した。

なお、レイカも自転車の操縦テクニックは凄まじく、イチカ同様に人にぶつかることも無い。

全力疾走しながら会話ができるレベルである。

「そういえば昨日は楽しそうに作ってたわね〜♪」

「だってソウちゃんから頼まれたんだもん!」

「むー、最近はソウちゃんソウちゃんってアルマさんのことばっかり。お姉ちゃん拗ねちゃうぞ〜?」

「えー、だってレイカ姉重症のシスコンじゃん。」

「失礼ね、私はシスコンでも軽度よ!」

「軽度のシスコンが妹のスリーサイズを逐一把握してるかぁ!」

「当然の事よ!シスコンたるもの妹のスリーサイズくらい把握してなきゃ!そうだ!イチカもシスコンになりましょ!お姉ちゃんもスリーサイズ教えるから!ね?ね?」

「誰がシスコンになるかぁ!!あとレイカ姉のスリーサイズ知るのは謎に敗北感あるから嫌じゃァァァ!!」

そうしてなんとかギリギリ学校に間に合った。

「ぜぇ、ぜぇ。間に合ったぁ……。」

「ふう、いい汗かいたわ〜♪」

そして教室に着くとやはり注目が集まるものだ。

………レイカにだが

「おぉ、汗がかってるレイカさんもかわいい!」

「いや、むしろ凛々しいわ!」

そんな事を聞いてるイチカはぼそっと愚痴をこぼす。

「なんだよ皆してレイカ姉をちやほやして。」

「……どうしたのイチカ?嫉妬さんかしら?」

そう言ってイチカを後ろから抱きしめるレイカ。

「嫉妬してません!」

「あらあら、頬を膨らませて拗ねちゃって。可愛い〜♪」

「可愛い言うな!あと抱きつかないで恥ずかしいんだから!」

「やだ〜♪」

そして、この姉妹のやり取りである。

((あ、この姉妹は尊い。))

クラスの一部のメンバーからは推しの姉妹と言われていることをイチカとレイカはまだ知らない。

(朝から僕は何を見せられてるんだ。)

ヒビキの心ばかりのツッコミと共に授業が始まる。

なお、ここだけの話だがイチカは成績もトップクラスの一人であるため、裏では出来るタイプのガンプラ大好きっ子と言われている。

そして放課後。

「おっしゃぁー!テンションぶち上げていこー!!」

「「おー。」」

ガンプラ部の活動が始まる。

だが、今日はツルギがまだ来ていない。

「あれ?ツルギさんは?」

「持ってくるものがあるって言ってたけど。」

「何かしら……。」

すると噂をすればなんとやら。

そのツルギが現れた。

大量のブラックサンダーを携えて。

「お待たせしましたイチカ。約束のブラックサンダー三週間分です!」

「「え?ほんとに持ってきたの?」」

エタとヒビキが同時にツッコむ。

「あらあら、約束を守れる子は偉いわよ〜♪」

レイカが呑気にそんなこと言って

「わーいブラックサンダーだー!」

イチカは大喜びしてる。

そしてイチカはタクティカルアームズ:Ⅰを置くと、みんなに注目ー!と言って話し始めた。

「ふっふっふっ、今日は君たちにお披露目するソウちゃんのプラモトレースシステムのアプデ内容を実演を含めて発表してしんぜよう!」

ブラックサンダーを頬張りながらそう言った。

そしてイチカはゴソゴソと四体の小さなザクのガンプラ(?)を取り出した。

「………SDクロスシルエット?」

「ノンノン!これはモビルスーツアンサンブル!ガシャポンにあるやつ知ってるでしょ?」

「でもこれガンプラじゃないでしょ、いっちゃん?」

「ところがぎっちょん!新アプデでクロスシルエットだけじゃなくてBB戦士とかモビルスーツアンサンブル、果てにはGフレームとかの食玩も参戦できるようになったのだ!そしてなんとなんと!戦艦のプラモデルあるでしょ!宇宙戦艦ヤマトとかの戦艦も読み込めるようになりました!」

「「ええええぇ!?」」

これは誰しもが驚かざるを得ない。戦艦のプラモデルがガンプラファイトに参加できるとは思わなかったからだ。

「そしてそしてぇ!なんと!FA(フレームアームズ)シリーズと30MM(サーティ ミニッツ ミッションズ)シリーズ、そして直接的なバトルには参加はできないけどアプデ内容のサポートAI機能にて使えるし動かせるようになるのはFAG(フレームアームズ・ガール)シリーズ、30MMS(サーティ ミニッツ ミッションズ シスターズ)シリーズもスキャンできるようになったぞ!」

「「な、なんだってぇぇぇっ!?!」」

当初から有名だったあのFAシリーズと30MMシリーズもスキャン可能になりガンプラバトルに参加できるとは思うまい。

「でもそれガンプラバトルじゃなくなるんじゃ……。」

「大丈夫大丈夫!ソウちゃんが何とかしてくれるから!」


〜その頃、湯ノ森市役所にて〜

「くしゅん……。」

「風邪ですか市長?」

「かもしれないね。」

(何か大事を丸投げされたような気がするが気のせいだろう。)


「これで今までFAシリーズの武器とか30MMシリーズの武器がスキャンされないなんてことが無くなって幅が大きく広がるぜ!」

「ちょっと待ってくれ!てことはFAシリーズに出てたMS少女とか艦これとのコラボは!?」

「無論、サポートAIとして動かせれるぜよ!」

驚きが隠せなかった。

(イチカ、アルマさん一体あなた達はどれだけのことをやってのけたんでしょうか。多分、ヴァルキリーゼロの伝説よりもさらに伝説になる気がします……。)

「というわけでそれの実機テスト!」

そういうとイチカは四つのガンプラ(?)にデバイスを構えてこういった。

「サポートAI起動!セットアップデータ!ザクちゃんず!」

イチカがそう言うと、ザクの目が光った。

「……なるほど、こちらが。」

「し、喋った!?」

ヒビキが驚く。

「ふふん、ちなみに戦艦クルーみたいなことと整備も出来るからかなり万能な触れ合えるAIだよ!」

「初めまして、私はZ-ark(ジ・アーク)家の長女ゼルです。以後お見知りおきを。」

その後に二体目が続いて喋る。

「おう!アタシはZ-ark家の次女アイカだ!蜂の巣にされたくなかったら余計なことはすんなよ?」

「ほぇー、性格もあるんだぁ。」

「もっちろん、その辺もしっかり設定もりもりだからね!」

イチカが自慢げに言う。そして三体目が続く。

「うふふ、私はZ-ark家の三女ケイラ。敵は全部私が焼き払いますわ♪」

「……な、なんか怖い子いる。」

ツルギが少しだけ引き気味になる。続いて四体目が喋りだした。

「……Z-ark家の四女アル。ゲームの邪魔はしないでね……。」

「あらあら、可愛い子。」

レイカが微笑む。

「これによって!マリオンとも仲良くできるのだ!」

「……え?コンバート出来るの!?」

「もっちろん!ソウちゃんに抜かりなし!」

「じゃあ私も……」

「あー待った待ったツルギちゃん!これまだテスト段階で公表されてないからもーちょっとだけ待っててくれる?実用可能になったら真っ先にツルギちゃんとこに持ってくるし、ソウちゃんが湯ノ森ガンプラ部に専用デバイスを贈与するって!」

「そういえばイチカのデバイスが変わってるね。」

「ふふん、これこそ新デバイス!GBNギア!従来のデバイスとは比べ物にならないくらいなのだ!」

「いいなぁいっちゃんだけー!」

「ふふふ、何せ私はソウちゃんが開発に携わってるデバイスのテストプレイヤーだからね!」

((うわぁ、そこまでアルマ市長のこと好きなんだ。))

「これからよろしくね!ザクちゃんず!」

「よろしくお願い致しますマスター。」

「よろしくな!」

「よろしくお願いします〜♪」

「よろしく……。」

ザクちゃんず。

この力はいずれGBNに革命を起こすかもしれない存在達である。




「そういえば他クラスの人にも来て欲しいなぁ。」
「へぇ、湯ノ森ガンプラ部か。面白そうだな!」
「よっしゃ、ダブルスでやろーぜ!」
「んじゃ、行くよ!エタっち!」
「あいさーいっちゃん。」
次回
ガンダムビルドブレイカーズforWAR
第十話
〜決闘者達〜
ガンプラファイト!レディーゴー!
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