ガンダムビルドブレイカーズforWAR 作:Wandarel
作者のワンダレルです。
前回、ナス・セイラと0クアンタに敗れたものの、最高のガンプラファイトをイチカは繰り広げてくれました。
今回はどうやら、電之商店に関わるお話のようです。
何やら話し込んでるみたいですが、詳細は私には分かりません。
それでは!
ガンプラファイト!レディーゴー!
土曜日、学生たちにとってはフィーバータイム。
金曜日の地獄から解放され、日曜日のように月曜日に怯える必要も無い。
まさにフリーダム。
………一部を除いてだが。
「いらっしゃいませー!電之商店をご利用いただき誠にありがとうございます!今回はなんと!あのHGシリーズからロードアストレイΩが入荷してますよ!ぜひぜひお買い求めください!」
イチカのそのかけ声を機に人がぞろぞろと集まってくる。
そう、電之商店のバイトさんは朝が早いのだ。
「いらっしゃいませー。」
エタもイチカに続けて接客をしている。
最初はレジに苦戦してたが、エタは光るものがあり、高速で行えるレベルになった。
まぁ、お母さんのスパルタ修行の賜物だけどね。
そして、仕入れの方はお父さんとヒビキの二人でやっている。
でも、やはり目を引くのが……。
「うふふ、電之商店の仕入れたガンプラ、是非とも完成させてくださいね♪」
「は、はい……。」
男女問わず人気のあるレイカ姉の客引きがすごい。
(ヴァルキリーゼロは伊達じゃないな。)
抜群のプロポーション。
そりゃ客引きには最適だ。
「……ん?」
妙に店員が多いような気がする。
私、ヒビキ、エタっち、レイカ姉、父さん、母さん、あともう一人棚に追加してる人がいる。
「………んんん?」
待って、なんか多くない?!
私は母さんに事情を聞くことにした。
「母さん、従業員雇ったの!?」
「ん?あーもしかしてミズキちゃんのこと?」
「……ミズキちゃん?」
「ミズキちゃーん!こっちにいらっしゃーい!」
はーいと言う声からしばらくしてこちらについた。
「あ!もしかして店長が言ってた娘さんですか!」
「え?あ、どうもデンノ・イチカです。」
「私は
(思った以上にとんでもない人が来たぁァァァァッ!!)
「ん?居候?」
「そう、余ってる部屋があるからそこで寝泊まりしてもらおうかなって!」
「おぉ、さすが母さんだ!」
「そういえばみっちゃん。」
「みっちゃん…ん?私のことか!どしたの?」
「ガンプラ作ってる?」
「いやー残念ながらガンプラじゃなくて戦艦はよく作ってるのよ〜。」
「そっかぁ、じゃあバトルは出来ないのかぁ。」
「でも、そろそろGBNデバイスのアップデートで戦艦が参戦出来るからイチカちゃん達の戦艦を作ろうかなぁって!」
「おぉー!!いいの!?」
「うん!艦長は任せて!」
「えーこほん。さ、二人共お客さんを迎えに行くわよ!」
「「はーい!」」
そして、ある程度お客さんを捌き終えたとき、マスクを付けて帽子を被った人が母さんに声をかけていた。
「あの……ここでバイトを募集してるって聞いたんですけど……。」
「あら、バイト志望者?えぇ、大歓迎よ!」
私はその人の背後にこっそり近づいて、胸を鷲掴みにして揉みしだいた。
「ぴうっ!!?な、何をするんですか!!?」
「そういうツルギちゃんこそフル装備で何してんの?」
私はツルギの胸を揉みながら尋問する。
「え、えっと、ガンプラを買いに……。」
「ダウト。それならその手にある履歴書いらないよね?」
「ひう……。」
「バイトしないって言ってたよね?」
「だ、だって……。」
「だってみんな楽しそうにしてるんだもん!うわぁぁぁん!」
なんと、ツルギは泣き出してしまった。
「えぇ!?ツルギちゃんなんで泣いてるの!?」
「え?ツルギさん!!?」
「んお?ツルギ氏だ。」
「あらツルギちゃん。」
「あーよしよしツルギちゃん泣かないで?」
イチカが宥めてしばらくして。
ツルギが、土下座してた。
「お見苦しいところを見せてしまい申し訳ありませんでした。」
「ま、まぁそれはいいとして、なんであんな風にコソコソしてたの?」
「……なんというか、その。風紀委員がバイトなどしていいのだろうかって……。」
「なーんだ、そんなことか!」
イチカはそういうと肩を叩いてこう言った。
「好きなことを好きなだけやって何が悪いの?だったら好きなこといーっぱいやろうよ!」
「………それもそうですね。」
「てなわけで、ツルギちゃんは看板娘ね。」
「………へ?」
イチカはツルギの胸を鷲掴みにした。
「まぁねぇ、そんな大層なものぶら下げてんですからねぇ、是非とも看板娘してもらいたいですねぇ、ねぇ?」
「いたたたたた!!?何をするんですかイチカ!」
「やかましゃあ!いいから行ってこいやぁ!」
「いいなぁ、お姉ちゃんの胸も好きなだけ揉んでいいのに。」
「レイカさん、それ普通にアウトですからね。」
レイカのボケにヒビキが冷酷にツッコミをいれる。
そして、見事土曜の激務を乗り越えた。
「ふー疲れた疲れたァ。」
「お疲れ様みんな。おやつのブラックサンダーよ!」
アマリがどっさりとブラックサンダーを持ってきた。
「皆さん、お疲れ様です。お茶をどうぞ。」
ゼルが湯呑みを持ってきてみんなにお茶を出した。
「……いつも思うがザクちゃんずすごいなイチカ。」
「うん!何せサポートAIで動かせるからね!」
「時代も進化したわねぇイチカ。」
「………そういえばツルギさんが欲しいものって。」
「……ブルーディスティニーかな。いつかサポートAIとして自立できるようになったらマリオンとお話したいし。」
「おぉ、お父さんは感動したぞぉぉ!!」
「パパ、落ち着いて。」
アマリがガーベラストレート包丁をヨシモリの頭スレスレに突き刺す。
((世の中敵に回しちゃ行けない人もいるんだな………。))
「皆、ありがとう!今度お母さんにもお礼させて欲しいな。」
「いえいえ、お構いなく!」
みんながそれぞれバラバラに帰路について帰って行った。
そういえばミズキさんの戦艦ってどんなのなんだろう。
「え?戦艦見たい?」
ミズキはそういうとひとつのダンボールをあけて取り出した。
それは見た感じはプトレマイオス2のように見える。
「んん?トレミー?」
「ううん、これはヤマトマイオス。プトレマイオス2と宇宙戦艦ヤマトをミキシングしたのよ?」
(や、ヤマトだとぉぉぉ!?)
「もちろん、いっぱい武装はあるけどまだ改良してるからもう少しだけまっててね!」
「あ、はい。」
この戦艦ガチでやばいとイチカは思った。
だが、こういう楽しい日常も……。
「たのしくていいね!」
「ほほぉ、ザクだ!」
「ザクが二足歩行だけだと思ったら大間違いだよ。」
「ぬぅ、やるなぁ!」
「まだまだ!」
「いでよ!新しい進化を見せてやる!」
次回
ガンダムビルドブレイカーズforWAR
第十三話〜ザクとザクの激突〜