ガンダムビルドブレイカーズforWAR 作:Wandarel
作者のワンダレルです。
さて前回、長きに渡ったロストシスターの決戦、歪んだ有志連合はかのチャンプ、クジョウ・キョウヤによって終息を迎えました。
ここからは少しだけ思い出話になるところでしょう。
それでは!
ガンプラファイト!レディーゴー!
第二十八話「果てしなき最後の戦い」
レイカ「ふーんふんふふんふんー。」
レイカは珍しく鼻歌を歌いながらどこかに向かっていた。
一つの花束を携えて、歩いていく。
師匠との休日の稽古も済み、午後からは自由なのだ。
あの事件が終ってからもう四日は経つ。
レイカ「あの時の戦いも凄かったなぁ。」
教育実習生として来ていた雨田四郎先生と一つ上の先輩の城島啓司さんとのあの激闘はものすごく白熱した。
レイカ(四郎先生と戦ってみたいなぁ。)
当然、戦女神も戦いたくはなる。
レイカはぼんやりとだが幽霊が見える。
ただ、どの幽霊もレイカを前にすると逃げるのだが、その中でたった一人の幽霊は逃げなかった。
レイカは墓地へとたどり着いた。
レイカ「……レイト、久しぶり。私ね、イチカ達と一緒に世界を目指すの。掴めなかった夢を私はこの手で掴むわ。でも……でもね………私ね……やっぱり寂しいの……。私だけ置いてけぼりにされたような気がしてならないの………。どうして言ってくれなかったのよ………」
普段はあまり弱音を吐くことも無く泣くこともほとんどない朗らかなレイカはいつもレイトの墓標の前では泣いてしまう。
けど、今回はなにかが違った。
???「らしくねぇな……しっかりしろよレイカ。それでも
そんな声が聞こえた気がした。
レイカ「……そうね。レイトならきっとそう言って怒るんでしょうね。……口は悪くても根が優しいのは私知ってるんだから。」
レイカはレイトの墓にキスをした。
レイカ「またね、レイト。今度はヒカルと一緒に来れるように頑張るわ。」
そう言って花を置いた後に立ち去った。
レイカ「そういえば、学校ではガンプラ部が恐れられてるのは何故かしら……。もしかして誰かが暴れてるんじゃ……。私やイチカはガンプラバトルある場所に乱入してるだけだし……。」
その帰り道、電之商店の手前のT字路でよそ見をしていたのがいけなかった。
思いっきり人にぶつかってしまったのだ。
お互いにしりもちをついてしまった。
レイカ「いたた……ごめんなさい、大丈夫ですか?」
その女性は透き通った薄紫色の髪と眼をしていた。
少し露出の多いシャツにパーカーを着ていた女性だった。
???「こっちこそごめんなさいね
何故かこの女性はレイカの二つ名を知っていた。
レイカ「どうしてその名前を……。」
???「あなたは自覚はないでしょうけどかなり有名よ。だってこんなに強いんだもの。」
レイカとその女性は言葉の合間に拳を打ち合わせていた。
レイカ「あなたは一体……?」
トキメ「私はトキメ。ダイドウ・トキメよ。」
レイカ「………もしよかったら今度師匠と共に手合わせをしていただきたいですね。」
トキメ「申し訳ないけどそれは無理ね〜。私ちょっと忙しいから。でも、あなたに会えたことは本当に良かったわ。私、あなたのファンなのよ。」
レイカ「あら、それはありがとうございます。それでは。」
トキメ「じゃね。」
二人は真逆の道を進んだ。
レイカは電之商店へ、トキメは人混みの中へ。
トキメ「……知ってるもの。だってあなたは私でもあるんだから。私が汚れる前の………私なんだから。」
トキメはそう言って、人混みの中へと混ざった。
家族四人で食卓に座りご飯を食べていた。
イチカは右腕の負傷もあり、慣れてない手つきで左手で食べていた。
レイカ「もう。言ってくれたらお姉ちゃんが食べさせてあげるのに〜。」
イチカ「大丈夫大丈夫、私結構器用だから!」
むすっとするレイカにイチカが元気に答える。
あの時のこともあってだったが、今はすっかり元気になっていた。
レイカもその様子を見てほっとしていた。
その時、イチカの携帯が鳴った。
イチカ「あ、ヒビキから電話だ。もしもしどしたの?」
アマリ「あー、食事中にスマホをいじってる〜。」
ヨシモリ「まぁまぁ、いいじゃないか。」
ヒビキ「イチカ、僕明後日にカマイアキラさんと戦うことになったんだ。」
イチカ「えぇ!?」
それを聞いたレイカも思わず箸を落とした。
四年前のあの件以来、所在も掴めずどこにいたのかも分からなかったからだ。
レイカ「……え?」
イチカ「大丈夫なのヒビキ、相手確か相当に強かったよね!?」
ヒビキ「大丈夫だよイチカ。今の僕には……兄さんがついている。」
イチカ「そっか……コアガンダムαが……。」
レイカは箸を洗ってまた食べ始めた。
イチカ「分かった、私もその戦い見てみたい!レイカ姉も応援に行くからね!」
ヒビキ「うん、よろしくね。それじゃ。」
イチカ「はいはーい!」
二人の通話が終わった。
レイカ「ごちそうさま。」
レイカは珍しくすぐに食べ終わった。
ヨシモリ「ん?早いなレイカ、大丈夫か?」
レイカ「大丈夫よ父さん。」
そう言って二階の自室へと向かい部屋に入って布団に倒れ込んだ。
レイカ「…………。」
レイカの胸騒ぎがしていた。
何故か行かねばならないと思っていたのだ。
レイカ「行こうかな……きっと、何かある。」
レイカ「行ってきます。」
珍しくイチカより遅れて出たがまだ間に合う。
しかし……。
「すみませんお嬢さん。」
裏道の路地裏で突然怪しい人に声をかけられた。
それも道を塞ぐ形で。
レイカ「あの、すみません。急いでるんです。」
レイカがそう言って通り抜けようとした時、腕を掴まれた。
が、レイカは即座に投げ技を仕掛けて振り払った。
「ってて、流石だなコイツは。あの女が気をつけろと言うだけはあるぜ。」
レイカ「……。」
(数にして十数人。なぎ倒すこと自体は問題じゃないけど、このままだと、試合が終わってしまう……!)
レイカがこうしてる間にも既に試合が始まろうとしていたのだ。
「流石に複数人がかかりゃ勝てんだろ!やっちまいな!」
「こんなガキでも良い身体してんなぁ、依頼にゃ無傷とは言われてねぇしよぉ!」
レイカ「ゲス共が……。」
レイカが怒りをぶつけようとした時だった。
一人の男が突然股間を押えて悶絶しながら倒れた。
???「あらごめんなさい、邪魔だったから。」
「んだこのアマ!!」
レイカ「と、トキメさん?!」
トキメ「久しぶり〜、さ、急いでるんでしょ?行って。」
レイカ「トキメさんは?!」
トキメ「大丈夫大丈夫、何とかするから。」
レイカ「…ありがとうございます!」
レイカは会場へと走っていった。
「このアマァ!俺たちが養王田組なのをわかって邪魔したんならカタギの女でも容赦しねえぞ!」
トキメ「あら、あなた達って養王田組?なら好都合。」
そう言った瞬間、トキメは二十四人のウチの四人の首を横に百八十度に曲げ、絶命させた。
「な……え?」
トキメ「さよなら。」
その間にも一人ずつ丁寧に抱擁し首の骨を折っていった。
「……ど、どうなってんだ!!」
首謀者が銃を使おうとするがその掌にトキメの改造されたヒールが突き刺さった。
「ぎゃぁぁぁ!?手がァ!!」
トキメ「あらぁ、根性のない人。ま、どうでもいいから死んでちょうだい。」
トキメはそのまま首謀者の頭蓋骨を手と指の力で砕き、首謀者を含め養王田組の追手は全滅した。
トキメ「……レイカ。あなたは優しくありなさい。私のように、堕ちてはいけないわ。」
トキメはEの記号を持つガイアメモリに口づけをした。
会場にたどり着いているともう盛りあがっていた。
レイカ「………ん?」
そこには見慣れた姿のコアガンダムαが居た。
ちょうど近くの席が空いていた。
ケイジ「うおぉぉぉぉっ!プラネッツナイトだ!テレビ見たあのガンプラだ!すっげぇぇぇっ!」
キノ「………。」
ケイ「うるさいなぁ。男って、侍とか騎士とか本当好きよねぇ。」
片方は先日のコアガンダムガオファイガーと戦ったケイジ先輩。
あとはちょっと前にヒビキ君とのやり取りで仲良くなったと聞いているキノ、そして獅子谷さん。
この三人の入学式の直後の事件は未だに覚えている。
私はなんとなくこの三人の近くに座った。
レイカ「あら。プラネッツナイトなんて…。懐かしいガンプラがあるじゃん。それに、ヒビキ君が操縦してるみたいだけど、彼が操縦してるような感じではないようね。」
キノ「えっと…貴方は…レイカさん…でしたっけ?」
レイカ「そうよぉ。私は、この湯ノ森で1番強いガンプラファイターよ。」
キノ「何故貴方のような方がここに…?」
レイカ「………。なんだか、胸騒ぎがしたのよ。」
キノ「胸騒ぎ…?」
レイカ「えぇ。私はね、4年前にこの湯ノ森の代表として、ガンプラバトルの大会へ出たのよ。私達は、順調に勝ち続けて、決勝戦まで勝ち進んだの。けど…仲間の1人が心臓病で亡くなってしまってね…」
キノ「……その人って…レイトさんですか?」
レイカ「そうよ。彼は強かった。私と互角に闘って、私でさえ負けると思うほど強い人だった。彼は、私と一緒に大会に出てくれたわ。そこで、あのプラネッツナイトとも共闘したわ。本当に強かった。でも…なんで私達に病気の事を言ってくれなかったんだろうって、ずっと胸に引っかかってるの…。」
キノ「………。きっと、レイトさんは心配をかけたくなかったんだと思います。僕は彼ではないからわかりませんが、彼は…レイトさんは本当に人に優しくて、誰よりも人を大切にしていた人だって思うんです。だからこそ、無茶をして大会に出てたんですよ。自分のせいで大会を辞退させたくなかったから。」
レイカ「…そうね。彼ならやりかねないわね。意地が悪くて、口も悪くて…だけど、そんな芯の強さを知って私は彼等と共に大会に出る事を決めたんだから。」
零華は義之と零斗の昔話をしながら試合を観戦していた。
そして…零華はなんとなくわかっていた。目の前の試合で戦っているのは、響ではなく零斗だという事を。
シロウ「どうやら、まだ始まったばかりのようだな。」
キノ「シロウさん。」
シロウ「やぁ。っと、そっちの綺麗な子はキノ君の友達かい?」
レイカ「デンノ レイカよ。よろしくね。」
シロウ「君がかの有名な電之姉妹の人か。俺はアメダ シロウ。よろしく。」
と、あいさつをしていると、ケイジ達が割り込み
ケイジ「あ、シロウさん!今さっき、あのコアガンダムが変身したっすよ!今からが本気の勝負みたいっす!」
シロウ「そうか。ちょうどいいタイミングだったようだね。」
と、口にすると、義之が試合を見ながら怖い顔をしているのを目にする。
キノ「………。」
シロウ「彼が心配なのかい?」
キノ「いいえ。心配なんかしてません。勝つと信じてますから。」
シロウ「じゃあ、どうしてそんなに険しい顔をするんだい?」
キノ「この闘いは…これ以上は目を離せないからです。」
そんな会話を耳にした。
レイカ(………レイト。)
ぼんやりと見える、ヒビキの纏っている亡霊のオーラ。それは私を前にしても決して逃げなかった亡霊の色。
アキラ「そうだ…!これを求めていた!この戦いを…!君との決着を!私は今、最高に嬉しいぞ!こんなにも楽しい戦いは初めてだ!」
零斗は次に言葉を発した。
レイト「俺もだ…!俺も沢山の強い奴らと戦って来た…!レイカ、ヒカル、シロウ…だが、お前は俺を震わせてくれる!アキラ、俺は本当はずっとお前と闘う事を恐れていた。俺の時は四年前に止まってしまった。その四年間にお前は更に強くなって今ここに現れた。俺はそれが怖かった。そして…お前に勝てたとしても、この世界に未練を沢山残したまま消えてしまうと恐れていた。だが今は消える消えないなんかどうでもいい!俺はこんなにも熱く震えるバトルができている。それだけで嬉しいんだ!」
アキラ「そうか…!ならば!その想いに答えなければならんな…!」
その二人のやり取りを聞いた瞬間、レイカははっと気がついた。
ぼんやりと見えていたのは認識しようとしなかったからだ。
心の奥底で認めたくなかったからだ。
だが、今レイカの瞳にははっきりと写っている。
レイカ「……やっぱり成仏してなかったんじゃない。レイト………。」
レイカは涙を流しながら悪口を吐いた。
レイトの面影が見える。
それだけでもう嬉しかったのだ。
ここに来て正解だった。レイカは心の底からそう思った。
どんどんと戦いはヒートアップしていった。
互いに削り削られ、武器もエネルギーも限界ギリギリだった。
素早い蹴りを入れられて、プラネッツナイトは地面に叩き落とされた。
レイト「くっ…くそ…迂闊だったか…」
アキラ「その程度か。君はそれくらいで終わるようなやつか?」
レイト「ま…まだだ…っ!」
零斗は立ち上がろうとするが、身体に違和感を感じ、止まってしまう。
レイト(な…何故だ…体が…うまく動かない…響の身体に馴染み過ぎたからか…?)
アキラ「動かぬならこちらから参るぞ!」
と、言いsin ・スサノオが斬りかかる。
レイト「受けるしかねぇ…!」
零斗は盾を構え、受ける態勢に入った。
しかし…
ザシュッ!
レイト「た…盾がっ…!?」
更に追い込むように蹴り飛ばした。
レイト「ぐぁぁぁぁ!」
ザザザッ…!
レイト「こ…このままじゃ…」
そんな状況を見たレイカは……。
レイカ(レイト……負けないで……あなたは強いんだから!)
レイカは祈るように両手を組んだ。
その時だった。
あの
祈り……聞こえるかどうかは分からない。でも!
レイカ「レイト、貴方なら勝てる。私達は一緒に戦って、勝利を勝ち取り、築き上げてきたものはそんな簡単には折れはしない!」
そう言った。
それと同時だった。
レイト「行くぞ…!俺達みんなで築いた力の全てをぶつけるぞ!」
ピカーン…ッ!
プラネッツナイトはその言葉に応えるように目を光らせた。
プラネッツナイトの周りから気迫のような強い風が吹き荒れる。
sin・スサノオはその風を受け、少しのけぞった。
宇宙の騎士は再び立ち上がったのである。
アキラ「その気迫…っ!私が最初に戦った時と同じ感覚…!ついに、見せたな!本当の力を!」
レイト「行くぞ…!アキラ!」
アキラ「来い…!アリネ レイトぉ!」
レイカはその様子を見ていた。
だが、限界が訪れた。
レイカは嗚咽し、泣きながらその試合を見ていた。
レイカ「ねぇ、ヒカル……見てるかしら……。レイトが……レイトが……」
レイトのその姿はまるでこの戦いが終われば消えると言わんばかりの気迫だった。
レイカ「全てをかけて……戦って、前に進んでるわよ……。私達も……負けてられないわね……。」
そうだ。いつもそうだ。
レイトの口は悪い。でも人の事を人一倍誰よりも思っていた。
優しさがあったからレイトは最期の最後まで戦い抜いた。
そして今、亡霊となりながらもまた再び同じ事をしている。
レイカ「バカ……いつもそうやって……。でも……行ってきなさいレイト……!!」
戦いはクライマックスへと向かう。
二つのガンプラを中心に風が吹き荒れ、空の雲すら吹き飛ばす。
レイト「宇宙よ…我が剣にその力を与え、勝利を道を示せ!」
プラネッツナイトの剣が光り輝き、宇宙からの光を受け止める
アキラ「我、主君の為に命燃やし、勝利と栄光を取らんとせし。」
sin・スサノオの刀が赤く輝き、GN粒子を纏ったと共に、トランザム状態になる。
そのトランザムは更に光を増し、真トランザムと呼ばれる姿に変わる。
二つの力により、自分たちの周囲より外の大地が崩れていく。
そして、ついに力のぶつかる時が来た
レイト「これが最後に最強の必殺だ!」
アキラ「我が武士道に一点の曇り無し!」
レイト「一撃必殺!プラネッツアサルトブレイブ!」
アキラ「百花繚乱!横一文字斬り!」
両機は共にぶつかりあう!
2人「はぁぁぁぁぁぁっ!」
レイカ「やっちゃえ……レイトォォォォォォッ!!」
レイカは渾身の叫びを響かせた。
そして…一瞬でそのぶつかり合いは終わり、互いに一直線上に斬り合った。
両機とも動きが止まり、その少し後に動きを見せた。
プラネッツナイトの左腕、左脇にダメージを受け、左腕は壊れて落ちてしまった。
会場はその瞬間ざわついた。
ケイジ「あぁっ…!」
シロウ「これは勝負あったな…」
キノ(レイトさん…!)
だが、その後、sin・スサノオにも動きがあった。
sin・スサノオも左脇にダメージを負っていた。そして…
パリーン…と音を立て、sin・スサノオの仮面が崩れ落ちた。
プラネッツナイトは攻撃をした体型のまま、立ったまま動かなくなってしまった。
だが、バトル終了の合図はならない。
アキラ「お見事…。その騎士道精神…それこそ私の追い求めたもの。」
レイト「………。」
そう言い、sin・スサノオの右腕で腰につけていた短刀を抜き取った。
アキラ「私も、その精神に応えて、潔く負けを認めよう。」
そう言いながら、コクピット部分に短刀を突き刺した。
そして…バトルエンドのコールが鳴り響く。
レイカはそれを聞いて、レイトへ、ヒビキへとあの時、湯の森シャイニングゼロでやっていた勝利のポーズを見せた。
それは見えていないのかもしれない。
もう既に消えてしまったのかもしれない。
けど、レイカにとってそれは最後に絶対にやらねばならない事だった。
そして、バトルが終わりヒビキがガンプラを回収した。
それと同時に、一気に人が押し寄せる。
ケイジ「すごかったっすね!あの戦い!」
ケイ「こら。突然知らない人に話しかけられて驚いちゃってるわよ?」
シロウ「ナイスファイトだったね。」
レイカ「流石はレイト君の弟ってだけはあるわね。」
シンプルだだけど、ヒビキはきっとレイトと同じように強くなる。
レイカ「……おめでとう、ヒビキ君そしてレイト。」
ヒビキ「………もしかして、見えてたの?」
レイカ「えぇ。」
ヒビキ「でも兄さんはもう……。」
レイカ「分かってるわヒビキ君。でも私達はレイトに想いを託されたの。だから、私達は前に向いて進まなくちゃいけない。きっとレイトならしっかりしろお前ら!なーんて言って必要以上に怒るもの♪」
ヒビキ「そう……ですね。僕も……きっと兄さんを越えるガンプラを作ってみせる……そう約束したから。」
レイカ「そうと決まれば、明日からGBNでの部活も頑張りましょ!」
イチカ「……レイカ姉。」
レイカ「あら、イチカ。」
イチカ「なんか、すごく吹っ切れたようにいい笑顔になったね!」
レイカ「そうね……でーっかい迷いが一つ吹っ飛んでっちゃったから。」
レイカは、戦女神のゼロははばたいた。
学校でガンプラバトルがあればどこでも乱入している。
レイカ(……レイト、任せて。ヒビキ君も連れて湯の森ガンプラ部で世界を取るわ。いつかの夢を叶える為に!)
レイカ「ガンプラファイト!レディー!ゴー!」
イチカ「ほうほう、GBNでそんなことが。」
???「もしよかったら私もガンプラ部に入れてくれませんか?」
イチカ「もっちろん!大歓迎!!」
???「ここでいいのかな?」
イチカ「うぉ!?なんかおっとり系だ!!」
次回、ガンダムビルドブレイカーズforWAR
第二十九話「狐と降霊とガンプラと」
それでは次回も!
ガンプラファイト!レディー!ゴー!