ガンダムビルドブレイカーズforWAR 作:Wandarel
作者のワンダレルです。
さて前回、異界のシグレと奇跡の再会を果たしたイチカ。
その先にある未来に向かってあゆみ出すことを決意します。
彼女の未来はどうなるのか!!
それでは!ガンプラファイト!レディーゴー!
イチカはギプスを外せるほどに回復した。
イチカ「行ってきまーす!」
今では元気に自転車に乗れるほどだ。
レイカ「一緒に行きましょーイチカ♪」
イチカ「うん!」
電之姉妹が湯の森を駆け巡る。
そして、教室に飛び蹴りで入ってくる二人。
エタ「ホイ来た。」
エタがピンポイントで窓を開けていたお陰で最大のショートカットとなった。
ヒビキ「あのさぁ、もうちょっと静かに来れないの?」
イチカ「んー。わかんない!」
レイカ「同じく〜♪」
ヒビキ「あぁ、もう……。」
ツルギ「あ!コラ!二人共また飛び込んできたでしょ!!」
イチカ「いいじゃん減るもんじゃないし〜」
イチカがツルギの背後に回って胸を鷲掴みにする。
ツルギ「みゃ!!?ちょっとイチカ!!毎度毎度やめてなさい!!」
イチカ「ふーんだデカイのが悪い!!」
レイカ「あーん、羨ましい。私にもそれしてくれないのイチカ?」
イチカ「絶対ヤダ。」
レイカ「(´・ω・`)」
アキト「あーあ、また始まったよ。」
ミタマ「……だ、大丈夫かなこれ。」
同じ1-Cには湯の森ガンプラ部の半分がいる。
Bにはコマとルヤとキノ、Aにはセイラ、カナデがいる。
ガヤガヤと騒いでいると、担任の檜山先生が来た。
シロー「よーしお前たち席につけー!」
その声でざわつきながらも席に着く。
シロー「今日のSHRの内容はな、なんとガンプラ部に顧問がつくことになったぞ!」
イチカ「マジ!?」
思わずイチカが立ち上がった。
シロー「あぁ、本当だ!ただやけに俺にそっくりな声してて驚いてるんだよな。」
ヒビキ「誰なんだろ……。」
エタ「気になりますね。」
レイカ「気になるー。」
ヒビキ、エタ、レイカ、イチカは席がめちゃくちゃ近い。
シロー「それともう一つ!俺たちのクラスに副担任が来ることになった!一年生の英語を担当してくれる新しい先生だ。入ってきてくれ!」
???「
緑髪のポニーテールでキリッとした真面目な雰囲気を纏った高身長の人が入ってきた。
イチカ「………!」
ツルギ「あれ……?」
イチカとツルギは見覚えがあった。
ゼル「初めまして、C組の皆さん。私の名前はゼル・クロシェフィールド。気軽にゼルと呼んでください。」
イチカ「ゼルさん!!」
ゼル「……!これはイチカ。まさかこんなところで会えるとは。」
シロー「ん?知り合いなのか?」
ゼル「えぇ、旧知の仲です。」
イチカ「四年前から居なくなって心配してたんだよ!!どこに行ってたのさ!!」
イチカの目には涙があった。
エタ「……え、つまりどういうことです?」
ゼル「詳細は後ほど話します。今はホームルームを終わらせることが先決です。」
シロー「そうだな、まぁ今日の内容は大きくその二つだけだったからなぁ。ゼルさんのお話を聞かせてもらおうか!」
ゼル「Yes,Sir.何なりとお聞きください。」
「ゼル先生!スリーサイズとか教えてください!」
さっそく意外ながらも女子がそう言った。
ゼル「上から95、56、82です。」
一部を除いて男子がざわつく。
イチカ「いや素直に答えるの!?」
ゼル「当然です、答えれるものには答えます。」
「前はどこで働いていたんですか?」
ゼルはそう聞かれると。
ゼル「お答えしかねます。」
回答を拒否した。
イチカ(……ゼル。)
ツルギ「は、はい!質問いいですか!」
ゼル「
ツルギ「イチカがよく使っているサポートAIのゼルとの関係性を詳しく知りたいです。」
ゼル「その事はあのと……オホン、アレはかつてのいえ、……仕事場の上司が娘と娘の友人であるイチカに、向けて私のような疑似人格を与えたAI。それがサポートAIゼルです。」
ツルギ「な、なるほど。」
ヒビキ「はいはい、僕も質問。」
ゼル「どうぞ。」
ヒビキ「ガンプラバトルの腕はどのくらいですか?」
ゼル「そうですね……シャイニングゼロには負けますね。もっと具体的に説明しましょうか?」
ヒビキ「すみません、なんでもないです。」
(だいたい分かったヒビキ)
「兄弟とかいるんですか!!」
ゼル「いますよ。妹が三人ほど。総じて手が掛かりますがね。」
ミタマ「あ、じゃあ私も。」
ゼル「どうぞ。」
ミタマ「ゼルさん達ってハーフですか?」
ゼル「はい、私達姉妹は父がアメリカ人、母が日本人の日系アメリカ人です。」
そんなふうに質疑応答が盛り上がっていった。
シロー「そうだ、ゼルさんが皆に聞きたいことあるって言っていたな。」
ゼル「あぁ、私とした事がうっかり忘れていました。」
C組が聞きたいことについてざわつき始める。
ゼル「皆様……。」
ゼルがスーツの胸ポケットから携帯を取りだした。
ゼル「昨日買い換えたのに触っただけで何故か壊れてしまったのですが、どうすればいいですか?」
C組一同「知らねぇよ!!!」
どうやらゼル先生はとても面白い人のようです。
放課後になり、ガンプラ部のメンバーが部室に集まった。
イチカ「てなわけで!顧問の先生が来るそうで迎撃しますよ皆!」
レイカ「おー!!」
ヒビキ「待て待て待て、迎撃してどうする気なの?」
イチカ「ブラックサンダー!」
ヒビキ「だろうと思ったけどダメだからね。」
エタ「まぁ簡単な交流会みたいなものでもすればいいと思いますよ。加減しませんけど。」
ヒビキ「加減はしてね」
そんなことを話していると、扉が勢いよく開いた。
???「ここか、ガンプラ部は!」
コマ・ルヤ「あ。雨田先生。」
ツルギ「え?え?さっきシロー先生の声が……」
イチカ「へ?知ってるの?」
コマ「B組の副担任、
ルヤ「最初帰ってきた時は驚いたぜ先生。」
シロウ「まぁな!……とはいえ、中々部屋が汚いな。」
エタ「いっちゃんのブラックサンダーの箱のせいですね。」
イチカ「え?私が悪いの?」
ツルギ「どこからどう見てもイチカが悪いです。」
ミタマ「同じく。」
ヒビキ「同じく。」
イチカ「なんでだよぉ!!」
カナデ「……それよりも、思っていたより声と名前はシロー先生にそっくりですね。」
シロウ「そうなんだよ、前も檜山先生と間違えられてな……。」
イチカ「まぁ、何はともあれ顧問に抜擢されたシロウ先生にブラックサンダー!!」
シロウ「あ、ありがとう。」
新たな顧問である雨田四郎と共にガンプラ部は羽ばたこうとしていた。
???「えぇ!?私にですか!!?」
???「そうとも、次のレギュレーションで君のそれが必要になる。」
???「むむ、私に教師なんて無理ですよアルマ市長!!?」
アルマ「安心したまえ、手は打ってあるさ。それに、君にしてもらうことは教師では無いよ。」
とある人物の策謀が迫りきていた。
???「よ、よろしくお願いします。」
イチカ「あれ!?また知り合いだ!!」
エタ「世の中は狭いねえ……。」
???「主砲……てぇー!!!」
次回、ガンダムビルドブレイカーズforWAR
第三十三話「ヤマト魂」
それでは次回も!ガンプラファイト!
レディーゴー!!