ガンダムビルドブレイカーズforWAR 作:Wandarel
作者のワンダレルです。
さて前回!GGRにて艦隊戦レギュレーションの追加により戦術の幅がさらに広がりました!
そして今回ガンプラ部はひょんなことから海に向かうことになったようです!
果たしてハプニングは起きるのでしょうか!
それでは!ガンプラファイト!レディーゴー!!
カナデ「確保しました。」
ヒビキ「いや、何を?」
カナデが部室に来てすぐにそう言う。
コハル「………主語と述語がぬけてるんですが。」
新しく来たコハルも流石に険しい顔をする。
ちなみにコハルもガンプラ部の洗礼を受けたが、それなりにはこなした。
レイカ相手に三分は持ったからである。
そんな時にカナデがそんなことを言うのだ。
カナデ「確保しました。」
ミタマ「いやだから主語述語入れてって。わかんないから。」
カナデ「木宮グループにて海の旅行券を確保しました。明日行きましょう。」
ガンプラ部一部「マジで!?」
カナデ「ただ、定員が八人までなんです……。」
イチカ「七人かァ……」
イチカはそう言うと辺りを見回す。
コマとルヤは補習で不在。キノは最近GBNにのめり込んでる。
セイラはシンクロトランザムの自由研究もどき。
アキトはザクタンクJの強化を兼ねて家族と旅行中。
そして、コハルと目が合う。
コハル「あ、私パス。明日予定あるから無理。」
イチカ「となると……。」
残るはイチカ、ツルギ、エタ、ヒビキ、カナデ、レイカ、ミタマである。
レイカ「でも付き添いの大人はいて欲しいけどシロー先生いないでしょう?」
カナデ「大丈夫です、そこら辺は問題ありません。」
ツルギ「ほえ??」
ミタマ「どゆこと?」
アルマ「というわけだ、引率は僕に任せたまえ。」
イチカ「ソウちゃんだ!」
アルマ「三日ぶりだねイチカ。」
イチカが抱きつきに行く。それに呼応しアルマもイチカの頭をなでる。
ツルギ「( ˘•ω•˘ )ムゥ……。」
エタ「( ー̀ н ー́ )ムスゥ……。」
ミタマ「ロリコン……」ボソッ
アルマ「ロリコンじゃない博愛主義者さ。」
ヒビキ「アンタまたですか。」
アルマ「当然サボりだよ。」
ガンプラ部一同「ダメじゃねぇか。」
というわけでカナデの執事の送迎車とは思えないほどのキャンピングカーで近隣の海に来た。
イチカ「夏だ!」
レイカ「海だ!」
バトルジャンキーシスターズ「「ガンプラファイトだ!」」
ヒビキ「やめんかバーサクバトルジャンキーズ。」
イチカとレイカの突撃をいち早く止めるヒビキ。
もはや手慣れたものだ。
エタ「とりあえず水着に着替えましょうか。」
各々更衣室に入っていく。
ヒビキ「よりによって男子が僕だけか……。」
アルマ「おや?僕も男だが?」
ヒビキ「いやそういう問題じゃなくて……。」
アルマ「ふむ、そこそこにたくましい体つきをしてるね。」
ヒビキ「まぁ、ちょっとの間運動してた時期ありましたから。……そういう市長もすごい引き締まってますね。」
アルマ「これも蒼月家の教訓の賜物さ。」
レイカ「あら?イチカ、胸少し大きくなった?3ミリくらい。」
イチカ「だからなんでわかるんだよ!!」
レイカ「うーん、軽度のシスコンだから?」
イチカ「それは重度なんだってば!」
エタ「ほぇー、ツルギさんやっぱりすごいですね。」
ツルギ「……実はちょっと視線とかが怖くてコンプレックスなんですよね……。」
エタ「大丈夫ですよ、いっちゃんが何とかしてくれますから。そのバカでかい邪魔なものもね。」
ツルギ「ひうぅ……」
イチカ「……ナンパしてきた奴いたら教えて。速攻倒す。」
ツルギ「あ、あの、胸を揉みながら言わなくてもいいんじゃ……」
イチカ「拒否権などない!」
ツルギ「えぇ……。まぁ、もう慣れましたけど……。」
カナデ「レイカ、とても綺麗ですよ。」
レイカ「あら、カナデちゃんの水着もかわいいー!」
カナデ「がふっ……(鼻血)」
レイカ「あ、あら??」
カナデ「我が生涯に一片の悔い無し!!」
ミタマ「おーい戻ってこーい。ていうかスク水が二人ほどいるんだけど。」
イチカ&レイカ「「文句ある(の〜)?」」
ミタマ「いや、犯罪臭すごいなって。特にレイカさんが。」
レイカ「そういえば同い年なんだからさん付けしなくてもいいのに……。」
ガンプラ部女子一同(いや、さん付けないと殺される気がするからなんて口が裂けても言えない。)
ヒビキ「おっ、来た。………なんでスク水?」
イチカ「んー?どした?」
ヒビキ「あー、いや、なんでもない。」
エタ「いっちゃんとレイカさんがスク水なのは今に分かりますよ。」
イチカ「ツルギちゃんの水着もーらい!」
イチカがすごい速さでツルギの水着を掠め取った。
ツルギ「!!!!?ちょ!!!」
ヒビキは思わず目をそらす。
イチカ「ふはは!!スク水なら掠め取られる心配なし!」
エタ「ね?」
ヒビキ「イチカぁ!!すぐに返してあげなさい!!」
ツルギ「か、返してください〜……」
ツルギが屈んで涙目になりながら上目遣いでイチカに懇願する。
イチカ「おうふ……し、仕方ないにゃー……///」
何故か分からないがイチカが赤面しながらツルギに水着を返した。
エタ(あれ?随分あっさり返したね。)
カナデ「写真撮らせてくださいレイカ!!」
レイカ「そんなに興奮しないの。めっ。」
カナデ「はうぅ……。」
カナデが赤面しくねくねし始める。
イチカ「そんじゃ、あっそぼー!!!」
ガンプラ部女子一同「いぇーい。」
ヒビキ「……なんか僕とアルマ市長以外女子しかいないな今回。」
アルマ「作者の意思だからね。」
ワンダレル「野郎共の水着なんて誰得だよ。」
ヒビキ「いや流石に分け隔てなく出さないと……ってなんでいるの!?」
ワンダレル「そういうもんだから。」
ヒビキ「そういうもんなんだ。」
ワンダレル「安心せい、もういっk……ひでぶッ!!」
レイカ「あら?何かいたから殴ったんだけども……。」
ヒビキ&アルマ「「イイエナニモイマセンデシタヨ」」
そんなことをしていると、向こうから男三人が来た。
「おぉー、絶景〜♪」
「こんにちは、海で遊ぶのは気持ちいいよね。」
ミタマ「………。」
「そんな気持ちいい海だからさ!一緒に遊ばない?」
イチカ「え?遊んでくれるの?」
「……ちんちくりんに用はねぇな。」
イチカ「……?」
その時不思議な事が起こった。
レイカ「……わかりましたぁ、私がお相手しますね。」
レイカはあからさまに誘惑するような目線とポーズでナンパ三人衆を釘付けにする。
アルマ「……ふっ、僕の出る幕ではなかったようだ。」
カナデ「あー、なるほど。レイカ、何秒ですか?」
レイカ「5秒でイカせてあげるわ〜♪」
その笑顔は目が笑ってなかった。
「随分自信家だねぇ、よろしく頼むよー。」
「僕らもそれ相応には対処しないとだから。」
そう言ってレイカを連れ、ナンパ三人衆は岩陰に入った。
カナデ「行きましたね。5。」
アルマ「まぁ、察しのいい君たちなら何が起きるかわかるだろう?」
カナデ「4。」
イチカ「あっ(察し)」
カナデ「3。」
エタ「……あー、なるほど。」
カナデ「2。」
ヒビキ「あーあ。」
カナデ「1。」
ツルギ「え?え?何が起きるんです?」
カナデ「0。」
その瞬間、岩陰からゴッ!!という鈍い音が二つ鳴って、ナンパ三人衆のうち二人が海に飛ばされ、水切り石のように海面を4回ほど跳ねて海へと消えた。
(後々聞いたがライフセーバーの人に助けられたそうで。)
ツルギ「ええええええええええぇ!?」
ヒビキ「Oh my God……。」
「ひ、ひぃぃ!!」
残り一人が命からがら逃げてきた。
その後ろをレイカがゆっくり歩いてくる。
レイカ「あらぁ〜?私を楽しませてくれるんじゃなかったの〜♪」
「だ、誰がお前みたいな化け物なんか!!!ええいもういい!!」
そう言うと、男はミタマの手を掴んだ。
ミタマ「ちょ!?」
「この際誰でもいい!来い!!」
そう言った瞬間だった。
???「おらぁっ!!!」
「げまぶぁ!!」
突如現れた男がミタマの手を掴んだナンパ野郎を蹴飛ばして2回ほど海面を跳ねさせた。
???「ったく、見過ごせないもんで思わず飛び出しちまった……。大丈夫かアンタ?」
その瞬間、ミタマが被っていた麦わら帽子が飛んだ。
イチカ「おわっとぉ!」
その帽子はイチカが綺麗にキャッチした。
ミタマ「……………ん?」
???「ん?……げっ。」
ミタマ「へぇ……何ヶ月も連絡取らずに何してたのかな、カケル?」
カケル「………あー、そのあれだ。仕事。」
ミタマ「嘘つき。ちょっとこっち来て。」
ミタマがカケルと呼んだ男の腕を掴み岩陰に連れ込む。
イチカ「|ω・)チラッ」
レイカ「|ω・)チラッ」
カナデ「|ω・)チラッ」
当然、野次馬が現れる。
アルマ「( ◜ω◝ )ニチャア」
ヒビキ「アンタいちばんやっちゃいけない顔してるよ。」
ツルギ「こ、こんなことダメですよ!!」
カケル「その……すまん、連絡出来るような状況じゃなかったんだ。」
ミタマ「ふーん、私の事どうでもいいんだ。」
カケル「そんなわけないだろうが…。」
ミタマ「どれだけ……どれだけ心配したのか分かってるの!!」
ミタマがあんまり泣くのを見たことがなかったが、このやり取りだけでどれほど愛しているのかがよく分かった。
ミタマ「……もうあの時の二の舞はやだ。」
カケル「……大丈夫だ。俺はここにいるって。」
イチカ(………しばらく二人っきりにさせよ。)
エタ(賛成です。)
アルマ(これ以上ちょっかいをかけると彼女の母親に何をされるか分からないからね。)
ツルギ(???)
そして、イチカ、ツルギ、エタ、ヒビキ、カナデの五人でかき氷屋に向かってた。
イチカ「おぉー!トッピングにブラックサンダーがあるぅ!!」
エタ「なかなか斬新な……。」
ツルギ「私はなんにしましょうか……。」
ヒビキ「うーん、迷う。」
カナデ「支払いは私に任せてください。」
そうしていると隣に4人ほど人が来た。
???「お?シガレットあんじゃねぇか。」
???「なかなか斬新な…。」
???「うーん迷うなぁ……。」
???「お?中々面白い味があるじゃねぇか!」
???「支払いは私におまかせあれ!」
そして、イチカが決めた。
イチカ「おじさん!かき氷のブルーハワイシロップブラックサンダー付きで!」
イチカ(PT)「おっさん、かき氷のブルーハワイシロップシガレット付きで。」
二人のイチカが同時に注文した。
イチカ「………は?」
イチカ(PT)「…あ?」
ふたりが睨み合う。
イチカ「なんだァテメェ、かき氷と言えばブラックサンダーでしょうが。」
イチカ(PT)「寝言は寝て言えクソガキ。かき氷にはシガレットだろうが。そんなんだから肝心なとこ大きくなんねぇんだよ。」
イチカ「あぁん?今それ関係ねぇだろうが駄肉の牛がよぉ!!」
間違いなく喧嘩が発生しております。
エタ「まぁまぁまぁ、いっちゃん落ち着いて。」
シグレ「まぁまぉまぁ、ワンちゃん落ち着いて。」
エタ&シグレ「「すみません、うちの子が……。」」
ツルギ「はわわ、落ち着いてくださいよイチカ!」
ツルギ(PT)「そうですよイチカ!また問題起こしたら大変なんですよ!!」
ツルギとツルギ(PT)が目を合わせる。
そしておもむろにぺったんこなツルギがでっかいツルギを見て言った。
ツルギ(PT)「あ!ずるい!!」
ツルギ「え!?何がッ!?」
ヒビキ「はぁー、もう子供なんだから。」
ヒビキ(PT)「俺にもわかるぜその気持ち。」
もはや現場は混沌としていた。
カナデ「あら、貴方……。」
ノリコ「あら、貴方……。」
カナデ&ノリコ「「そっくりですね。(ですわー!)」」
そんな騒ぎを聞きつけて、レイカとミノが飛んでくる。
レイカ「あらぁ、私のイチカが二人も〜♪」
ミノ「あー!!なーにやってんのアンタらは!!」
と、合流したがここで二人が疑問に入る。
ミノ「あれ?イチカ……が二人?」
エタ「……いっちゃん、ツルギさん、いつから分身の術を?」
イチカ(PT)「げっ、ずらかるぞテメェら!あとクソガキ!次会ったら覚えとけ!」
シグレ「いやー、なんかごめんなさいねぇ。」
ツルギ(PT)「そ、そんなぁ!!」
ヒビキ(PT)「またいつか会える気がする。そん時はガンプラバトルしようぜ!じゃあな!!」
ミノ「ほら行きますよキノコ!」
キノコ「キノコじゃありませんノリコですわ!!」
ミノ「うっさい暴れんな!!」
騒がしい五人が足早に去っていった。
イチカ「おととい来やがれバーカ!!」
エタ「……なんで分身してたんだろ。」
ヒビキ「………どことなく僕に似てたような……?」
ツルギ「え、え、状況がよくわかんないんですけど……え?」
カナデ「……彼女、なかなかのセンスを持ってますね。」
レイカ「……ふふふ。」
(ちょっとは笑えるようになってくれて嬉しいかも。)
という流れをアルマとミタマ、そしてついてきたカケルに話していた。
なお、後にビーチバレーをしたがレイカがボールを粉砕したので中止となった。
アルマ「ほう、興味深いな。是非とも会ってみたいものだ。」
ミタマ「あー、そういうのはあんまり関わらない方がいいよ。」
カケル「………あんまり状況が分かってないが、他人の空似の可能性もあるよな?」
イチカ「でもアイツだけは絶対許してやんない!!」
レイカ「落ち着きなさいイチカ〜お姉ちゃんがヨシヨシしてあげるから。」
ツルギ「そ、それは私がやります!!」
エタ「………。」
ヒビキ「モテモテだねぇ色女。」
イチカ「???」
カナデ「……もうすぐ夕暮れです。着替えて帰りましょうか。」
一同「はーい。」
全員が着替え、カナデの執事の車に乗り込んだ。
なお、ミタマはカケルと一緒に帰るということで海の家で別れた。
カナデ「……キョウジ。」
キョウジ「はい、お嬢様。」
カナデ「みんな眠っています、ゆっくりとそして安眠できるように走りなさい。」
イチカがアルマにもたれかかるように、ツルギがイチカに抱きつく形、エタ、ヒビキは各々すやすやと眠っていた。
レイカ「みんな遊び疲れたものね。また明日から頑張りましょ♪」
そんな中、アルマは考えていた。
アルマ(…………異界のイチカ達……。やはり、あの計画は進めておくべきだな。手遅れになってしまう前に……。)
そして、後に起こる事は決して忘れられないものになるだろう。
皆さんお待ちかねぇ!!
作者のワンダレルです!さて次回!
新編がスタートします!
その名も、リアルデュエル編です!!
なんとかの弟の真の才能がここで見られるのです!
絶対に見逃してはいけませんよ!!
次回
ガンダムビルドブレイカーズforWAR
第三十五話「本当の戦い(リアルデュエル)」
それでは次回も!
ガンプラファイト!
レディーゴー!!