ガンダムビルドブレイカーズforWAR   作:Wandarel

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皆さんお待ちかねぇ!
作者のワンダレルです。
さて前回、海でわいわいと遊び、異界のイチカ達と遭遇した彼等に再び試練が向かってきております!
この試練を超えうるのは彼しかいない!
それでは!ガンプラファイト!
レディーゴー!!


決闘編
第三十五話「本当の戦い(リアルデュエル)」


イチカ「みんな!今日もバイト頑張ろう!」

エタ「おー。」

ツルギ「( `・ω・´)フンスッ!」

レイカ「三人とも頑張ってねぇ〜。」

イチカ「今日はレイカ姉もだよ。」

レイカ「あら?そうなの?それより…部室を片づけない?」

ツルギ「そうですねぇ…この汚なさは部室とは呼べないです。」

イチカ「うーん…どーしよ……。」

イチカが腕を組み悩んでいると、ある提案が来た。

ヒビキ「僕が片付けてから行くよ。」

イチカ「いいの?!」

ヒビキ「うん。」

イチカ「じゃあヒビキよろしく!終わったらブラックサンダー奢るから!」

ツルギ「ヒビキさん、ありがとうございます。」

エタ「よろしくね。」

レイカ「もう〜。お姉ちゃんを置いていかないでぇイチカ〜。」

そう言って4人はバイトへ行ってしまった。

シロー先生も今日は訳ありで帰っており、残りのメンバーは既に帰っているためいるのはヒビキ一人だった。

そこそこの荷物を持ち、ゆっくりと運ぶ。

ヒビキ「よいしょ…っ!ふぅ…部室の倉庫にでも入れるか。」

彼が倉庫の扉を開くと…

ヒビキ「うわぁぁぁぁ?!」

倉庫の中も悲惨であった。

ヒビキを襲ったのは数多のブラックサンダーの箱と捨てられずにいたガンプラのパッケージである。

ヒビキ「いてて…もう……まぁ、百歩譲ってガンプラパッケージのイラストを保管したくなるのはわかるけどブラックサンダーの箱って……。イチカめ……ん?あの奥のやつ…」

ヒビキが目にしたもの、それは、旧式のバトルベースだった。

ヒビキ「これ、兄さん達が使っていた旧型のバトルベース…」

響の好奇心が動いた瞬間だった。

ヒビキ「まだ、動くかな…?」

ポチッ…ピピピピピィー

電源が付いた。まだ動くようである。

ヒビキ「まだ動くじゃん。ちょっとだけ使って見ようかな。」

この旧式GGRバトルベースは当時の湯の森シャイニングゼロが活動していたまだ試作段階のものであり、変更できるステージ数は3つのみ。

宇宙、神殿のある海底、湖と花畑のある森林。

ヒビキ「自分で選択もできるのかぁ。森林に行ってみよう。」

森林ステージがベースに立ち上がる。

ヒビキ「ヒビキ、コアガンダムα。出ます!」

旧型のベースとは思えないほど綺麗な世界が広がる。

ヒビキ「こんなに美しい世界があったなんて…」

響が見惚れていると、突然目的地のピンがマップに刺された。

ヒビキ「おかしいな…ミッションのシステムとかトレーニングはしてないはずなのに…」

とりあえず目的地に向かう事にした響はその景色に驚愕する。

ヒビキ「うわぁ〜。すごい!でも、なんでこんな所に…」

響にメッセージが1通届いた。送り主は不明

『ここは君の兄、レイトの好きな場所だ。彼は言っていた。「この景色を弟とみれたらな。」と。』

ヒビキ「兄さんの好きな場所…」

この時はまだ知りようが無かった。ガンプラに意志があるなんて事を。

ヒビキ「……兄さん。」

少し悲しく、辛くなった。今も泣きそうになる時は多い。

その時だった。もう一通メッセージが届いた。

『君の兄には私も世話になってもらった。』

まるでコアガンダムαに意識があるかのように。

ヒビキ「………よし、アーマーチェンジだ。α!」

『御意!』

ヒビキ「チェンジ!プラネッツナイト!!」

コアガンダムαがプラネッツナイトへと変わる。

すると、さっきまでメッセージだったものが変わった。

???『やはり君も、私の声が聞こえるようだな。』

ヒビキ「え!?」

ヒビキが思わずキョロキョロしてると、プラネッツナイトが話しかけてきた。

プラネッツナイト『改めて挨拶をさせてもらう。私はプラネッツナイト。コアガンダムαの時はメッセージでないといけないが、今のこの状態なら喋れるようだ。』

ヒビキ「え、えぇ……?」

プラネッツナイト『驚くのも無理はない。最初は君の兄も驚いていたさ。』

ヒビキ「ガンプラに意思が……。」

プラネッツナイト『そうだ、我々は本来は無機物。だが、愛されることによって東洋に伝わる付喪神なるものでも慿くのだろうな。こうして意志を持つガンプラも少なくはない。』

ヒビキ「で、でも、だとしても変じゃない……?」

プラネッツナイト『何を言っている。そう変な事でもないだろう。』

ヒビキ「だって、僕が君を持ってるのは兄さんの……。」

プラネッツナイト『……私も最初はその程度のつもりで世話になった君の兄の弟の為にと託されただけだと思っていた。だが、今は違う。君は兄の形見だからと戦わない選択をしなかった。むしろ、今は亡き兄の為を思い戦い続けている。』

ヒビキ「それは…イチカに…。」

プラネッツナイト『いや、それは君の意思だ。きっかけは他人であっても動くと決めて動いたのは紛れもなく君だ。』

ヒビキ「!」

プラネッツナイト『私はあの時から、君を深く信頼している。君は受け継ぎしあの技を覚えているか?』

ヒビキ「……プラネッツアサルトブレイヴ。」

今も手に残っているあの感覚。兄が遺したもう一つの形見。

ヒビキ「きっと僕はあの時のことは忘れないよ。」

プラネッツナイト『………流石だな。』

ヒビキ「でも、ガンプラに意思があるってことは……。」

プラネッツナイト『無論、君の友人達のガンプラもそうだ。』

ヒビキ「へぇ……。」

そんな話をしていたらいつの間にかバイトに行く時間になっていた。

ヒビキ「あ……もう行かなきゃ……。」

プラネッツナイト『ヒビキ。』

ヒビキ「ん?」

プラネッツナイト『何があっても諦めずに進む勇気を忘れないでくれ。』

ヒビキ「……?もちろん。」

ヒビキはそう言うとシュミレーションからログアウトした。

手にはプラネッツアーマーを装備したコアガンダムα。

もちろん、さっきのような声は聞こえない。

でも、どことなくわかるような気がする。

ヒビキ「……兄さん、僕は戦うよ。皆のためにも。」

ヒビキはその足で電之商店に向かった。


一つの思い出がプラネッツナイトに流れる。

準決勝を制した自由時間の時、突然彼の体に異変が起きた。

仲間達にずっと隠していた持病が悪化したのだ。

病状は既に悪化しており、薬の効力も弱くなっていた。

レイト「へへ…あと少しだったんだけどな…みんなとの約束…守れなかった…コアガンダム、お前もまだ強くなれたってのによ…」

虚になる主の目。今ここで動けたのならば何でもしただろう。

そして、彼は最後の力を振り絞りガンプラを握りしめ…

レイト「α、後を頼むぜ。俺の分まで…弟を守ってく…れ…」

心拍が止まった。そして、街の人々が彼を連れていった。

プラネッツナイトは、その手から離れることは決してなかった。

そして…彼は永き眠りについた。

手に握った1つのガンプラ(コアガンダムα)に未来を託して。


翌日、ガンプラ部はいつものように活動していた。

イチカ「あー!!ブラックサンダーの箱が無くなってる!!」

ヒビキ「捨てました。」

イチカ「なーんで捨てるのさ!!」

ヒビキ「ブラックサンダーの箱置いて何がしたいんだ。」

イチカ「うーん、わかんない!」

ヒビキ「じゃあ処分しても文句言わない。」

イチカ「ちぇー。」

ツルギ「でも、だいぶ綺麗になりましたね。」

エタ「まぁごっちゃごちゃなのは変わらないけどねぇ。」

シロー「よし!今日は屋外で練習だ!各自、今日の午後からの事は聞いてるな!」

カナデ「久々の湯の森ゲリラバトル、楽しみですね。」

レイカ「思えば私のきっかけはこの月に三回やるゲリラバトルなのよねぇ〜。ぶつかったら手加減無しで行くわよ〜。」

カナデ「是非!!」

ヒビキ・エタ・ツルギ・ミタマ

(((絶対遭遇しないようにしよう。)))

湯の森ではゲリラバトルの時は午前中に授業が終わる。

そして、午後のゲリラバトルに全力で参加する事になってるのだ。

なお、GGRを使用するのが基本だが、ガンプラバトルの始祖たるガンプラデュエルも選択可能である。

そして、開催の時間が来た。

アルマ「第541回湯の森ゲリラバトルの開催を宣言させてもらおう。それでは、頼みますよ。」

ストーカー「承りました!それでは皆さん!ガンプラファイト!レディー!!」

「「「「ゴーッ!!」」」」

バラバラに走り出した湯の森ガンプラ部。

実はレイカはこの時点で無双してたのだが、あるバトルでその考えを改めさせる戦いがあったらしい。

そして、ヒビキは対戦を続けていた。

「やられたぁー!さすがだね!」

ヒビキ「どうも。対戦ありがとうございました!」

ヒビキは一人一人丁寧に対応した。

コアガンダムαの強さはプラネッツだけにあらず。

複数のアーマーによる適応力はまさに王道。

プラネッツナイトはここぞと言う時かリクエストがあったらするようにしているが、今の所リクエスト自体は見たこともない……。

強いて言うなら……。

イチカ「たぁー!負けた負けたぁ!」

ヒビキ「相変わらずプラネッツナイト使わないとギリギリだなぁ……。」

イチカとの戦闘があったが、プラネッツナイトを使わなければ対応できないほどの強さになっていた。

ヒビキ(なんか、イチカが急に強くなってきてるような………。)

そんなことを思うくらいに異常なスピードで強くなってるのだ。

イチカ「ヒビキ、本当にガンプラ部に来てくれてありがとう!」

イチカがヒビキに抱きつく。

ヒビキ「ちょ!?イチカ!!ダメだよ、その……胸が……。」

イチカ「ふぉ??ん?……あ!!//」

イチカが急激に離れる。

ヒビキ「ちょっとドキッとしたじゃないか!」

イチカ「おやおやぁ〜照れてるんですかねぇ?」

イチカが物凄くイヤミな顔で煽ってくる。

ヒビキ「こーの!!イチカだって照れてたくせに!」

ヒビキはイチカの頭をわしゃわしゃした。

イチカもそれに対してヒビキの頬を引っ張ったりして遊んでいた。

その時だった。

???「おい。」

ヒビキ「ん?」

???「俺とデュエルしろ。」

ヒビキの試練が今ここで始まる。




???「行くぞ、コアガンダムα!!」
ヒビキ「この人、どうしてαの事を!?」
???『再び目覚める時が来た……。』
ヒビキ「そうか……これが……。」
次回
ガンダムビルドブレイカーズforWAR
第三十六話「守るべき使命」
それでは次回も!
ガンプラファイト!レディーゴー!!
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