ガンダムビルドブレイカーズforWAR   作:Wandarel

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どうも皆さん、作者のワンダレルです。
今回は今後のお話にも重要になるキャラが出る日常回ですわ。
今後もよろしくお願いします!


第三話〜偉い人が来た〜

ヒビキとの激戦からの帰り道、私とヒビキとエタっちで三人仲良くブラックサンダーを食べながら自宅へと帰っていた。

偶然なのか帰る道はほぼ一緒である。

「そういえばヒビキ君。」

「呼び捨てで構わないよエタさん。」

「あら、じゃあ私も呼び捨てでいいよ。」

「OK、エタ。」

「おやおやおやぁ?二人の恋路ですかなぁ?始まりですかなぁ?」

「「あまり余計なこと言ってるとブラックサンダー取り上げるぞ。」」

「鬼ー!悪魔ー!」

こんなことを喋りながらダラダラと帰っていたが……。

「ひょー!メタルビルドのザクだァァァ!」

この通りイチカはガンプラ大好き人間なので寄り道はほぼ確定。

「……いっちゃん、それいっちゃんのおこづかい月四回分だよ。」

「ぬわーんお金足りないぃー!」

「バイトでもしたらいいじゃんイチカ。」

「バイトか……我らが湯ノ森高校はバイトOKだね。」

「そういえば私もエクシア系統の武器とか欲しいけどお金ないんだよね。」

「あー、僕もだ。可能ならコアガンダムαの追加アーマーを自作しようと思ってたんだけど……。」

「ねぇそれってさ、電之商店(ウチ)でバイトとして働いたら万事解決じゃね?」

「「イチカ(いっちゃん)にしては珍しく勘が冴えてる。」」

「おいコラどういう意味だ。」

てなわけで。

「バイト二人どうっすかお母様。」

『いいよ!イチカのお友達とならイチカも店番頑張れるしね!』

二つ返事でOKしてくれた母上に感謝。

『あ、そうだエタちゃんにヒビキ君。面接も兼ねてお菓子用意してあるから今日うちに来てくれるかしら!』

「ねぇいっちゃん、私達もいっちゃん家に行っていいの?」

「いいのいいの!無理は押し通すものでしょ?」

「イチカ、それ通しちゃダメなやつだと思うよ。」

「ヒビキもそう言ってるくせにホイホイついて来ようとしてんじゃん。」

「帰ったって暇だしね。」

「んー、まぁ私行こうかな。」

「なら……僕もお邪魔しようかな。」

そうと決まればやることはひとつ。

「よーし野郎ども!我が家に出発ー!」

「おー!」

「え、ちょっと待って何その掛け声。エタちゃん知らない……。」

てなわけで我が家到着!

ヒビキとエタはポケーとしていたので呼び込む。

「おーい二人共ポケーっとしてないで入った入った!」

「え、うん。」

(………電之商店強すぎないか?)

噂通り大手のスーパーやコンビニを逆に追い出しただけあって近くには飲食店や服屋などはあったがスーパーとコンビニはなかった。

(経営能力高いなぁ………)

そう思いながら電之商店に入ると、たくさんガンプラが並んでいた。ついでに言うと小規模なスーパーみたいな感じだった。

「むむむ?これはエタちゃんが欲しかったエクシアリペアIIではありませんか。」

「あ、それ最近入荷したんだって!」

「………相変わらず、ガンプラの量がすごいな。」

「うんうん、何せ湯ノ森町随一のガンプラ屋(自称)だからね!」

(ボソッと自称って言った気がする……。)

そんなことを考えていると奥から二人共にとても見覚えのある人が出てきた。

「ただまー母さん〜♪」

「おかえり〜イチカ〜。あと、いらっしゃいエタちゃんに……あら、ヒビキ君じゃない久しぶりね!」

「ご無沙汰してますアマリさん。」

「見ない間に大きく成長したじゃない!」

「まぁ、なんとか……イチカのおかげで立ち直れたっていうのもありますしね。」

「どーもですイッちゃんママ。」

「あらやだ、ママなんて。」

「そーだよママというよりおばちy………」

瞬間、ズドドドっと言う音がした。

イチカの方を見ると、イチカに当たるか当たらないかのギリギリの所を二十本くらいのガーベラストレート包丁がイチカの頭と髪型に沿って突き刺さっていた。

ガーベラストレート包丁の刃先には、蚊がそれぞれ1匹ずつ真っ二つにされていた。

「イチカ、若さ故の過ちって大変よね〜。」

「ひゃい……」

(うわぁ、相変わらずアマリさん怒らすと怖いなぁ。)

(何あれ、エタちゃん知らない。ママさん包丁であんなこと出来たの?)

「ママさん、いや、アマリ師匠。私にもその包丁さばきを教えてください!」

「何考えてるんだエタ!?」

「いいでしょう!流派刀刃不敗の真髄まで教えてあげるわ!」

「ちがーう!!お母さんもエタっちも!今日はエタっちとヒビキのバイト面接に来させたんでしょ!」

「「あ、そういえばそうだった。」」

(いや、まさかこの二人共さっきまで忘れてたやつ?!)

などと波乱万丈なことがあったが、なんとか座敷についた。

「ふむふむなるほどぉ、ガンプラは欲しい。でもお金が足りない……故にここでバイトがしたいと。」

じーっとふたりを見るアマリ。

「よし!合格!二人なら安心できるしね!」

「わーい!やったねヒビキ、エタっち!」

「イチカ。」

「ん?なあに?」

「イチカもお店のお手伝いするのよ?」

「………え?」

「だってイチカお手伝いサボってばかりじゃない。」

「それはその、ガンプラ部で忙しいというかなんというか……。」

「あんまり活動してないけどね。」

「ちょっ、ヒビキ!?」

「まぁだいたい暇だしねぇ。」

「エタっち!?」

「なら、お願い頼めるかしら、イチカ?」

「うぅ……はい。」

ぐぬぬ、母め私への対策も完璧だったか!

そう思っていると、チャイムが鳴った。

「あら、お客さん?イチカにエタちゃんにヒビキ君、そこにあるお菓子食べていていいからね!」

そう言うと母さんは玄関に向かった。

「お?ブラックサンダーみっけ!」

「あ、芋けんぴだ。これは私が貰うね。」

「うーん、じゃ僕はガブリチュウで妥協しておくか。」

そう言いながらごそごそと菓子溜まりを三人で漁っていると、私が聞きなれた声が三つ聞こえてきた。

一人は母さん、もう一人は父さん。

そしてもう一人は……。

ゆっくりと三人が談笑しながら居間へと向かってくる。

「ははは!しっかしお前から飲みに誘ってくるとはなぁ!」

「今日は偶然僕も仕事が終わっていたんだよ。たまには君やアマリとも飲みたい所だったしね。」

「うふふ、二人共相変わらず元気そうで安心したわ。」

そして、居間に入ってきた人物にエタとヒビキが驚き声を上げた。

「えぇ、市長さん!?」

「あ、市長だ。」

「おや?先客がいたのかい?」

「あ、そういえばそうだったわ。テヘッ。」

「ママー、おっちょこちょいなのも可愛いぞぉー!」

「や〜ん、パパったら!」

「……オホン、二人共。どうやら子供達は混乱してるみたいだよ。」

「「あ、やっべ。」」

「失礼、君たちは僕の立場上知ってると思うけど改めて自己紹介しておこう。」

「僕は蒼月有真(ソウゲツアルマ)。君たちが誇っている湯ノ森市の市長さ。」

(ものっすごい大物だぁぁ!!)

(うわぁ、相変わらず胡散臭い……)

「おいっすー!ソウちゃん!」

「ソウちゃん!?」

「やぁ、久しぶりだねイチカ。」

イチカはかなり手馴れた様子で市長にハグをした。

そのあまりにも馴れ馴れしすぎる態度にヒビキは混乱していた。

(え?え?何?どういうことなの!?)

(えーと、なんだ?僕は一体何を見てるんだ!?)

「ソウちゃん元気してたー?」

「あぁ、元気さ。そうでなければここに僕はいないだろう?」

「えっへへへ〜」

(おや?)

(んん?)

エタとヒビキは何かを悟った。

「そうだ、ヨシモリ。」

「ん?どしたアルマ?」

「イチカとガンプラファイトをしたいんだが、フィールドを借りてもいいかい?」

突然のアルマの言葉に私達は驚いた。




「さぁ、始めようか。」
「ソウちゃんとやるの久しぶりだなぁ。」
「あれは……ガンダム?」
「お?久しぶりに見るな!」

次回、ガンダムビルドブレイカーズforWAR
第四話〜導きのガンダム〜
「そう、これこそが人を導くガンダムだ!」
ガンプラファイト、レディゴー。
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