東方異世界生活記 弍   作:ジシェ

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最近マイクラでドラクエmodやってるんてすよね~……何も…言わないで下さい…


クラフト10

左右に分かれ探索始め早数時間…館という程に巨大な物が全く見つからない。

もはやこちらにはないのだろうか…

一応あの本には『南の森』と記載があった。

この森にあるのは間違いない。

ただしそれは、紫の情報を信じるならだ。

残念ながら彼女に信頼はない。

というか全てが怪しいのだ彼女は。

まあその上子供を危険に晒したのだ。

むしろそれだけで信頼を無くすにも十分だ。

実際危険がなくとも、命を軽んじる行いは…私が最も許せない行為だ。

……とにかく本を信じて散策するしかない。

 

―――――

 

森を抜け、砂利の山が現れた。

つまりこちら側に館はないということだ。

となれば大妖精の方にあるのだろう。

あとは考えたくはないが…紫がやりそうなことでもあるが…南は南でも更に離れた森の可能性。

正直考えたくはない。

森を越え砂利山を越えた先に、更に別の森など考えたくはない。

だが……

 

―――――

 

「慧音先生…」

「その顔は…やはり洋館はなかったか…」

 

考えたくはなかったのだが…

それに大妖精も思ったようだ。

 

「あの紫のことだ…南に本当にあるのだろう。ただし…この森以外に…」

「……流石にこれ以上の遠出はチルノちゃん達が…」

「そうだな。すでに分かれてから一日経ってるし、リグルとミスティアに任せるにも(大妖精が)限界だろう。」

「はい…」

「…仕方ない。散策はまた今度にして今は帰ろう。」

「はい…」

 

しかし洋館はなくとも収穫はあった。

仮拠点の乱立、オウムの捕獲、少なくともこの森の安全はかなり確保したと言っていい。

木材の伐採にも困らなくなるし、また近い内に来るだろう。

石と木の安定供給はとても助かる。

今は拠点作りに集中しよう。

洋館探しはその後でも遅くはない。

 

―――――

 

「…あ!おかえりー!」

「おかえりなのだー!」

「ただいま。何か変わったことはあったか?」

「あ、そういえば牛達の柵の中に別の生き物が…」

「別?」

「近くにこの紐も落ちてて…」

「紐?…動物を抑えとくリードか…しかし何故…?」

「とにかく行きますか?大ちゃんはチルノ達見ててよ。」

「うん。」

 

リグルに言われるままに牛と羊のいる柵まで来た。

その中には、確かに見たことのない動物がいた。

羊…に似てなくもない程度の者が二匹。

羊と同じ体と、少し長い首の生物…少なくとも幻想郷にはいない。

 

「本にも何も書いてないから…どうしようかと…」

「成る程な…何か危険があったわけじゃないんだな?」

「はい。まあ何これ?って叩いたらつば吐かれましたけど…ハートは減らないです。」

「そ、そうか…まあ危険じゃないならこのままにしておこう。この世界の動物は何かしら役に立つ場合が多いしな。」

「分かりました。」

「柵は分けておこう。」

「羊の横に作りますね。」

「頼む。…しかし動物は地上で我々は地下か…」

「先生?」

「…よし。この際拠点を発展させよう。せめて地上で暮らせるよう家を建てるか…」

「え!?でもそんな専門知識なんて誰も…」

「必要ないさ。私と大妖精は既にやったが、ただの四角なら難しくない。過去野宿した時なんてもっと…」

「…先生?」

「…いやすまない関係なかったな。まあとにかく日の当たらない生活は健康に悪い。この世界の物理法則は何もかもデタラメだが、いつ崩れるか分からない洞窟で暮らす必要もないだろう。」

「じゃあ折角だし皆で色んな家作ってみませんか!?」

「ん?」

「ちょっとしたお祭りですよ!思えばサバイバルばっかりで遊びはあんまりしてないですからね…」

「…そうだな。何事も楽しむのは大事だ。」

「じゃあ皆に伝えてきますね!どうせなら家以外も整えますか…!牧場とか畑とか!」

「それでは村じゃないか…」

「じゃあいっそ村作りましょう!そしたら…蟲も集まるだろうし…

「リグル?」

「何でもないですよ~とにかくそうしましょう!」

 

珍しく勢いの強いリグルに押され、皆で村を作ることになった。

次に紫が見る頃には…一体どんな拠点になっているだろうか…

 

 




分かると思うけど商人のラマです。つば吐いたの。商人はどこへ行ったんでしょうね~
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