東方異世界生活記 弍   作:ジシェ

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不定期更新に更新の早さは求めないで…一月空けてごめんなさい…


4狩り

人里に向かう馬車の中、いくつか化け物の生息地を聞いた。

私のいた雪山、真逆の火山地帯、沼地など、この世界ではどこにでもあのような化け物が闊歩している。

中にはあの化け物…『ティガレックス』以上に強い者もいるらしい。

更に上の者だと、天候や地形さえ変える『古龍種』という存在もいる。

それらと戦うなら、武器がこれだけでは心もとない。

道具の購入や武器の整備や強化、情報入手や取得物の保存。

そういった意味でも、人里に居を構えるのも合理的だ。

 

「なあ、あんたは何であんなとこにいたんだ?」

「答える必要があるのかしら?」

「いや…俺も似たような境遇だったから…」

 

こいつは村に向かう途中、あの雪山を通ったそうだ。

その時にティガレックスに襲われ、気絶した所を救われた。

なんとも情けないが、装備もまともにない人間なら、生きていただけ上等だろう。

 

「だから色々心配でさ…もしそんな感じで困り倒してたんならさ…まあそんな心配いらなかったけど…」

「だから戻ってきたのね…生憎と他人に心配される生き方はしてないわ。」

「つくづく実感したよ…」

 

―――――

 

「ここが…」

「ようこそ『ポッケ村』へ!」

 

凡そ一時間程の時間を経て、雪山の麓の村…ポッケ村に到着した。

麓とはいえ雪も多く、気温も低いために厚着の人間が多い。

見回せばアイルーも多くいる。

店番すら猫がしている光景は、どうにも幻想郷に近い常識外れのような感覚になる。

 

「さてと…とりあえずギルドに登録するのを始めにした方がいいか…そうすればギルドの施設が使えて、宿泊も出来るから。」

「そうね。あの素材も返してもらわないと…」

「……あの……」

「?何かしら?」

 

罰が悪そうにこいつは話す。

 

「登録してないハンターが狩ったモンスターの素材だと…没収される場合もある…ます…」

「……は?」

 

つまり素材は返ってこない可能性も大いにあるということ。

そして素材を受けとるのはクエストを受けた者…つまりこいつだ。

そして素材の受け渡しは原則禁止となっている。

ハンターとしての実力が分からなくなり、依頼者や本人の活動の妨げになりかねないためだ。

要は身の丈に合わない物を持つなという話だ。

 

「…もし返ってこなければこの村を滅ぼす…」

「本当に出来そうだからやめて!」

 

ギルドの登録を私が終える頃には、なんとか交渉して素材をもらうそいつの姿があった。

 

―――――

 

「――登録は完了です。カッチャさんお疲れ様でした。」

「はい……」

「…それで…依頼は何があるの?」

「えっと…色々ありますね…今の風見さんのランクは1なので…これらですね。」

 

四十枚程の依頼書が提示される。

見る限り1から3までの難易度の依頼を受けられるようだ。

討伐以外にも採取や捕獲などもある。

 

「新人ですし、『ドスギアノス』などがお薦めですね。歯応えを感じたいなどなら『ダイミョウザザミ』や…『ババコンガ』などですね。勿論採取を受けられるのもこちらとしては有難いです。」

「……」

「あー…レックスクラスなら『リオレウス』とかが満足出来るかも…」

「…そう…ならそのリオレウスというのに行くわ。」

「え…あの…カッチャさん。失礼ですが大丈夫なんですか?その…装備も普段着みたいだし、武器も…」

「…むしろこれでレックスを倒しているんですよ…」

 

人間どもの会話に興味はない。

依頼を受けすぐに村を発つ。

次なる獲物を求めて…

 




ティガ出たし原作もう皆分かるよね?
『モンスターハンター2g』が原作です。正直ライズにキリンいないから自分やる気にならなくて…ワールドや2gやってるんですよね~…キリン追加早よ。
あとカッチャの意味は狩りって意味です。
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