東方異世界生活記 弍   作:ジシェ

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最近dsゲームばっかりやってる気がする…


10狩り

アミコの治療を待つつもりなどさらさらない。

主人が何に殺されたかは知らないが、自力で仇を射つことを願うだろう。

かといって私が狩りを止めるわけがない。

当然狩りに出かけよう。

もっと楽しい戦を求めて…

 

―――――

 

「おめでとうございます!」

「…開口一番何のつもり?」

「いえいえ…救護は間に合わなかったみたいですけど、ドドブランゴの討伐には成功しました。よって風見幽香さんのランクを2へと昇格となりました。これで更に新しいクエストとして、星4までのクエストが受注可となりました。」

「成る程ね…なら早速受けさせてもらうわ。依頼は?」

「討伐を希望でしたら…この辺りでしょうね。」

 

【水面下の恐怖】

【空を切り裂く鎌】

【見えざる飛竜バサルモス】

 

それぞれガノトトス亜種、ショウグンギザミ、バサルモスというモンスターの狩猟依頼だ。

 

「このランクとなると低位の中でも手強いモンスターが受けられます。これら三つは新米ハンターの登竜門となるような難易度です。」

「へえ…前の奴らより強いのね?」

「………保証はしかねます。どの程度を求めてるのか不明ですので…とにかく厄介なことに変わりはありません。ランクは低いですが、カッチャさんを連れて行くことをオススメしますよ。」

「……いいえ…必要ないわ。こいつらのことを知らずに狩る方が楽しいもの。…火山には行ったことないわね。」

「ではバサルモスの狩猟でよろしいですか?」

「ええ。」

「かしこまりました。ああそれと…火山や砂漠、暑いところではクーラードリンクを持つことをオススメします。」

「…分かったわ。」

 

―――――

 

「成る程ね…」

 

クーラードリンクを薦められるわけだ。

キャンプはまだマシだが、洞窟に入ろうとするととてつもない熱気が伝わる。

覗けば溶岩が流れている。

体の芯から冷やしてくれるクーラードリンクの存在は確かに不可欠だ。

 

「暑いのは嫌いね…早く終わらせましょう。」

 

この環境で草木などないだろう。

雑草程度しか期待出来まい。

まずは獲物を探さなければ…

 

 

―――――

 

何故だろうか。

およそ通れる道は全て通ったはずだ。

聞く所によれば、バサルモスの体は石のような鱗をしており、中々な巨体のはず。

そんなものがこうも見つからないとは…

 

「見えざる飛竜……見えざる…まさか隠れてるの…?」

 

葉に擬態する蟷螂、景色に溶け込むカメレオン、体表から考えるなら…

 

「あの岩かしら?」

 

大剣の腹で岩を叩き壊す。

どうやらこれではなかったようだ。

だが同じ大きさの岩は他にもいくつもあった。

全て破壊しよう。

見えざる飛竜が、隠れることが出来ない程に…

 

―――――

 

「今度はどうかしら?」

 

場所を変えて岩を壊す。

何度も何度も繰り返して、全ての場所から岩がなくなる程に。

 

「はずれね…」

 

もしかしたら元より擬態などしていないのかもしれない。

偶然出会えないだけかもしれない。

それでも…この行動は無意味ではない。

なにせ…

 

「もう隠れる場所はないわよ?」

 

狩人は…獲物を確実に仕留めるものだろう。

 

「やっと見つけた…!」

 

最後に残った岩を、腹ではなく刃で切り裂く。

岩に擬態するなら、壊した岩がまたあればすぐに分かる。

こいつは壊した後にやって来て隠れていたのだ。

偶然がその程度の知能があるか分からないが、やっと尻尾を掴んだ。

 

「苦労の分、少しは楽しませなさい!」

 

狩りの時間だ。

 

 




何かのモンハン設定(確か小説)で緊急クエストのモンスターは変化なしとか勝手に作ってたし、依頼名とか考えるのも嫌なんでクエスト名使い回し設定を付けときます。ゲームのクエスト名と同じ。概要は変えるけど…わざわざ書かないと思う…
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