アグモンの加勢もあって、無事街に戻ることが出来た。
報告も兼ねてジジモンの家に向かう。
「ジジモーン、メモリアルステラの復旧してきたよー」
「おお!お主ら!無事戻ったようで何よりじゃ。何か分かったかの?」
「それが…」
―――――
「成る程…となると原因は其奴にありそうじゃな…」
「倒すにもすぐどっか行くし…」
「僕とプロットモン二体がかりでもギリギリだったよ。」
「ふむ…他の二人にも協力を仰いだらどうじゃ?」
「そういえば他にも人間が来てるんだよね?会えないの?」
「僕らは一度会ってるけど…今どこにいるかは…」
「とにかく探してはどうじゃ?戦力は多いに越したことはない。それとプロットモンよ。」
「何~?」
「お主が強さを求めるなら、ジムに行くがよい。散々遊び呆けたのじゃ。そろそろ頑張る時ではないか?」
「……うん。そうだね。ニトリ、僕ジムで鍛えるよ。その間に他の人間と話してみてね!」
プロットモンは勢いよく部屋を飛び出し、そのまま走り去ってしまった。
「ふぅ…あやつめ…そそっかしいのう…ニトリ殿、お主も行ってやってはくれぬか?」
「え?でも…」
「あそこのトレーニングは一人よりも指示する者がいる方が効率がよいのじゃ。お主が行けばトレーニングの効果もぐんと上がろう。」
「行ってあげて。他の人間と会えたら、ジムに向かうよう伝えとくから。」
「…じゃあ行ってくるよ。そっちは任せるから。」
―――――
ジムの場所を聞いて入ってみたら…プロットモンが爆発していた。
当然何があったか分からない私は、呆気に取られて眺めてしまった。
そんな中、ジムの管理人のトゲモンから声をかけられた。
「そんな所でどうかしたトゲ?」
「え…?いや…え?」
「?…ああ。『爆弾避け』トレーニングに驚いたトゲね。」
「驚きっていうか…あれは拷問じゃ…」
「罰ゲームレベルの弱い爆弾トゲ。強い爆弾ならとっくにジムは粉々トゲ。」
「それは…そうだけど…」
よく爆弾を正面から臆さず見られる。
デジモン全員がこうなのかもしくは…
「…プロットモン。」
「?あれニトリ?何で…わぎゃ!」
こっちを向いた瞬間、プロットモンは爆弾によって弾かれた。
「痛た…それで何でここにいるの?人間探しは?」
「タイガに任せたよ。ここの特訓は二人の方が効率いいんだってさ。だからここからは私が指示出すよ。」
「それがいいトゲ。プロットモン一人じゃ『アミダ』も『サイコロ』も出来ないトゲ。パートナーが居てこそトゲよ。」
「パートナー…うん!ニトリお願い!タイガ達来るまでトレーニングだ!」
「…馬鹿にされてるよプロットモン…」
―――――
数時間の間トレーニングをし続け、トゲモンが誉める程強くなったようだ。
とはいえ私には全く分からない。
これが長年の観察眼なのか。
「しかしタイガ遅いな…」
「もしかしたら平原に行っちゃったのかも!探しに行こ!今なら全然大丈夫だよ…!」
「こらこら…君はまだ成長期トゲ。平原には同じ成長期くらいしかいないトゲが余裕はないトゲ。」
「…成長期?」
「?ニトリはデジモンの進化を知らないトゲ?」
「うん。」
「デジモンには『幼年期』『成長期』『成熟期』『完全体』『究極体』の五段階の進化があるトゲ。」
「…!」
(プロットモンの不安定ってそのことか…)
「プロットモンは成長期。私は成熟期。完全体は…今は街にはいないけど、ジジモンが究極体トゲ。」
「ジジモンが!?」
「実は結構強いトゲよ。それにデジタルワールド創世記から存在している超高齢者トゲ。」
「ジジモンが…」
「いつか究極にまで至れるよう、プロットモンも頑張るトゲ。」
「うん!」
それからタイガが来るまで、更に二時間が過ぎた―
確かゲームのどれかにこんなトゲモンいたはず…分かりやすいので語尾これで。