東方異世界生活記 弍   作:ジシェ

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アグモンの加勢もあって、無事街に戻ることが出来た。

報告も兼ねてジジモンの家に向かう。

 

「ジジモーン、メモリアルステラの復旧してきたよー」

「おお!お主ら!無事戻ったようで何よりじゃ。何か分かったかの?」

「それが…」

 

―――――

 

「成る程…となると原因は其奴にありそうじゃな…」

「倒すにもすぐどっか行くし…」

「僕とプロットモン二体がかりでもギリギリだったよ。」

「ふむ…他の二人にも協力を仰いだらどうじゃ?」

「そういえば他にも人間が来てるんだよね?会えないの?」

「僕らは一度会ってるけど…今どこにいるかは…」

「とにかく探してはどうじゃ?戦力は多いに越したことはない。それとプロットモンよ。」

「何~?」

「お主が強さを求めるなら、ジムに行くがよい。散々遊び呆けたのじゃ。そろそろ頑張る時ではないか?」

「……うん。そうだね。ニトリ、僕ジムで鍛えるよ。その間に他の人間と話してみてね!」

 

プロットモンは勢いよく部屋を飛び出し、そのまま走り去ってしまった。

 

「ふぅ…あやつめ…そそっかしいのう…ニトリ殿、お主も行ってやってはくれぬか?」

「え?でも…」

「あそこのトレーニングは一人よりも指示する者がいる方が効率がよいのじゃ。お主が行けばトレーニングの効果もぐんと上がろう。」

「行ってあげて。他の人間と会えたら、ジムに向かうよう伝えとくから。」

「…じゃあ行ってくるよ。そっちは任せるから。」

 

―――――

 

ジムの場所を聞いて入ってみたら…プロットモンが爆発していた。

当然何があったか分からない私は、呆気に取られて眺めてしまった。

そんな中、ジムの管理人のトゲモンから声をかけられた。

 

「そんな所でどうかしたトゲ?」

「え…?いや…え?」

「?…ああ。『爆弾避け』トレーニングに驚いたトゲね。」

「驚きっていうか…あれは拷問じゃ…」

「罰ゲームレベルの弱い爆弾トゲ。強い爆弾ならとっくにジムは粉々トゲ。」

「それは…そうだけど…」

 

よく爆弾を正面から臆さず見られる。

デジモン全員がこうなのかもしくは…

 

「…プロットモン。」

「?あれニトリ?何で…わぎゃ!」

 

こっちを向いた瞬間、プロットモンは爆弾によって弾かれた。

 

「痛た…それで何でここにいるの?人間探しは?」

「タイガに任せたよ。ここの特訓は二人の方が効率いいんだってさ。だからここからは私が指示出すよ。」

「それがいいトゲ。プロットモン一人じゃ『アミダ』も『サイコロ』も出来ないトゲ。パートナーが居てこそトゲよ。」

「パートナー…うん!ニトリお願い!タイガ達来るまでトレーニングだ!」

「…馬鹿にされてるよプロットモン…」

 

―――――

数時間の間トレーニングをし続け、トゲモンが誉める程強くなったようだ。

とはいえ私には全く分からない。

これが長年の観察眼なのか。

 

「しかしタイガ遅いな…」

「もしかしたら平原に行っちゃったのかも!探しに行こ!今なら全然大丈夫だよ…!」

「こらこら…君はまだ成長期トゲ。平原には同じ成長期くらいしかいないトゲが余裕はないトゲ。」

「…成長期?」

「?ニトリはデジモンの進化を知らないトゲ?」

「うん。」

「デジモンには『幼年期』『成長期』『成熟期』『完全体』『究極体』の五段階の進化があるトゲ。」

「…!」

(プロットモンの不安定ってそのことか…)

「プロットモンは成長期。私は成熟期。完全体は…今は街にはいないけど、ジジモンが究極体トゲ。」

「ジジモンが!?」

「実は結構強いトゲよ。それにデジタルワールド創世記から存在している超高齢者トゲ。」

「ジジモンが…」

「いつか究極にまで至れるよう、プロットモンも頑張るトゲ。」

「うん!」

 

それからタイガが来るまで、更に二時間が過ぎた―

 




確かゲームのどれかにこんなトゲモンいたはず…分かりやすいので語尾これで。
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