東方異世界生活記 弍   作:ジシェ

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喋り方に特徴ないよね…ニトリって…なんか書いててむしろ勇義感あると思ったし…難しい…


digital6

タイガがジムに来て、ジジモンの家で集合する旨を伝えてくれた後…

 

「ねえねえニトリ~♪僕強くなれたかな?」

「うーん…正直見た目じゃ分からないかな。」

「むう…」

「プロットモンはちゃんと成長してるトゲ。むしろ出来てなかったらうちのジムの沽券に関わるトゲ。自分を信じるトゲ。」

「んー…ニトリ!平原で実戦しよ!戦えばもっと強くなれる気がする!」

「え!?ちょっと待っ…」

 

そう言ってプロットモンは走り去ってしまった。

これからジジモンの家で集合と伝えたのに。

トゲモンの反応を見るに、あまり心配はいらない程度の実力は手に入れたみたいだが…早く連れ戻さなければ…

 

「トゲモン…少し頼まれてくれない?」

「構わないトゲ。」

 

察しが良くて助かるよ…

 

―――――

 

「プロットモンどこ行った…?」

 

あの子は仮にも犬型…足の速さは人より速い。

妖怪とはいえ私はそこまで走りは速くない。

飛ぶことも出来ないし、追い付けるかどうか怪しいものだ。

 

「おや?何か困り事ですか?」

「へ?」

 

周りをキョロキョロしていたせいか、困ってるように見えたのだろう。

目の前にはずんぐりむっくりの人型ロボットがいた。

 

「人間とは珍しい。それで…何かお探しで?ワタシはガードロモン。街の案内役をしています。」

「あ…プロットモンを探してて…」

「プロットモン?それなら肉畑の方向…東へ向かいましたよ。」

「本当かい!?いやー助かったよ!ありがと!」

「いえいえ。お気をつけて。」

 

……やっぱり機械のが正確なのかな?

 

―――――

 

「……いない…まあ平原に行ったのが妥当か…」

 

見る限り畑しかない。

というか何故肉が畑に…今更の疑問だが。

まあ絆創膏の件もあるし、不思議ではない。

番をしているのがプロットモンより幼いことの方が不思議だろう。

 

「……どうしたの?」

「あ…ごめんごめん。ついまじまじ見ちゃって…」

「ふーん…人間は皆、肉が畑で採れてるのに驚くね。」

「まあね…そうだ。プロットモン見なかった?」

「プロットモン?見たよ。真っ直ぐ平原の方行っちゃった。また遊び呆けてるんじゃないか?」

「あはは…ありがと!えっと…」

「タネモンだよ!これからよろしく!この街の食料は基本的にここのお肉なんだ!今度は買いに来てね!」

 

なんだか宣伝までされて送り出された。

あの幼さで商魂逞しい。

まあやはりプロットモンは既に街を出たらしい。

どこまで行ったのだろうか。

 

―――――

 

「プロットモーン!…プロットモーン!」

 

平原に視界を遮る物はほとんどない。

あるのはよく分からない鉄塊だらけ。

 

(なんだろこれ…赤と青に点滅してる…?こっちは…多分レール。守谷ロープウェイのと似てる。となるとこれは…乗り物?下の車輪が嵌まりそうだし…)

 

「…てこんなことしてる場合じゃなかった!」

 

幻想郷にないものについ目を奪われてしまった。

危ない…特に一人の時はデジモンに襲われるかもしれないのに…

プロットモンを見つけてから調べよう。

 

―――――

 

それから鉄塊が多い場所を歩いていると、やっとプロットモンを発見出来た。

蝋燭のようなデジモンと一緒に。

 

「襲われてる!?」

 

しかも余裕で負けてる。

アグモンが使った炎の柱。

どうやらそれのせいで近づけないでいるようだ。

確かにプロットモンは突進や声くらいでしか戦えない。

戦い方を知らない子供だ。

なんとか攻略しようにも難しそうだ。

 

(こんな時のための私か…)

 

「プロットモン!こっち!」

「!ニトリ!」

 

プロットモンは一目散に私の下へ。

蝋燭も止めようとするものの、炎の柱は出が遅い。

足の速いプロットモンと合流するのは簡単だった。

 

「よかったよ…まだ無事で。」

「むー…あいつにくらい勝てるよ!」

「負けてたよね?」

「ぐう…」

 

そんなやり取りを見逃す程、甘い敵もいないだろう。

私達の間から炎の柱が立ち上る。

逃がすつもりはないらしい。

 

「あいつ…!」

「プロットモン。指示するから戦ってくれる?」

 

デジモンははっきり言って強い。

生物としての性能が、人間より遥かに高い。

今の能力を封じられた私では対処が出来ない。

プロットモンにさえ勝てないだろう。

だがプロットモンは視野が狭い。

周りが見えてないから、真っ直ぐ過ぎるから弱い。

 

「上手く指示出すから…信じて。」

「……うん!行くよ!ニトリ!」

「頑張れプロットモン!」

 




本家では指示系統決まってるし言うこと聞かないけど…まあこっちはゲームじゃないので!技もアニメと同じく普通に使えるということで。
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