東方異世界生活記 弍   作:ジシェ

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原作名どうせ皆分かってるしここで書きます。
『Minecraft』まあ一話で分かるね~


クラフト5

拠点から東に向かいおそらく百マス程、洞窟を見つけた。

いくつか小さい洞穴は見つけたが…全て数歩歩けば終わる程度のものだった。

石炭も鉄も十程確保出来たが、まだまだ足りない。

この洞穴は洞窟へと繋がれていればいいが…

 

「!」

『ヴァアアア』

「敵がいるなら…少しは広がっているのか?」

 

石の剣を右手に取り出し、つるはしを左手に取り出した。

実は両手に道具を持つことが出来るよう枠があった。

近づくと強制的に拾われるが、この枠に入れれば両手に持つことが出来る。

 

「私に剣の心得はないからな…恨まないでくれよ?」

 

―――――

 

時間にして一、二分、三体程ゾンビを倒した。

幸いにも剣で叩くのも素手で叩くのも、変わりない動きでダメージを与えられた。

しかし不可解にも、後ろから更にぞろぞろと現れる。

これはほとんど間違いないだろう。

 

「スポナーか…」

 

洞窟に行くのだ。

準備は怠っていない。

当然洞窟の危険なことも調べてある。

注意すべきは二つ。

ゾンビやスケルトンが無限に涌き出る『スポナー』。

毒蜘蛛が無限に現れる『廃鉱』。

それ以外なら溶岩に注意するが…大きく分けてこの二つ。

つまりこの先にスポナーがあるのなら破壊、もしくは松明を置けば涌かなくなるモンスターの特性からして、松明で増殖を止められるだろう。

これがゾンビでよかった方だろう。

スケルトンなら、四方八方から矢の雨だ。

防具のない私には一溜まりもない。

 

「しかし運は悪くないな。」

 

何故ならスポナーがある場所は、高確率で洞窟に繋がっている。

入り口は小さくとも、その内は迷宮のように広いことだろう。

私は松明を置きながら奥へ進む。

予想通り洞窟は広がっており、鉱石も少なくない量が収穫出来た。

しかしとんだ落とし穴があったものだ。

 

「ここはどこだ…?」

 

目印などを置いても、分かれ道が多過ぎて意味がない。

鉱石を掘るし、度々クリーパーが爆発するせいで違う洞窟に出てしまう。

流石にうかつだった。

モンスターに追われたり、爆発して地形が変わったり、迷う要素はいくらでもあったのに。

迷う程広くはないだろうと高を括ってしまった。

しかしここは洞窟、解決策はいくらかある。

真上に掘れば地上に出るし、一つ一つ道を塞げば出口以外は埋まる。

 

「スポナーがあって助かったな。」

 

スポナーの近くには箱がある。

中には物資が少なからずある。

おかげで鉄のつるはしも手に入った。

この場所から出入り出来るよう階段状に掘ろう。

 

―――――

 

「……」

 

黙々と掘り続け早数分…つるはしが壊れた。

もうつるはしはなく、作る木もない。

仕方なく素手で掘り進めている。

一定叩けば取れるだけ良心的だろう。

妖怪本来の力でも、この厚さは砕けない。

そもそも幻想郷で同じ掘り方をすれば、天井が崩れるだろう。

しかし時間がかかる。

生徒達にいらぬ心配をかけたくもないし、何より私が心配だ。

急がなければ。

 

―――――

 

「やっと地上か…」

 

とはいえまだ終わりではない。

これから拠点を探さなければならないのだから。

幸い陽は登りモンスターもいない。

まずは洞穴を作ったちょっとした山を見つけなければ。

高い目印はそれぐらいしかない。

いくら探索したとはいえ、精々二百マスも移動してないだろう。

ここに何か建てて、仮拠点として四方に進もう。

そのまま松明を置いて拠点まで帰れば、ここまでの道のモンスターも現れない。

安全地帯を広げることが出来る。

帰ったら塔か何か…目印になるものを作らなければ遠出も出来ない。

今後の課題が見つかった。

帰っらすぐにとりかかるとしよう…

 

 




先生ポンコツと思った人マイクラ初めてやる人見て下さい。慧音さん引っ掛かってんの初心者あるあるばっかりだから。むしろ初心者もっと酷いから!
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