東方異世界生活記 弍   作:ジシェ

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ジャングル前編…そう決めてから早2ヶ月…長編ゲームに手を出してすみません。不定期に月単位で投稿しないのどうにかしたいです…


クラフト7

拠点(子守)をミスティアとリグルに任せ、大妖精と私でジャングル探索へ出発した。

ジャングルに到達した私達は、まずちょっとした拠点を作ることにした。

と言っても土で壁作るだけ。

天井まで貼って壁を埋め立て、松明を挿したら完成。

外から見たらまるで豆腐だ。

茶色でとても不味そうな豆腐だな…

 

「この辺りも松明を広げるんですか?」

「いや…ジャングルには洋館を探しに来ているし、本拠点を移すつもりもない。この中さえ安全なら大丈夫だろう。」

「それじゃあ…」

 

大妖精は四隅と中央に一つずつ松明を設置した。

これで外敵が中に発生することはないだろう。

いつの間に製作方法を知ったのか木のドアも付けている。

ドアがあるだけで機能性は十分だろう。

ゾンビスケルトンに壊されなければいいが…

 

「ジャングルに何があるか詳しいことは書いてなかったな?」

「はい。何度読んでも何も変わってなかったです。」

「そうか…ありがとう。ならとりあえず拠点の場所を分かるようにするために…拠点の壁に松明を配置するか…」

「少しくらい木を採ってもいいと思います。」

「ああ。後は方向を見失わないよう、目印でも建てるか…」

「そうですね…同じ景色が続いてて危険ですし…夜は敵も出ますからね…」

「そう考えるとただ直線に移動するのも危険だな…何か良さそうなものは…」

 

何かないかと本を開く。

アイテムの中に何かないかと思ったが…

 

 

「……!コンパスがあるじゃないか!」

「でもレッドストーンっていうのがなくて唯一作れなかったものですよね?」

「ああ。洞窟の探索中に相当数確保出来た。以前は作れなかったが…」

「えっと…この世界に来た時、最初に入った場所に向かって赤い針が向かうみたいです。」

「……確かに拠点の方向に指しているな。これがあればどこまで行っても、時間さえかければ必ず帰れるわけだ。ほら大妖精の分だ。」

「これなら…別れて探索をしても平気そうですね。」

「そうだな…少し探索して、平気そうなら別れよう。くれぐれも無理はしないようにな。敵が来たら迷わず逃げろ。」

「はい!」

 

―――――

 

「………」

「どうした?」

「えっと…あれが気になって…」

「あれ?」

 

辺りを見ても怪しい所はない。

強いて言うなら…木が浮いていることか。

 

「確かに気になるな…」

「はい…」

「適当に積んで上がるにも…この木の上は流石に高いからな…気にしない方がいいだろう。」

「そうなんですけど…」

 

この世界は能力が使えない。

つまり空を飛ぶことも出来ない。

妖精の羽もただの飾りになってしまう。

積んで上に上がることは出来るが、落ちれば最悪落下死。

だから気にはなるが、ああいった高所の作業は諦めていたのだ。

 

「まあ目印にはなるだろう。自然にあの木が消えることはないし、存在もしないようだしな。」

「ですね…」

 

―――――

 

「そういえば敵どころか牛や羊も見当たらないな。」

「木が多くて見落としてるだけじゃないですか?」

「そうかもしれないが…聞き覚えのない鳴き声みたいなものをさっき聞いた気が…」

「近くに何かいるんでしょうか…」

「ふむ…そろそろ日が暮れるし…一先ず仮拠点に帰ろう。鳴き声は明日探索ついでに探してみるとしよう。」

「じゃあ…あっちですね。」

 

ジャングルは広大…探索にはじっくり時間をかける。

今は安全を優先し、ゆっくり探索するとしよう。

 

 

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