東方異世界生活記 弍   作:ジシェ

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やっぱり夜に仕事帰ると編集の気分なくなるよ…年内に投稿出来て良かったです。来年は…もう少し早く投稿するのを抱負としますか…とりあえず目標は1日投稿ですかね…


クラフト9

「今どの程度探索したんでしょうか…?」

「さて…正直広さはかなりのものだし…外側から見た範囲からして砂漠より広いだろう。」

「そうですね…」

「…しかし洋館というくらいなら紅魔館程度の大きさはあるだろうに…ここまで見つからないとなると…まだ一割の探索も出来ていないのかもしれないな。」

 

事実朝から探索を続けて既に日が沈み始めている。

二日丸々掛けて探索して、館という巨大な建造物が見つからないのだ。

高い木に囲まれた状況で、巨大とはいえ建造物を探すのは…とてもじゃないが難しい。

かといって上に登れば落下の危険、樵っていくには多過ぎる。

地道に探すにしても仮拠点が遠くなると危険が増す。

 

「…よし。大妖精、ここにも拠点を作ろう。」

「そうですね…ここまで広いとやっぱり…」

 

簡単な話だ。

地道に探すしか手段がないなら、安全な場所を増やせばいい。

単純に拠点を造りながら探索する。

基本的に真っ直ぐ進み、松明か何かで道を作る。

ある程度離れたら拠点を造る。

この繰り返しで探索する。

あまりに広かった時に考えていたやり方だ。

しかし…あまりやりたくなかったのだ。

安全の代わりに時間は掛かる。

後の安全やオウム、猫を探すのにかなり便利になるが、可能ならそちらを主目的として来た時に行いたかったのだ。

どれだけの時間が掛かるか分からない以上、他のことは出来なくなってしまう。

それにあまりチルノ達を放っておくのも心配だ。

館を見つけるまで、可能なら五日も掛けたくない。

 

「……んしょっと…これで平気ですか?」

「ああ。」

「このまま進めれば見つかるでしょうか…?」

「さて…紫のことだ。例えば埋まっているかもしれないし、崩れているかもしれない。」

「紫さんでもそれは…」

「チルノを怖がらせたこと、私はまだ許していない。」

「……」

 

私にとっては何よりも大切なことだ。

だからこそ…早く帰りたいのもある。

正直に言って紫の考えていることは分からない。

いつも表立って行動しない上、内々に秘めた考えも明らかにしない。

今もチルノ達に何かしてないかと…疑いの気持ちは当然ある。

 

「……」

(やはり大妖精だけが頼りなのは…しかしチルノやルーミアがこういった事を言うとおり出来るとも…リグルにも手伝ってもらうのはチルノ達が…)

「先生?」

「………」

「先生!」

「!すまない。少し考え事をしていた。先へ進もう。」

 

―――――

 

それからというもの、その手法で探索を続け丸四日。

とうとう森は終わり、逆側に出ることになった。

逆側は山になっていて、地面はほとんど砂利だった。

そこの探索はまたにし、私達は森に戻った。

道中館は発見出来なかった。

つまりこの縦軸には存在しないということだ。

となると出来るのは横に向かうこと。

ギリギリ見える程度に拠点を建てて歩いたことで、拠点同士の距離は凡そ二十。

設置数は…最初のも合わせて計三十八。

単純計算で七百以上の直線距離。

数えながら戻っていき、半分の位置から左右へ私達は別れた。

この木の多さ、暗さから敵には十分警戒していたが、これまで遭遇したのは十にも満たない数だった。

なので左右に別れても問題なしと判断し、私達は別れて探索を開始した。

何かあれば真っ直ぐ移動すればいいだけだし、今更時間を気にしても仕方ない。

とにかく安全にこのジャングルを探索出来れば構わない。

そう割りきることにした。

 




仕事中にもちょくちょく話考えてて(あ、考えても覚えてられんしメモ出来ない)て現実に戻ります。
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