●サンケイスポーツ
『Gallop臨時増刊 週刊100名馬 Vol.60 ヒシアケボノ』2000年8月 産業経済新聞社
史実のヒシアケボノ号を調査するさいに参考にさせていただきました。
デビューしてからスプリンターズステークスを制するまでの破竹の勢いと、その後まったく勝てなくなってしまった現役後半生の落差が印象的でした。父ウッドマン、母父シアトルスルーの血の早熟傾向がモロに出たのではないかといわれています。ですが、ほかに例のない巨漢馬を30戦故障なしで走らせきった陣営の努力は特筆すべきでしょう。
余談ですが、本話の締めの部分でヒシアケボノがアメリカ進出するぞっていってるのは、史実のヒシアケボノの母国がアメリカであることを受けてのネタです(種牡馬時代には千葉ですごしましたが)
●福家聡子(著)、木村 銀治郎(監修)
『大相撲用語辞典 相撲にまつわる言葉をイラストと豆知識でどすこいと読み解く』誠文堂新光社 2018年
ヒシアケボノを題材にするなら相撲ネタも理解できたほうがいいだろうということで目を通しました。作中に活かせたかというと微妙ですが……。
文章量のバランスを鑑みてカットしましたが、ヒシアケボノの相撲好きエピソードとして、相撲特番にゲストとして招かれ、解説の親方から好きな取組*1はなにかと訊かれ、昭和47年九月場所の貴ノ花対輪島の死闘をあげて古参ファンはだしのガチっぷりを驚かれる、みたいな話を半分くらい書いてました。
●JRA公式サイト
調整ルームについての記述を参考にさせていただきました。
●琴剣淳弥
『相撲めし-おすもうさんは食道楽-』扶桑社 2012年
力士たちのグルメ情報の共有という部分を参考にさせていただきました。
また、本書で最近のちゃんこ鍋は多様化していることを知り、イタリアンちゃんこ鍋の発想につながりました。
曙関のいた部屋では、魚肉ソーセージでちゃんこの出汁をとっていたとか。また、琴欧洲関が入ってきたころには、トマトのホール缶を投入し、ケチャップとしょうゆ、オリーブオイルでオシャレな味にしたてたトマトちゃんこが取り入れられたそうです。
●遠藤宏一郎、TBSテレビ「バース・デイ」取材班
『戦力外通告 第2の人生を生き抜く男たち』朝日新聞出版 2012年
引退後のアスリートの飲食店出店事情について、元阪神タイガース平下晃司さんの章を参考にさせていただきました。
●家の近所の昔ながらの喫茶店
ヒシアケボノの店の外観のイメージとして参考にさせていただきました。
●土屋光正
『「居抜き開業」の成功法則 150万円から繁盛飲食店をつくる!』同文館出版 2015年
最初の修行先のシェフが述べたトラブルの数々はだいたいこの本から引用しました。
●山口恵以子
『食堂メッシタ』角川春樹事務所 2019年
イタリア修行の場面で非常に参考にさせてもらいました。料理を志し、海外で修行し、ときに挫折も味わいながら自分の作りたい料理と店をみつけていくという一人の料理人の人生が活き活きと描かれていて、参考資料うんぬん抜きにして楽しませてもらいました。
イタリアの地方ごとの料理や食材の描写が豊富で、ライトな作風ながら情報がいっぱい詰まっていて勉強になりました。小説執筆の一番の参考資料は似たテーマの小説だってはっきりわかんだね。
冒頭のメシ描写も本作のお料理から。
ICIFは実在します。お城やん。
●宇田川悟
『料理人の突破力』晶文社 2014年
●本田直之
『なぜ、日本人シェフは世界で勝負できたのか』ダイヤモンド社 2014年
海外修行経験のあるシェフへのインタビュー集。海外修行エピソードの参考にさせていただきました。
実はフランス修行編も書いたんですが、全体の文章量バランスを考えて泣く泣くカットしました。最近の活動報告にボツ文章供養として流しました。
●長本和子(監修)、佐藤護(料理)
『いちばんやさしいイタリア料理』成美堂出版 2009年
イタリア料理の描写ためにレシピを参考にさせていただきました。
イタリア料理でよく使われる食材や地方ごとの料理の特色、イタリア料理の歴史など、単なるレシピ集としてだけでなく簡易な事典としても使えます。
トマトソースって作るだけなら意外と簡単ですね。
●久部緑郎(作)、河合単(画)、石神秀幸(協力)
『らーめん才遊記 第2巻』ビッグコミックス 小学館 2010年
Twitterで大人気のラーメンハゲこと芹沢達也さんがフード・コンサルティング会社の社長として主人公の世間知らずなお嬢様に厳しくアドバイスしたり含蓄のある言葉を向けたりして主人公より存在感を放つ漫画。ラーメン発見伝の続編にあたる作品です。
本話の舞台設定と客層および客層に起因する課題とその解決方法について、第2巻 第十一杯「新米のお仕事」~第十四杯「ピッコーン!!」を下敷きにさせていただきました。
この漫画、下手なビジネス書よりも勉強になるような気がしません?
●テレビ東京
「ドラマ版 孤独のグルメ」2012年
久住昌之先生原作の、渋いオッサンがひとりご飯を食べるだけの異色の作風ながら独特の台詞回しとリアクション、谷口ジロー先生の緻密な作画で人気を博した同名のグルメ漫画をもとにしたテレビドラマ。
メシを扱う話を書くならオグリを出さないわけにはいかないだろうと謎の使命感が燃え、劇中劇の雰囲気の参考にさせていただきました。
Season1 第4話「浦安市の静岡おでん」でおでんが売りのおしゃれな喫茶店がでてきたので、じゃあイタリアンでちゃんこ出してもいいだろって話の方向性が決まりました。
また、原作でも人気のエピソードを下敷きにしたSeason1 第8話「神奈川県 川崎市 八丁畷の一人焼肉」をとくに参考にさせていただきました。オグリに「うおォン」といわせたいだけの人生だった。
実在するイタリアンレストランです。オグリが食べたコースランチはこちらで実際に食べたランチが元ネタ。
食事中、iPadにメモメモしながら時おり質問してきた胡乱な客は僕です。その節はごちそうさまでした。とくに前菜3種が新鮮で、そうだよ、外食に求めてるのはこういう驚きだよ!! と内心興奮しておりました。
実在する力士料理店です。作中で出したイタリアンちゃんこ鍋はこちらのお店で実際に喫食したメニューが元ネタ。お店のサイトには書いてありませんが、錦糸町本店のお品書きにはありましたので友人を連れて味を確かめに行きました。
思ったよりも塩気の強い味で、ご飯やお酒と一緒に食べるのを前提としている味付けなのだろうと思います。
作中のイタリアンちゃんこ鍋はこれをベースに、バーニャカウダのテイストをくわえたようなイメージで描写しました。
●正垣泰彦
『おいしいから売れるのではない 売れているのが美味しい料理だ』日経BP 2011年
●山口芳生
『サイゼリヤ革命』柴田書店 2011年
ヒシアケボノとビコーペガサスの入った店のモデルはサイゼリヤです。バレバレですね。
作中では店舗オペレーションの部分に焦点を当てましたが、食材の調達・配送の部分でも徹底してるんですよね。サラダに使う野菜なんて種から育てるだけでなく品種改良までやってますし。
●村山太一
『なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか? 偏差値37のバカが見つけた必勝法』飛鳥新社 2020年
レストランのオーナーシェフが店の立て直しのヒントを探るべくチェーン店にアルバイトとして潜り込むという筋書きはこの本を下敷きにしました。
●『建築知識2021年12月号』株式会社エクスナレッジ
●Wikipedia
ジンジャーブレッド・スタイル・ハウスについて参考にさせていただきました。
1820年代後半にイギリスからアメリカに伝わったゴシック・リバイバルという建築様式を源流とし、とくに庶民的なゴシック・リバイバル様式をカーペンターゴシック様式と呼びます。
そのなかでもとりわけ装飾を豊富につけ、お菓子の家のようにみえる住宅がジンジャーブレッド・スタイル・ハウスと呼ばれるそうです。ウマ娘のヒシアケボノのイメージにぴったりだと思います。
Wikipediaの写真の情報をみる限りだと、ニュージャージー州やハイチでいまも残っているみたいですね。
●『建築知識2022年2月号』株式会社エクスナレッジ
●入江直之
『お客が殺到する飲食店の始め方と経営 '19~'20年版』成美堂出版 2019年
イタリア料理店を開業するために必要な設備とかレイアウトとか役所への手続きとか銀行融資を受ける方法とかいろいろ調べて開業準備エピソードを書いたんですけど、全体の文章量バランスを考慮してばっさりカットしました。ボツ文章は最近の活動報告のほうに供養しました。