聖遺物の守護者っていうありふれない職業で無敵。   作:気まぐれな富士山

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今回もかなりトランスフォーマーのキャラが多いです!
もっと知りたくなったらトランスフォーマーを見てくれ!



第10話

「はぁ?清水を探してほしい?」

「お願いします西田くん!南雲くんは意に介さないし··········」

「えー··········」

 

正直どうでもいい。

割とマジでどうでもいい。

だって仲間に無断で消えたってことは裏切り者でしょ?捨て置けよ。

 

「んー、先生的な立場で探さなきゃって言ってる?」

「はい!もちろんです!」

「はぁ··········その考え方、改めた方がいいよ。この世界では。残酷になることも必要だと思うけどねぇ··········」

「そ、それは···············」

 

事実だ。

こういう事実を受け止めて、吟味して、自分なりに世界に適応するしかない。

はてさて、この人は変化したのだろうか。

 

「この世界で要件を押し通すなら、それなりの理由と対価が必要だねェ··········」

「理由··········あります!西田くんは先生のお陰で職に就けましたよね?あの時、何でもするって言いましたよね!?」

 

おや、少しは逞しくなったようだ。

この世界で、段々といい方向にみんなが変化しているらしい。

 

「おお、中々鋭いじゃん?それだけ押し通せるなら、大丈夫かもな··········引き受けるよ。今回は、就職の恩があるから、お代はタダでいい。」

「本当ですか!?ありがとうございます!」

「まあでも、早めに見つかると思いますよ。なんたって··········」

 

〜次の日 早朝〜

 

「ふぁ〜··········霧出てるな··········ん?みんな早くない?」

「早朝出発って言ってた··········」

「マジで?そんな部活みたいなことあんの?」

「留守番頼むぞシンジ〜。」

 

バタン

 

「はぁ!?ちょ、待て!俺まだ着替えてない!あーオプティマス!留守番頼む!アイアンハイド!一緒に来てくれ!」

『任せろ!腕がなるぜ!』

『留守番は私に任せてくれ。アイアンハイド!無茶だけはするなよ。』

『安心しろオプティマス。特に何も起こらなけりゃ弾の消費もねぇ!』

 

アイアンハイドはGMCトップキックに変形できる。

GMCはオフロードに特化した車なので、ハジメのハマーより早く走れる。

 

「んにゃろ、置いてきやがって···············」

『どうするシンジ?吹っ飛ばすか?』

「止めろハイド。お前の武器は、着いたらその後使うからさ。」

『よっしゃ!任せとけ!』

 

今、ハジメは依頼されていた貴族のウィルの救助に行ってるはずだ。

昨日の話し合いで、ハジメについて行ってみると言っていたが··········

 

「お、案の定話し合ってるな。」

 

キキッ「おーいどうした?なんか揉め事か?」

「シンジ。あーいや、丁度解決したところだ。」

「さあ、行きましょう!」

バタン「なんで俺の車に1人も乗らねぇんだ!」

『まあ、ドンマイだな。』

「うるせぇ!」

 

チッ、向こうの車ん中結構気まずいムードの筈なのに··········!

 

〜北の山脈地帯〜

 

「ほえ〜。八方尾根みたいだな··········アイツらはもう登山始めてるか。丁度いい、ショートカットしよう。ハイド、戻ってくれ。」

『あいよ。』

 

ハジメの宝物庫の容量で聖遺物はしまうことができる。

シンジはそれを、王の財宝(ゲートオブバビロン)と呼んでいる。

まあ、例の金ピカ王様の宝具である。

 

「ここで使えるのが、こいつだ。」

 

取り出したのは、かの有名な変身スーツである。

まさに財宝、神器と呼ぶに相応しい鉄人。

 

「私が、アイアンマンだ··········っと。」

 

取り出したるはアイアンマンMark42。

アイアンマン3に初登場し、分裂しながら部位ごとに装着できるタイプのスーツである。

 

「やっぱこれだよ···············よっ!」

 

手と足からリパルサービームを放出することで、その速度は音速を超える!

 

「麓付近···············六合目あたりか。アイツらは、まだ下だな。」

 

先に捜索を開始して、ちゃっちゃと清水捜索に乗り出したいところだ。

 

「っ、こいつは···············」

 

そこにあったものは巨大な足跡と戦闘の痕跡。

そして、漆黒の竜だった。

 

「おいおい、ドラゴン退治なんて聞いてねぇぞ!」

「グゥルルルル···············!!」

 

警戒なんてもんじゃない。

出会って5秒で即コロスみたいな眼をしてる。

 

「チッ!通るか!?」

 

リパルサービームを攻撃に応用し、黄金のビームを放つ。

しかし、伝承通り竜の鱗はとてつもなく硬いらしい。

攻撃を無視しながら突っ込んでくる。

質量とは即ちパワー。機動力の無い者では避けられないだろう。

 

「うぉっぶね!」

「ガァァルルル!!」

 

それにこの竜、ある程度の距離感覚になるとブレスを吐いてくる。

一度喰らえばひとたまりもないだろう。

 

「こいつぁグレートにヘビーだぜ···············」

 

これ程強い魔物の情報は聞いたことがない。

書物と照らし合わせても、伝説の竜などあまり聞かない。

そんなものは勇者様に討伐されるのがセオリーだからだ。

 

「考えられるのは···············ん?」

 

オルクス大迷宮にあった古い書物に記してあったものだと、竜は気高く、己の認めた者にしかつかない、プライドの高い生き物と言われている。

そんな竜がこうして無意味に暴れるだろうか。

暴れることには、根本的な理由がある筈だ。

しかし、眼前の竜は明らかに正気を失っている。

 

「怪我··········?いや、そんなものは見当たらないな。っ!危ない危ない。気を抜けば落とされる!っと!」

 

目が正気じゃない。ということは、洗脳されている可能性が高い。

 

「操られてるのか··········こいつぁ、ハジメたちに協力を仰がなきゃな!ジャズ!」

『呼んだかい?ワオ!スゴいタイミングで呼んだな!ドラゴンとは!』

「急いでハジメたちを呼んできてくれ!下にいる白髪の男だ!恐らくまだ川沿いにいる!アイアンハイド!ラチェット!2人は俺と戦闘だ!」

『ドラゴン退治とはな。俺のキャノン砲が唸るぜ!』

『幻想のドラゴン退治か。どんな内臓をしてるのか、興味深いな。』

「ジャズ!早く行け!オートボット、戦闘準備!」

 

まさかモンハンが始まるとはな。

いや、どちらかと言うとダークソウルか。

 

「人間様の力、見せつけてやるぜ!」

 

ハジメ達が来るまで持ちこたえてみせる!

 

 




・アイアンハイド
オプティマスの古き友であり、武器のスペシャリスト。
・ラチェット
オートボットの軍医にして研究者。戦闘面でのデータ収集が得意。
・ジャズ
オートボットの陸軍将校。小回りの効く体型で敵を翻弄する。

追記 2022/1/28
Mark48⇒Mark42
コメントの方でご指摘を頂きました。これからもミスがありましたら、バシバシご指摘お願いします!
今回ミスを指摘していただいた方、(名前は伏せさせていただきます)本当にありがとうございます!


・アイアンマン
MARVELシリーズ始まりの男。今回はスーツのみ。Mark42は3に登場するスーツ。後にMark50まで作られた。

MARVELシリーズはTSUTAYAレンタル、またはディズニー+で見れます。トランスフォーマーシリーズは、全五作品がアマプラで見れます。
洋画大好き勢としては、全部見てほしい!
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