聖遺物の守護者っていうありふれない職業で無敵。 作:気まぐれな富士山
今回は本家小説の文章を一部お借りしました。(楽すんな)
『喰らえトカゲ野郎!』
「グォァァァ!!?」
ディセプティコンの装甲より硬い竜の鱗でも、アイアンハイドの爆撃は堪えるらしい。
しかし、斬撃にはめっぽう強い。
ラチェットの丸ノコも通らなかった。
『あれはどういう素材で出来てるんだ!?』
「わからん!後でお前らの装甲も強化しとく!」
ブレスをキャプテン・アメリカの盾で受け流しつつ、リパルサービームでチクチク攻撃する。
「グギャァァァ!!!」
流石にキレてきたらしい。
激昂するラージャンの如く怒り狂っているように見える。
「ラチェット!精神に効くようにするには!?」
『衝撃を加えるしかない!走行の薄い部分を攻撃しろ!』
「それ、死んじまうんじゃないの!?」
『構わねぇ!今日はドラゴンの首を戦利品にしようぜ!』
「コイツは恐らく洗脳されてる!洗脳を解くから、殺すなよ!」
今現在戦っている場所は広い川の上流だ。
見える範囲に滝がある。
そして、恐らく滝の下、下流方面にハジメたちはいる。
「よし、作戦決めた!」
『それ今じゃなきゃダメか!?そろそろガンコイルが温まって来たところだが!?』
「いいから聞け!」
作戦はこうだ。
・オートボット2人で崖ギリギリに竜をひきつける
・そこに最高速度のアイアンマンで突っ込み、竜を崖から突き落とす。
・下にいるハジメたちと合流。
「行くぞ!」
『もっと引きつけろ!ギリギリまでな!』
『合図するぞ!3!2!1!今だ!』
「オラァァァァ!!!」
崖際から竜と共に落下していく。
落下しながらも加速する俺に押されている以上、竜は羽を広げることも出来ない。
為す術なく地面に衝突する。
ドッゴォォォォン!!
〜ハジメside〜
「さて、そろそろ行くぞ。」
対象は保護した。後は下山するだけだな。
ガシャァン!
「な、なんだ!?」
『お、熱反応と思ったら、お前がハジメか?』
「な、何だこの化け物!」
「おい落ち着け。お前、シンジのとこのオートボットか?」
『ご明答!俺はジャズ。早速なんだが、シンジが呼んでるぜ。上流の方にドラゴンがいてよ。救援が必要らしい。早めに来てくれよ!だそうだ。』
「ドラゴン?それって」
ドッゴォォォォン!!
『うぉっ、何事だ!?』
「凄い揺れ··········地震?」
「いや、外だ!」
外からの物凄い衝撃。敵襲が1番に考えられるが、あれほどの地響き、どうやって出すのか。
「滝を抜ける。··········っこれは!」
「ユエ、どうし··········うおっ!?」
眼前には、倒れた竜とその上に立つ謎の赤と金の人型。俺が助けたウィルが叫ぶ。
「こ、こいつです!仲間を皆殺しにしたの!」
「いや、その上のお前!何者だ!」
竜の上に立つ人型がゆっくりと振り返る。
「私は、アイアンマンだ。」
「··········シンジ。何してんだ?」
「ええバレてた?こんな格好なのに?」
当たり前だ。
この世界に天才金持ちヒーローがいてたまるか。
「それで?その竜は?」
「おう。襲ってきたから今んとこ沈静化させてる。大丈夫、洗脳されてるだけだ。」
「洗脳?闇魔術の類か?」
「もしかして、魔人の仕業ですか?」
「んー、その可能性も··········あるか。」
?何か考えていた様だな。
『おいシンジ。そのドラゴンまだ死んじゃいないぞ!』
「知ってる。どうにか意識を戻せればいいんだが···············」
「あー、シンジ?またお友達が増えている様だが··········」
「紹介してなかったっけ?こちら、軍医のラチェットと、ガンスミスのアイアンハイド。それと、将校のジャズね。」
「おう··········なかなかクセが強いな。」
『ホルモンから察するに、コイツはメスだ。それに、脳波が異常をきたしてる。精神干渉があったと見るべきだな。』
「な?医者がこう言ってるんだ。精神回復を図るべきだ。だが、回復魔法じゃどうにもならん。なんか、ショックを起こせば意識が覚醒する筈なんだが···············」
『コイツの装甲はかなり硬いからな。鈍器を使えば脳震盪で起こせそうだが、これほどのショックを与えてさらに衝撃を加えれば、死んでしまう可能性もある。』
「それはダメだな···············」
弱点を死なない程度に刺激する··········
弱点··········弱点か。
「シンジ。俺にいい作戦がある。」
「本当か!?どんな?」
ゴニョゴニョ··········
「エ゛ッ··········」
「なんだそのカエルが潰れたみたいな声。それしかないだろ。早くしないとコイツ目覚ますぞ。」
「それしかないのか··········お前、後悔するなよ。それするってことはお前が汚物まみれになる可能性あるからな。俺は周りで見てるだけだからな。」
「俺は結界貼るから大丈夫だって。」
前にユエと話した内容が残っててよかった。
「竜の尻を蹴り飛ばす」というやつだ。
パイルバンカーの杭をしっかり握り、やり投げの選手のように構える。
『おい小僧、まさか··········!』
「えっ、ちょっと待ってください南雲くん··········?」
「離れとけ。浴びるかもよ。」
そして、杭の先端が勢いよく突き刺さる。
ズブリ
『アッーーーーなのじゃああああーーーー!!!』
〜シンジside〜
「ご主人様〜ご主人様〜!」
「うるせぇ!この変態!」
「oh··········ご主人様から言葉での責め苦っ!たまらないのじゃ〜!」
「なんでこうなるんだよ··········!クソッ!」
『安心しろ、お前には俺たちが着いてるよ。』
『ドンマイだぜシンジwww』
「ヤメロォ!むさ苦しい!あとジャズ、お前は後でパーツを引っこ抜く!」
あの後、ハジメが出した偵察機の情報で魔物の大群が攻めてくることを知った俺たちは、一旦ウルの街に戻り、対策を練ることにした。
しかし、パイルバンカーを刺したのがハジメということもあり、竜人族の女性、ティオ・クラルスにご主人様と呼ばれるようになっている。
「どうして俺にはこんなに女運が無いんだ·····!クソォォォォ!!!」
『どれだけ叫んでも虚しいだけだぞシンジ。君が夜に1人で何をするかは知らないが、タンパク質の無駄になるとだけ言っておこうか。』
「てか!なんで女衆はハジメのハマーに乗るんだ!ラチェットもハマーだろ!」
『知らんな。』
「あぁーー!俺にもいい出会いが欲しいーーー!!」
1人の男の雄叫びが、ただただ車内に響くだけだった··········
ここから先の話で、まだアニメに出ていない内容が出ますが、本家小説様を参考にさせていただいているので、詳しくは本家『小説家になろう!』から随時確認していただけると、より一層楽しめるかと思います。
これからも見てね!(図々しい)