聖遺物の守護者っていうありふれない職業で無敵。   作:気まぐれな富士山

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今回はヘルシングネタが強めです!

・ヘルシングとは
平野耕太先生の代表作です。吸血鬼が存在する世界で英国機関、バチカン特務課、ナチスドイツが血みどろの戦いをするという作品です。(早口)

マジで面白いから見て!アマプラでも見れるよ!



第4話

「ここが一応1番下··········奈落の底って感じか。」

 

マージで暗いな。

それなりにモンスターもいるし。

 

「ってかこいつらベヒモスより強くねー?」

 

まあ俺より弱いけど。

 

「どうせなら祝福儀礼純銀製加工弾薬が効くか見てみよう。」

 

出すものと言えばー?

 

「対化物戦闘用13mm拳銃『ジャッカル』··········プラス今までの改造弾使用『454カスール』。装弾数6発とか抜かしときながら100万発入りのコスモガンって認められた代物··········パーフェクトだ、うp主。」

 

誰も『感謝の極み』と言ってくれないのがかなすぃ。

 

「ごァァァァ!!!」

「来いよ、死合おうぜ!」

 

ほぼリロードを必要としない弾丸の嵐だ!

 

バシュゥ!「ァァァアアア!」

「おいおい、装甲が薄すぎるぜ!1発で流血とはよ!」

「クゴォァァ!!」

「少々やりがいが無いな··········ならばァァ!!」

 

胸元からキチガイ神父の銃剣を取り出し〜?

 

「我等は神の代理人·····神罰の地上代行者·····我等の使命は、我が神に逆らう愚者を·····その肉の1片までも絶滅させること··········」

「ゴギャァァ!!」

「エェェェイメェェン!!」

 

ズバァッ、ドシャッ!

 

「若林ボイスは難しいな··········ん?この穴って··········」

 

 

 

「驚いたぜ、生存者がいたなんてよ。」

 

恐らくこの岩の穴で生活していた者は神水を飲んでなんとか生きていたハズだ。

後は、動物の死骸から察するに魔物の肉を食ったんだろう。

 

「神水で身体を回復させながら食ったのか··········考えたくねぇな。」

 

当人がどうかは知らないが、クソほど不味いはず··········いや以外に美味しいのか?

 

「どうだろ··········胃酸系のスキル持ってないしやめとくか。」

 

俵藤太の俵あるし、米や飯には困らない。

 

「FGOやっててよかったァ!」モグモグ

 

自分で作ったおにぎりを食べながら更に下へ下へと進んでいく。味付けは塩。

しかし不思議だ。

 

「もぬけの殻··········」

 

遺跡らしきものが多くあったが、どれもつい先日誰かに攻略されたかのようになっている。

もう必要なくなったかのように何も無い。

 

「美少女が封印されてたりしないかな··········まあ俺は?巨乳のお姉さんがタイプなんですけど?」

 

虚空に向かって独り言。

ああ虚しい。

 

「外に出たら、パーティメンバーでも募集してみるか。」

 

 

 

「しかし、迷宮は不思議なモンスターが多いな!」

 

頭に花が咲いてる恐竜なんて見たことがない。

 

「ちょっと可愛いかも··········」

「グルルゥ··········!」

「やっべ見つかったし。」

 

早めに出口を探したい所だが、生憎そうもいかない。

ここはやはり逃げるが勝ちだ。

 

「こんなT-レックスみたいな見た目しといて集団行動かよ!顕現、マシンサイクロン!」

 

1度顕現させてみたやべーやつ。

時速300キロまで出せる仮面ライダー1号のスーパーバイクだ!世代じゃないけど。

 

「うっひょー速ぇぇ!!」

 

あっという間に抜き去った。

 

「あーばよぉーとっつぁん!」

 

お花レックスたちはかなりしつこい。

どれだけ相手が速くても、数で押し潰してくる。

 

「おいおいおい、逃げ場がないじゃあないか。」

 

どこに行っても奴らがいる。

この場合の作戦は1つ。

 

「こうなったら··········!」

 

わざと相手の懐に飛び込む!

 

「あそこに密集してるな··········よし!」

 

思い切りエンジンを加速させる。

 

「どけぇぇぇ!!!」ギャリギャリギャリ!!

 

洞窟の入口らしき物を守っていたレックスの足元をAKIRAのバイクテクで抜ける。

 

「ふう··········ここまで来れば安心だろ。··········しかし、オルクス大迷宮にこんな所があるとはな··········」

 

そこは、一面の花畑。

洞窟内の苔が色鮮やかに光り、ロマンチックな雰囲気を醸し出している。

 

「こりゃあすげぇな··········でも、なんで光合成もしてないのに花が?」

「お答えしましょうか?」

「っ!?」

 

そこにいたのは、妖精さん、という名前が相応しいとんでもない美人だった。

 

「このお花達が気になるのでしょう?」

「か、風見幽香··········?いや、髪だけで判断するのはよくない·······失礼、レディ。名前は?」

「私、このお花畑の管理をしている名のなき魔物でございます。種族は『ドレイディア』と申します。」

「ドレイディア··········トレイニーさんみたいなもんか。いやいや失敬。知り合いに顔が似ていたもので。俺は、西田シンジ。シンジと呼んでください。」

「とても素敵なお名前ね。ここまで疲れているでしょう。そうだわ。お茶でもいれましょうか。」

「あ、いただきます。」

 

 

 

「ン〜!この紅茶、すげぇ香りが高いっスよ!」

「あらあら、嬉しいわね♪お客さんなんて、全然来ないから··········」

「どのくらい長くここに?」

「分からないわ。もう、数百年になるかしら。産まれた時から外に出たことがなかったもの。」

 

外界から拒絶された大迷宮のそのさらに奥。

人間のような知的生命体が来る事など稀も稀。

ずっと孤独に、この秘密の花園を守り通して来たのだ。

 

「上層階には木の根とか、お花とか、色々あったでしょう?あれ、実は私なんですよ。」

「えぇ?それってどういう··········」

「私は、このお花畑が本体なの。このお花が燃えてしまえば、私は死んでしまうの。だから、お花とか木とかの根を伸ばして、この迷宮で遭難された方を助けていたの。陶器とかはその時学んだのよ。」

「なるほど··········」

「栄養は、岩盤の中を染み出す神水で生きていたわ。··········あらごめんなさい、私の話ばっかりしちゃって··········」

「いえ、いいんです。ぼ、僕も女性と話すことなんてありませんでしたから··········」

「っ、女性だなんてそんな··········////」

「謙遜する必要はありませんよ。とても美しいですから。」

「美しいだなんて·····やめてください··········////」

 

可愛い。

もっと言おう、かわいい!(知能低下)

ァァァァ恋の魔力に侵されていくゥゥゥ!!

 

「そ、そうだ!ここで出会ったのも縁ですし、僕が名前を付けてあげましょう。」

「よ、よろしいの、ですか?あ、すみません··········」

「嫌ですか?」

「い、嫌ではありません!だ、だって··········」

 

「名前をつける、というのはその··········は、初恋の方にと、考えていましたので··········」

 

照れた顔も美しい!

顔から火が出るほど熱い。

今俺は変な顔をしているだろう。

頭から声を振り絞る。

 

「お、俺でもいいんですか··········?」

 

心臓が高鳴る。

返答までの時間が永遠に感じる。

この甘酸っぱい時間が、早く終わってほしくて、ずっと続いて欲しい。

 

「し、シンジさんが、いいんです·····これまで生きて、これ程胸が高鳴ったのは初めてなのです··········よろしい、ですか··········?////」

「は、ハイッ!勿論!」

 

拝啓。父さん、母さん、俺、異世界で初恋しました··········!

 

 





恋愛って難しいなぁ··········(遠い目)
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