聖遺物の守護者っていうありふれない職業で無敵。   作:気まぐれな富士山

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衝撃展開です。
今回は、BLEACHネタが含まれます!
知らない人は調べてみてね!


第5話

「嬉しいです··········名前をつけて、貰うなんて··········」

「い、いえ··········そんな··········」

 

お互いに目を合わせられず、しかし心地よい。

 

「き、決めました!貴方の、名前。」

 

お互いに目を合わせ、心を決める。

 

「ちょっと、的外れかもしれませんが··········」

「構いません。貴方の名前が、欲しいのです。」

 

俺はもう迷わない。

決めたその名前を伝える。

 

アネモネ。それが、貴女の名前です。」

 

「アネモネ··········」

「僕の地元に咲く花です。とても綺麗な花で、貴女にピッタリだと、思いました。」

「··········素敵な名前。今日から私、アネモネ··········あぁなんだか不思議な気分ですわ。名前が着くってこういうことなんですね··········」

「··········いつか、アネモネにも見せてあげたい。俺の故郷を。少し、住みずらいかもだけど。」

「いいえ、構いません。私、貴方と、シンジさんと一緒に居たい··········」

 

そっと、彼女が僕に寄りかかる。

 

「え、ちょっ、アネモネさん?」

「呼び捨てで構いません。どうか、どうか傍に··········」

 

おっpが!おっpが腕に当たってるよ!

童貞の本能が暴走してしまう!

あーやばい意志を保つことも出来ない。

もうここで捨ててもいいのでは··········?(意味深)

 

「アネモネ··········!」

「きゃっ··········」

 

思わず押し倒してしまう。

自分が今やっているのは性欲なのか、純愛なのか。

 

「あっ、すみません!」

「··········人に、そういう物があるのは、知っています。」

「え?」

「私も、この日のために準備してまいりました··········」

 

ちょっとだけ、肩の辺りからアネモネの服がはだける。

妖艶な色気が漂っている。

 

「でも、私まだ、貴方のこと何も知りません。好きな物も、故郷のことも、何も··········だから!」

 

ガシッと肩を掴まれる。

 

「口付けでは··········ダメですか?」

「もちろんッ、大歓迎ですとも!」

「では、失礼します、ね··········」

 

彼女の顔が近づいてくる。

俺もゆっくりと目を閉じる。

嗚呼、俺も遂に、リア充の道へ··········

 

「··········バ〜カ♪

「!??」

 

ブシィッ!

 

「グギャァァ!!俺の、口がァァ!!唇がァァ!」

「うふふ··········こんな簡単に口付けを許すなんて··········ダメですわ·····♪」

「あ、アネモネ··········!」

「名前を授けていただいたこと、感謝致しますわ。おかげで進化の手助けになりましたの♪」

「どっ、どういう··········?」

「この際だから教えましょう。私は吸血植物。進化してこのように人の姿に成ったのですよ。」

「吸·····血·····!」

「フフ、それだけ。それだけしか教えてあげません♪大丈夫ですよ。もうすぐその傷口から毒が回って、私に血を吸い取られるだけですからね··········」

「く··········俺の、初恋が··········」

 

青春が、俺のリア充生活が始まると··········!

ハッ、俺はまさか、また世界を信じて··········?

 

「そうだったぜ··········思い出した。こんな世界、クソ喰らえだったな!」

「あらあら、もう立ち上がれないのに吠えちゃって··········なっ!?」

 

体が痺れるし、頭痛がする。

 

「でも死ぬ程じゃねぇな··········!」

「何故·····!神水でも中和するのにまだ時間がかかるはず··········!」

「俺のスキルだ··········病弱。毒が回るのが早くなるが、一定時間すると解毒する··········使いようによっては脚を引っ張るスキルだよ··········」

「そ、そんな馬鹿な!」

「ホントさ。そして、この花畑が弱点というのもホントなんだろう··········嘘っていうのは、八割が本当だと真実味が増すからな。」

「くっ··········でも、だったら何だって言うのよ!」

 

花から茨が伸び、拘束する。

 

「こうしてしまえばなんということも無いわ!ざまぁないわね!アハハハハハハ!」

「··········現代の武器等では、太刀打ち出来ん··········」

「さっさと私に血を吸い取られるのよ!おバカさん!」

 

「だからここで、()()()を顕現させてみる·····!」

 

今までとは桁違いの記憶量、それをスキルフル活用で押し返す··········!!!

 

「万象一切、灰塵と帰せ。流刃若火!」

 

無詠唱で、召喚式は掌に。

しかし武器は最上級!

 

「これが··········総隊長の刀··········!」

 

流刃若火。

漫画、BLEACH内で最強の一角に数えられる斬魄刀。

能力は『炎を纏う』というシンプルな能力だが、火力が段違いなのだ。

 

「ギャァァァ!!も、燃える!体がァァァ!」

「使用者でないお前からしたら、炙られてるも同然だ。同情するよ。」

 

その火力は、劇中で『その場に太陽があるかのよう』と言われるほど。

空気中の水分諸共燃やす。

それがこの刀が最強たる所以。

 

「お前に俺は恋をした。しかし、お前は俺を裏切った。裏切りは絶対に許せない質なんでな。」

「が··········あ··········」

「アネモネの花言葉、教えてなかったな。」

「た、たすけ··········」

 

見捨てられる、だ。」

 

 

 

「さようなら。俺の初恋の人よ。」

 

燃える花園を眺めながら呟く。

早く出なければ、俺も一酸化炭素中毒で死んでしまう。

 

「別の花言葉も、あったんだけどな··········」

 

虚しい。

いつか、本当に恋をする相手が見つかるのだろうか。

 

「ハーレムの道のりは遠いな··········」

 

とぼとぼと、俺は歩き出す。

早くこの迷宮を攻略するために。

 

 





・流刃若火「BLEACH」

総隊長の使う最強の刀でも、スキル全開で対応できる··········やばい設定作っちゃった。
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