フラン「痛い 痛い 痛い」
「もうやめてよ」
村人「お前のような化け物がいるから俺たちは安心して暮らせないんだ」
フランは必死に頼んでいるけれど攻撃はますますひどくなっていく
(このままだと死んじゃう!)
フランがそう思った時
能力が目覚めた ありとあらゆるものを破壊する程度の能力が・・・
しかしこの能力は今のフランが扱いきれる規模をはるかに超えていた
『自身の許容範囲を超えた能力を持つと暴走することがある』
フランは暴走してしまったのだ
フラン「あははははは みんな死んじゃえ!」
フランがそういうと周りにいた人たちが破裂し血が飛び散る
全てが破壊されていった、殴っていた者、見ていた者など全てを
しばらくするとフランがいないことに気づいたレミリアが慌ててやってきた
そのころには人間は一人もいなくて真っ赤に染まった吸血鬼だけが一人倒れていた
レミリア「あ・・・あ・・・フラン!!」
レミリアは後悔した。フランをよく見ていなかったことを
あの後、レミリアはフランを連れて帰った
そして地下室に閉じ込めた
もう二度とフランが傷つかないために、フランがだれも傷つけないように
必要以上に関わらないようにした
下手に干渉してフランの精神が壊れてしまわないために
~数百年後~
レミリア「フランは・・・また暴れてるの?・・・」
咲夜「・・・はい、最近は前よりもひどくなっています」
あの日からフランとはあまり話していない
強大な能力ほど、些細な心境の変化で制御が効かなくなってしまいやすい
だからこそ、関わらないことで暴走を出来るだけ抑えようとした
これが最善の手だとレミリアは考えたのだ
しかし、フランの暴走は止まるどころか酷くなっていった
レミリア「うっ・・・うう」
咲夜「大丈夫ですか?お嬢様」
レミリア「ええ 私ったら駄目ね。一番つらいのはフランのはずなのに泣いちゃって」
「・・・」
「・・・・咲夜、異変を起こすわよ」
咲夜「え?・・・」
レミリア「この世界をもっと吸血鬼にとって住みやすい世界にすれば」
「フランも昔みたいに笑ってくれるかもしれない」
==現実世界==
海里「そんなことがあったのか・・・」
根拠はないが今見たものは本当のことであると海里は感じた
フラン「お兄さん 何ボーっとしてるの」
フランの弾幕が飛んでくる
海里はそれに反応できずもろに食らってしまった
海里「ぐはっ!」
(どうすればいい ただフランを倒すだけじゃ意味がない)
フラン「もういいや じゃあねお兄さん」
そういってフランの拳が飛んでくる
(もしかしたら、あれをすれば少しは止められるかもしれない)
(・・・でもこれをして俺の体は耐えられるのか・・)
(いや、やろう。仮に耐えられなかったとしても、それで構わない)
そうして海里はそれを避けずに受けとめた
体じゅうが悲鳴をあげている
だけど海里は最後の力を振り絞ってフランを抱きしめた