東方回帰譚   作:神白海里

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38話 多分こんなに弱くない

(まずいわね・・・)

(さっきの攻撃でかなりダメージを受けた)

(彼の能力の影響でダメージは回復しないし、だんだん意識も朦朧としてきた)

(これは・・・もう無理かしら・・・)

 

紅雨が永琳にとどめを刺そうして刀を振り下ろした

その瞬間

 

【スペルカード発動】難題「龍の頸の玉 -五色の弾丸-」

紅雨に向かって弾幕が飛んでいく

 

??「永琳は殺させないわ!」

そこに現れたのは蓬莱山輝夜だった

 

永琳「ひ、姫様?!」

 

輝夜「あなた、どうして永琳を殺そうとしたの」

 

紅雨「ぐあがぁ・・あぐああ」

紅雨に問いかけた輝夜だったが紅雨は唸り声をあげるだけだ

 

輝夜「何とか言いなさいよ!」

【スペルカード発動】難題「仏の御石の鉢 -砕けぬ意思-」

輝夜は無数の弾幕を放つ

 

【スペルカード発動】時符「タイムラグレーザー」

紅雨はスペルを唱えたが何も起こらない

 

輝夜「なにをしたの?」

 

「ああ・・あああ・・・」

 

紅雨は弾幕を避けていき輝夜を斬りつける

 

輝夜「ぐっ・・・」

直後、時計の鐘がなり響きレーザーが出現した

 

時符「タイムラグレーザー」は時間差で発動場所からレーザーを放つスペル

 

輝夜「んなっ?!」

輝夜はギリギリでそれを躱した

「こうなったら能力使うしかないわね・・・」

輝夜が能力を使うと輝夜以外の時の流れが異常なほど遅くなった

 

永遠と須臾を操る程度の能力は一瞬を永遠に、永遠を一瞬にすることができる

簡単に言えば、極限まで時間を早めたり遅くしたりできる

 

輝夜「あなたはもう私に追いつけないわ」

 

【スペルカード発動】難題「火鼠の皮衣 -焦れぬ心-」

 

弾幕が動けない状態の紅雨に向かって飛んでいく

輝夜「これで終わりよ!」

 

その時、全ての弾幕が消え時の流れも元に戻る

 

輝夜「え?!な、なにがおこって」

 

強化された能力の効果は2つ

その内の1つは相手から時間を奪うこと

そしてもう1つは

一時間までなら触れなくても時間を進めたり戻したりできること

紅雨はこの力でスペルや能力を使われるまえに戻したのである

 

輝夜「こんなの、能力も効かないんじゃどうやって戦えばいいのよ」

輝夜は絶望したようにその場に座りこんだ

 

紅雨は輝夜に近づくと殺すために刀を振り上げる

 

輝夜「これはきっと月の決まりを破った罰ね・・・」

そう言って輝夜は目を閉じた

 

 

紅雨は刀を振り下ろした

その時、時計の鐘が鳴り響き、レーザーが紅雨の後ろに現れ、直撃した

 

紅雨「がっ・・・・」

これによって紅雨は意識を失った

 

時を戻したことでタイムラグレーザーが発動する前に戻ったためもう一度発動したのだ

 

 

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