超次元ゲイムネプテューヌ THE ANIMATION サイヤ人の体質になった地球人が転生した 作:ドッカン
床に垂れた鼻血を掃除してから数十分が経った。あいつらなら楽だと思うが、なんだこの胸騒ぎは。嫌な予感がする、それもとびっきりのな。
アイエフ「そう.......分かった。ありがとうオトメちゃん」
オトメ......例の同僚か
一馬「例のネズミの事か?」
アイエフ「ええ、やっぱり思った通りだったわ」
ネプギア「何か分かったんですか」
アイエフ「ショッピングモールで見たネズミ、気になってたから、諜報部の同僚に調査を頼んどいたの。案の定、各国のブラックリストに載っていたわ。要注意人物いや、要注意ネズミとしてね」
一馬「やはり怪しい奴だったか」
コンパ「え!?あのネズミさん悪い人だったです?悲しいです.......」
アイエフ「しかも、数時間前にズーネ地区に船で向かっていたことも分かったの」
ネプギア「それって.......つまり」
アイエフ「推測でしかないけど、廃棄物処理場にモンスターが突然出現したのには、裏があるんじゃないかって事。今ならまだ引き潮に間に合う、私様子を見にいってくるわ」
ネプギア「わたしも.....わたしも!連れて行ってください」
アイエフ「え?ダメよ、ネプギアまで危険に晒す訳には......」
ネプギア「どうしても気になるんです。お願い!アイエフさん!」
アイエフ「......はぁ、分かったわ。一馬、ここの留守番をお願いしても良いかしら?」
また留守番かよ。まぁ良いか
一馬「良いぜ」
アイエフ「ネプギア、行くわよ」
ネプギア「はい」
そして、ネプギアとアイエフは部屋を後にした。ネプテューヌ達.......無事だと良いが
[数時間後]
一馬「何だと!?」
ズーネ地区から帰ってきたネプギアとアイエフから聞かされたのは、ネプテューヌ達が何者かに捕まってしまったという事だった。そして、アイエフは今イストワールさんに報告している
イストワール『一体、どういう事なんですか?アイエフさん』
アイエフ「よく分からないんですが.......アンチクリスタルがどうとか......多分。それがネプ子達の力を奪ってるんです」
イストワール『アンチクリスタル?』
アンチクリスタル.....察するにシェアクリスタルの真反対のクリスタルか。そして、ネプギアはオレの隣で落ち込んでいる。戻ってきてからずっとこうだ
アイエフ「イストワール様、調べていただけませんか?
イストワール『もちろんです。でも3日かかりますよ?』
あー、そういや言ってたっけ。イストワールさんは調べ物に3日かかるって。なぜ3日なんだ?
アイエフ「こ、心待ち、巻きでお願いします......」
イストワール『やってみます。では、ネプギアさん達はプラネテューヌに戻ってきてください。ユニさん達も国にお帰りになった方がいいと思います。それでは』
そして、イストワールさんとの通信が終わった
アイエフ「そういう訳だから......」
ユニ「待って!」
アイエフが説明しようとした時、やはりユニが待ったをかけた
ユニ「帰れって言われて、大人しく帰れるわけないでしょ!もっとちゃんと説明して!」
ラム「いつものお姉ちゃんだったら、悪者なんか一発なのに!」
ロム「お姉ちゃん....,.死んじゃうの?」
確かに、このまま詳しく説明しないで帰れって言われてもな、誰だってこんな反応をする
コンパ「き、きっと大丈夫です。女神様がそう簡単にやられるわけ......」
ユニ「でも!力か奪われたってさっき.......」
コンパはそんなことはないと言うが、さっきの会話を間近で聞いていたんだからなんとも言えない
ネプギア「ごめんなさい.......」
今まで黙っていたネプギアが口を開いた。だがその声は沈んでいた
コンパ「ギアちゃんが悪い訳じゃ........」
ネプギア「うぅん.....買い物の時に拾った石.....あれがきっと.....アンチクリスタルだったんです」
あの時言ってた立ちくらみ、その原因はそれか!
アイエフ「やめましょ。そんなこと今考えたって......」
ネプギア「どうして.......どうしてあの時、目眩がしたのか、ちゃんと考えてれば......お姉ちゃん達に知らせてれば......!!」
ユニ「ネプギアのバカ!!」
その時、ユニが怒鳴った。ネプギアの目には、涙が浮かんでいた
ユニ「お姉ちゃんは........アタシのお姉ちゃんはすごく強いのに.......あんたのせいで......ネプギアが代わりに捕まっちゃえばよかったのよ!」
ユニはそう叫ぶと部屋から出て行った。
一馬「おい!ユニ、言い過ぎだ.......行っちまったか........」
ネプギア「う........ううっ.........」
一馬「ネプギア.......」
泣いているネプギアに、オレは、なんとも言えなかった。どうすりゃ良い......こういう時はどうすりゃ.........クソッ良い案が浮かばねぇ......仕方ねぇ、修行するか
一馬「オレはちょっと修行しに行ってくる...........」
アイエフ「え?どうしてよ!」
一馬「無論、ネプテューヌ達を助ける為に!」
ロム「修行.......」
ラム「お姉ちゃん達を助けるため......」
コンパ「行ってらっしゃいです.........一馬さん」
一馬「あぁ........それと」
オレはロムとラムに近づいて
一馬「ロム、ラム、ネプギアとユニを仲直りさせろよ」
と、小さい声で言った
ロム「うん.....分かった」
ラム「任せて!」
一馬「頼んだぜ..........ごめんな、力になれなくて」
オレは部屋を後にして教会を出た。さーて、とりあえず.......人気が無い場所に行くか