真・女神転生シンフォギアif   作:宇迦之たま猫

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クリスちゃん初めての悪魔召喚と初めてのデビオク
書いててクリスちゃんがどんどんわんこ系になっていく…


クリスちゃん初めての悪魔召喚

 

スマホ型compを手に持って、嬉しそうに瞳を爛々と輝かせるクリス。

そんなクリスを見て、私は声を掛けた。

 

 

「ねぇクリス、早速召喚してみる?」

 

「する!!!!!」

 

 

嬉しそうにデカい声で答えるクリスを連れて外へ出て、私がオーガを召喚した場所へと連れていく。

クリスは蜘蛛の巣状にひび割れたコンクリートを見て察した様だった。

 

 

「ここってもしかして…」

 

「そ、私が初めてオーガを召喚して戦った場所」

 

「ここが…」

 

 

クリスは興味深そうに周りをキョロキョロと見渡して何か頷いていた。

クリスがcompを起動させ、私に教えられた通りに召喚プログラムを起動する。

 

プログラムが起動して、魔法陣が現れてバチバチと蒼白い稲妻が走る。

稲妻が収まった時、そこには純白に輝く美しい1本角の馬がいた。

 

 

「おや、貴女がワタクシを呼び出したサマナーの様ですね?」

 

「……ハッ!?お、おぉ…そうだ!」

 

 

見惚れていて返事が遅れるクリスを、純白の馬は品定めする様にじっくりと観察している。

 

 

「な…なんだよ?」

 

「ふぅむ…なるほど…よろしい、ワタクシのサマナーとして認めましょう。ワタクシは聖獣ユニコーン、コンゴトモヨロシク」

 

 

クリスをサマナーとして認めたユニコーンはシュンっと音を立てて消えた。

しかしユニコーンねぇ…なるほど?つまりクリスは…

 

 

「えっと…これで契約完了…なのか?なんか拍子抜けだな…」

 

「それはクリスがユニコーンに気に入られたからだよ、純血の乙女クリスちゃん?」

 

「ハァ!?ななな…なんだよ純血の乙女って!?」

 

「あぁ、クリス知らないんだ…ユニコーンってね、純血の乙女…つまり処女を好む聖獣なんだよ」

 

「……つまり何か?アタシが処女だから気に入って契約したって事か?」

 

「そゆこと」

 

 

クリスの顔が茹でダコの様に真っ赤に染まる。

 

 

「……ッなんっだよそれえぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

「そんな事言ってもねぇ…気に入られただけマシでしょ、私みたいに戦わなくて済んだんだし」

 

「そりゃあそうだけどよぉ」なぁんか納得行かねぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

 

頭をガシガシと掻き毟ってクリスが叫ぶのを横目に見つつ少し考える。

クリスがユニコーンを呼び出したのは恐らく偶然では無いだろう。

そもそも召喚プログラムは無作為に呼び出すのではなく、召喚者自身の実力や才能、スタンス、縁、持っていれば触媒も含め、それらを総合して最適な悪魔を選び召喚する。

 

クリスの実力は以前戦った時にこっそりアナライズした時のままなら22レベル、スタンスは間違いなくLightNeutral、縁は無いだろうし、触媒は恐らく処女、クリス自身の才能は高いと見て良い。

 

これらを総合して考えると、レベルが大体20〜30ので、スタンスがLowかLightNeutral、処女を好む悪魔となる。

この条件をクリア出来る悪魔がユニコーンだったんだろう。

 

なかなか癖の強い仲魔だなぁ…

 

そう言えば、多分メールでスティーブンからお祝いマッカが来ているはず

 

 

「クリス、メール確認してみて」

 

「メール?分かった…お、来てる。なになに…おぉ!姉貴!スティーブンからお祝いって1万マッカ来てるぞ!」

 

「やっぱり、私の時も来てたからさ、それ使ってデビオクで仲魔を買うと良い、私もピクシー達買ってるから」

 

「へぇ…デビオクってこれか、なにかおすすめとかあるのか?」

 

「特には、私はフィーリングでビビっと来た子を買ってるから」

 

「フィーリングって…まぁそういうやつの方が良いのか…?」

 

 

クリスが少し呆れつつ物色を始める。

すると直ぐに良さげな子を見つけた様で、はしゃぎながら私に見せてきた。

 

 

「なぁ姉貴!コイツすっげぇ可愛い!アタシコイツ買う!」

 

 

そう言って見せて来た悪魔は妖精ジャックフロストだった。

確かイングランドの民間伝承に伝わる寒さを具現化した霜の精だったかな?

無邪気で子供の様な悪戯好きな性格で、一度怒らせるとその相手を氷漬けにして殺してしまう事もあるという。

元は雪男のような怪物で、笑いながら人間を凍らせるという恐ろしい妖精だとか。

 

 

「まぁ、良いんじゃない?私は特に何も言わないよ。クリスが良いと思ったのなら、その子を買えば良いよ」

 

「そっか…よし、コイツ買うよ!」

 

 

購入を決めた様で詳細を確認する。

星5ランク、2つ名は冷たき魔性のフロスト

目安マッカは1360、即決マッカは4080

スキルもなかなか強くてクリスのレベルにも合う丁度良い悪魔だろう。

 

どうやらクリスは即決で買うらしい、4080より少し高い4200払っている。

少し多めに払うのは悪魔に良い印象を与えれるから良い判断だろう。

私もピクシーの時そうだったし。

 

どうやら送金が完了した様で、魔法陣が現れて蒼白い稲妻が走り出した。

中から青い帽子を被った雪だるまの様な悪魔、ジャックフロストが現れた。

 

 

「ヒーホー!オマエがオイラを買ってくれたサマナーだホ?少し多く払ってくれて嬉しかったホー!オイラは妖精ジャックフロスト、サマナーの敵は全員氷漬けにしてやるホー!コンゴトモヨロシクだホー」

 

 

シュンっと音を立ててジャックフロストは消えた。

クリスは嬉しそうにプログラムでジャックフロストの詳細を見ている。

 

ジャックフロストはともかくとして、初契約悪魔がユニコーンというのは些か癖が強過ぎる気がする。

クリスは今後苦労するかもしれないな…頑張れクリス、負けるなクリス。

 

 




と言う訳で初召喚は読者様からの募集案からユニコーンでした。
そしてデビオクは読者様からの募集案からジャックフロストでした。

次回からカ・ティンギル登場に持って行きたいけど戦闘シーン書ける自信が無い……
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