真・女神転生シンフォギアif   作:宇迦之たま猫

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両親との話し合い回です。
ちょっと書いててくどいかなって思った



闇堕ちビッキー両親と話し合う

レストランを出て数分歩く、すると1つの小さな一軒家に着いた。

 

「えと…響、ここが俺たちの家だよ…」

 

「俺たち…ね」

 

「あっ…えっと…中に入ろう、な!」

 

誤魔化す様に慌てて中に入って行く父親

恐らくリビングルームだろう扉の前で止まると、母親と祖母に軽く説明してくるから待っててくれと言われた。

 

中で何やら話している様で、驚く様な声が聞こえた。

 

『ねぇマスター?両親の事はどうするかしら?やっぱり殺しちゃう?』

 

バロウズが小声で聞いてくるが、私の腹は決まってる。

 

「もちろん殺すよ、捨てて逃げ出して置いて今更家族面とか許すわけないよ」

 

『やっぱりね、なら何時でも仲魔を召喚出来る様にしておくわね』

 

やっぱりバロウズは優しいね

そんな話を小声でしていると、中から父親が入って来て良いぞと声をかけてくる。

 

扉をガチャりと開けて中に入る。

中にはテーブルを囲むように両親と祖母が座っていた。

母親と祖母は信じられないと目を見開いていたが、私は気にせず立ったまま話し出す。

 

「久しぶりだね、随分元気そうで羨ましい限りだよ、こっちは酷い目に会ったってのに」

 

出会い頭に皮肉を言う。

母親と祖母がビクッとしてこちらを見る。

その顔には恐怖の色がありありと浮かんでいて、得体の知れない物を見るかのように怯えていた。

父親はさっきレストランで皮肉や文句言ったからか、怯えてはいないが俯いていた。

 

「ふーん…良い家じゃん、ホームレス当然の生活をしてる私とは違うねぇ…お母さん太ったんじゃない?良い物食べてるみたいだね、毎日水分しか取ってない私とは大違いだ」

 

怯えて声も出ない様子の母親にまた皮肉をぶつける。

 

「ねぇ?なんで黙ってるの?言いたい事があるならハッキリ言えば?」

 

「ひぃっ!?︎」

 

母親が悲鳴を上げる。

 

「あのさ、聞きたいんだけど……どうして逃げたの?私を置いて」

 

私の質問に両親が震えながら答える

 

「そ、それは……」

 

「お前があんな事になるなんて思わなかったんだ!」

 

口ごもりながら何か言おうとする母親を遮って父親が叫ぶ。

私は父親の方を見て言う。

 

「どんな事?言ってみてよ」

 

「…………」

 

父親は何も答えなかった。

 

「言えないんだ、まぁ当然だよね。だってあの時の私はまだ耐えてたもの。」

 

「必死に耐えて耐えて、きっといつか収まるから、きっと理解して貰えるからって我慢してた。」

 

「でもさ、必死に我慢してた私を捨てて先に逃げ出したのはあんた達だよね?」

 

「だから私1人に迫害は集中した。見てよこの体」

 

そう言って私は服を脱いで素肌を見せる。

骨が浮くほどやせ細っていて、至る所に焼かれた跡と抉られた跡が残る、年頃の女の子の肌とはとても思えぬ酷いもの。

それも人目に分からぬ様に服の下だけを狙って付けられた物。

 

そんな私の体を見て、口元を抑える3人。

まさか迫害が私1人に集中するとは思ってなかったのか?

 

「あんた達が逃げ出した事が周りにバレたらさ、家族にすら見捨てられたゴミ扱いされたんだよね」

 

まるで信じられないと言った顔で見つめてくる。

本当に、何もかもが甘い…能天気と言うか、マヌケと言うか…

昔の私はこんなヤツらに似てたのか…そう思うと反吐が出る。

 

改めて両親に何故逃げたのかと聞くと、私がこんな風になるとは思わなかった、私達に捨てられたと思われたら同情されて収まると思ってた…と返ってきた。

楽観的過ぎるでしょ、ふざけんなよ?

 

「言い訳する気?」

 

私の問い掛けに父親が震えながら答える

 

「お、俺は…ただ……し、仕方ないじゃないか!俺達だって耐えられなかったんだよ!」

 

「あ、あなたこそ……どうしてそんな事を言えるの!?︎私達の気持ちが分かるはずないじゃない!!︎」

 

「うるさい、黙れ、お前らの都合なんか知るか、私を捨てた時点でお前らは人間の屑に成り下がったんだよ、多少のお金も残さず実の娘を捨てて迫害の的にして、自分たちは悠々自適に逃亡。こんな家まで買ってさぞかし迫害されない生活は楽しかったでしょうねぇ?」

 

「っ……」

 

「黙ってないで何とか言ったらどう?」

 

「……すまないと、思っている」

 

父親は俯き加減で謝罪してきた。

 

「それだけ?じゃあ質問を変えるね?なんで私を連れて行ってくれなかったの?」

 

「それは……」

 

「あの時お前を連れて行く余裕なんて無かったんだ!」

 

「嘘だね、だったらなんで貯金全部持って行ったの?こんな一軒家まで買ってるしさ」

 

「それは…その…」

 

「ねぇ、どうして私を連れて行ってくれなかったの?」

 

両親が言葉に詰まり、沈黙が流れる。

私は黙ってそれを見ていた。

 

「疫病神が…」

 

ポツリと祖母が呟く。

 

「ふーん…私が疫病神…ねぇ?」

私は両親と祖母を見下すように見る。

 

「ひぃっ!?︎」

 

「いや、あの……」

 

「そう言う事を言うんだ?へぇ?」

 

「ち、違う!今のは……その」

 

「何が違うの?」

 

「え?」

 

「て言うかさお父さん、あんた達は私を捨てた、それなのに今更やり直したい?笑わせんなよ?捨てたクセに、私1人だけに辛い思いをさせておいてよくそんな事が言えたよね?さっきレストランでも言ったけどさぁ、こんな体になる様な虐めされてたんだよ?そりゃ拒食症にもなって飲み物くらいしか喉を通らないよ?あんた達はお金置いてかなかったから私は盗みもしたし殺しもした。わかる?あんた達が捨てて逃げなければこんな犯罪者にならなくて済んだの」

 

思わず鬱憤を晴らす様に文句を言う。

 

「待て!……響、今なんて言った?」

 

「今…殺しもした…って」

 

「したよ、生きる為に殺した。殺して身ぐるみ剥いで売ってるよ」

 

両親と祖母の表情が恐怖で一気に強ばった。

 

「あ…悪魔じゃ…」

 

「殺しなんて…どうして…」

 

「どうしてって、生きる為だよ、それ以外に理由があると思う?」

 

「あ…いや…」

 

「ま、いいよ、別に。どうせ信じないだろうし」

 

「…………ごめんなさい」

 

「謝らなくても良いよ、もう今更だし。そもそも今日は海に遊びに来てただけだったし、会ったのは本当にたまたまだからね」

 

「……ごめん、響」

 

「しつこいなぁ、でもね?もしあんた達に会えたなら絶対したかった事があるの!」

 

「…俺達に出来る事ならなんでもするよ、償いたいんだ」

 

ふーん…なんでも…ねぇ?

償いとか嘘ばっか、自己保身の為に適当言ってるだけじゃない。

本当に償いたい人はそんな命乞いするかの様な表情しないっての。

 

「本当になんでもしてくれるんだ?」

 

「…あっ、あぁ!もちろん!」

 

まるで助けて貰えると思ってるね、そんなわけないのに…楽観的過ぎ。

 

 

「じゃあさ、3人とも」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しんでくれる?

 

 




次回遂にコロコロします♡



あと活動報告で出して欲しい悪魔を募集しますん。
感想欄ではありませんよ?活動報告です。
感想欄で募集は規約違反なので……

現状ビッキーの心臓にぶっ刺さってる槍の破片の持主を召喚予定です。
ビッキーの心臓の聖遺物、神話、メガテニストならわかるあの悪魔です♡

ifルートはどうする?

  • ifルート用の章を用意して書く
  • ルート分岐点の後に書く
  • 別冊で書く
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