真・女神転生シンフォギアif   作:宇迦之たま猫

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ビッキーの家族だったなまものへの復讐回です。
割とアッサリしてますが、ご覧下さい。



復讐は心に響き渡る安寧の為に

しんでくれる?

その一言を呟くと、3人の表情が恐怖で真っ青に染まった。

 

「し…しんでって…嘘だよな…?」

 

「嘘よ…嘘にきまって…」

 

「なに言ってるの?嘘なわけ無いじゃん、恨まれないとでも思ってた?残念、殺したくてずっと憎み続けてたよ」

 

アプリを起動して血塗れた鉄パイプを取り出す。

実はこの鉄パイプは1度と付着した血液を拭ってないからしっかり血の後が付いてる。

 

「ひぃっ!?」

 

「いやぁあああっ!!」

 

「血…血が…ついて…!?」

 

「あーもううるさいなぁ…」

鉄パイプを見て怯えて悲鳴を上げる3人、どうやら腰を抜かしたのか逃げられずにいる。

 

「バロウズ、召喚お願い」

 

「OKマスター、オーガとピクシーを召喚するわね」

 

バロウズが召喚アプリを起動して召喚してくれる。

突然聞こえたバロウズの声と現れたオーガとピクシーを見て、3人は更に怯え出す。

 

「ひっ……!化け物ぉおっ!」

 

「何よ…なんなのよこいつ等!?」

 

「嫌だぁあああっ!!助けてくれぇええっ!!」

 

3人が必死に逃げようとする中、私はただ黙って見つめていた。

だって……ねぇ?私の事を捨てて勝手に幸せになったんだもん。

私を捨てたくせに、なんにも知らない癖に、私がどんな目にあったかも知らずに平然と笑って暮らしてるなんて許せない。

だから決めた、惨たらしく殺してやるって。

 

私が言うのもなんだが、父も母も見た目は良い。

悪魔に取って良い娯楽になるだろう、異界の悪魔に高く売れそうだ。

だからまずはそのうるさい口を黙らせよう。

 

「ピクシー、マハジオ」

 

「オッケー!え〜い♪」

 

バチバチと音を立てて、ピクシーの手から電撃が放たれる。

3人はその電撃を浴びて、悲鳴を上げながら倒れ込む。

痺れてしまえば、声も出せないだろう。

 

年老いた祖母は私が殺すとして、父と母は…そうだな、父は幽鬼ガキ辺りに売って生きたまま貪り食われる恐怖を味わって貰おう。

 

母は異界の娼館にでも売れば良いだろう。

売る時にどんな暴力奮ってもOKとでも言っておけば酷い目に合うだろう。

なんせ悪魔だし。

 

痺れて言葉も出せない3人を尻目にピクシーとオーガに頼む。

 

「オーガは2人を担いで運んで貰える?ピクシーはこの2人を売る商談をして欲しいんだけど」

 

「オウ、マカセロ」

 

「オッケー!ひっどい所に売り飛ばしてやろ〜♪」

 

「出来れば父親は幽鬼ガキがたくさん居る所に売り飛ばして生きたまま貪り食わせて、母親は娼館に売り飛ばしてどんな暴力奮ってもOKと付け加えておいて」

 

「ヒュー!サマナーも酷い事考えるねぇ!でも気に入ったからオッケー♪」

 

「それなりに高めの金額で交渉してね」

 

「オッケーオッケー!まっかせてよね♪」

 

「うん、お願いね」

 

ピクシーがケラケラと笑いながら言う。

 

「じゃあ早速商談行ってくるね〜♪」

 

「カエッタラウマイメシタノムゾ、サマナー」

 

「旅館のアンコウ鍋があるから安心してオーガ」

 

「ガハハ!ソリャタノシミダ!」

 

そう言うと、オーガとピクシーは父と母を担いで消える。

 

さぁ、祖母を殺そうか。

痺れて動けない祖母の首根っこを掴んでテーブルの上に載せる。

少し強く叩き付ける様に載せたからか、呻き声を上げた。

 

「…な…ぜ…どう…して…」

 

「なぜ?どうして?恨むなら私を捨てて逃げ出した過去の自分を恨みなよ、おばあちゃん?」

 

キッチンから包丁を数本持ってくる、予備用なのか複数あった。

持って来た包丁を手足に突き刺して縫い止める。

 

「ギャァァァァァァァァァァ!!!!!」

 

突き刺された痛みで悲鳴を上げる。

この程度でそんな叫ばないでよ…

余った包丁でお腹を切り開いて、その中に机の上に置いてあった消毒液を入れる。

これはアルコール消毒液だから、剥き出しの臓器に掛けると想像を絶する痛みだろう。

小さな傷口に掛けるだけでも焼ける様に痛いのだから。

 

「ギィヤアァアッ!!アガガッ!?ウグッ!」

 

祖母は暴れるが、四肢に突き刺してる包丁のせいで身動きが取れない。

私はそんな祖母を見て嘲笑っていた。

とても気分が良い、憎い憎い祖母が苦しむ様が見ていてとても気持ちがいい。

 

「ガハッ!ゴホッ!ゲホォッ!アッ…ガ…やめっ!助けてぇ!許してくださいぃ!何でもします!お金も!土地も!財産も!全部あげます!だから命だけは!お願いです!お願いします!助けてください!」

 

無様に泣き喚いて命乞い…ね

今更助けて貰えると思っているのか?本当に馬鹿だなぁ…

 

「助けるわけ無いじゃん?殺せば全部奪えるし、そもそもずっと殺したくて仕方なかったからさ?だから、私の為に死んでよ。」

 

ねぇ…お ば あ ち ゃ ん

 

 

きっと今の私はおぞましい笑みを浮かべているのだろう、痛みではなく恐怖で祖母の顔が歪んでいる。

 

私は笑顔で祖母の開いた腹の中にアルコール消毒液を追加で注いだ。

祖母が更に悲鳴を上げるが、どうやら痛みが強過ぎてショック死したらしい、なんにも反応しなくなった。

 

「もう死んじゃった、まぁいっか…」

 

それなりにお気に入りだった血塗れた手袋を脱ぎ捨てて、アギで燃やす。

死んだ祖母をそのままに、外へ出て急いで旅館へと向かう。

早く行ってアンコウ鍋用意して貰わないとオーガが拗ねちゃうからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

憎い憎い家族だった生物への復讐を済ませた私は、なんだか羽が生えた様に軽い足取りで旅館へと向かった。

 




まぁ異界に連れて行かれた両親の末路はお察しの通り。
この後旅館でオーガがアンコウ鍋食べて
「ウーマーイーゾー!!!!!」したり
ピクシーが甘味食べて狂喜乱舞したり
復讐済ませてウッキウキのビッキーが拒食症治そうとお粥を食べようと努力したりしてます。

ビッキー達のプロフィールとかいる?

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  • やめとけやめとけ…

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