リナの星間貿易異聞録   作:ayasaki

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3回目接種。
1.2回目はファイザーだったが、3回目はモデルナで接種すると見事に副反応で体調崩れました。
おかげで土日休みは殆ど寝てました。


お昼はBGMと共に

「これにて末の日イベント、午前の部は終了です」

 お昼時間を迎えたので、私は舞台上で予選終了となる宣言をした。

「予選参加した人達はお疲れ様。

 勝ち抜いた人は午後からの本選も頑張って頂戴。

 それじゃあここからはお昼休憩よ」

 超スタ2もそうだが、ポツモンのほうも無事予選は終わったようだ。

 大人も子供もそれなりの人数が勝ち抜けたようなので、これなら無事本選も分けることが出来そうだ。

 あ、よく見たらトッポ君がいた。

 しかもきっちりバッジも手に入れている。

 あれ? あっちはもしかしてネズさんかな?

 ネズム人だけど、全身を青くしてる。

 あと、会場で買ったピハチュウグッズを全身に装着しているという徹底ぶり。

 ここだからいいけど、あれで普通に街中出たら絶対ドン引きされるなあ。

 まあグッズってある意味そんなもんだけど。

 さてと昨年のようにお昼にゲームのBGMだ。

 開幕はドラクアが一番わかりやすいだろうから選んだが、お昼はまた違った選曲をしている。

「お? これってfinalのオープニングテーマ?」

 これ初めて聞いた時は、まるでハープで奏でているように思えたんだよね。

 まあお昼休憩でもあるから、あんまりテンション上げるようなBGM流すのは悩ましい所だ。

 とは言えども、似たようなBGMばかりを垂れ流していたらつまんないかもしれない。

 他にも流してみるのは、ロッツマンのステージ攻略中とか。

 わーるとらまん♪ わーるとらまん♪

 風男が倒せないとかは聞いた時は笑ったし。

 まあサントラ系統は実家で販売してるけど、それはあくまでも私が地球からデータとして持ってこられるからだ。

 他のマルデア規格のデバイスだと、プログラム以前の問題だから、営業先での販売は難しい。

 あと、音楽だと他企業との兼ね合いも出てくるから新興企業であるうちだと立場が弱いのもある。

 そういった点では、まだまだ細々と試し売りや個人販売していくことで知名度を上げていくしかないのだろう。

「あ、今度はメトルマックスの賞金首テーマじゃん!

 これマジで好き!」

 このBGMはメトルシリーズ全てで流れる定番だ。

 やはり専用BGMというのは心に残るもので、他にもドラクア3のラスボス戦とかも人気が高い。

 あのファミコム時代の小さな容量の中に、あれほどまでに記憶に刷り込まれるような音楽を作る人達はやっぱり凄いなあと感心してしまう。

「テトラスだ!

 このリズミカルなテーマは踊りたくなるんだよなあ」

 観客の中には、首を動かして楽しんでくれている人を何人も見かける。

「魔界シティ……結局クリアしてねえ」

 わかる! 何であれクリアできるのさ!?

「ぷやぷやか。あのコミカルな絵は楽しかった。

 あの意味不明な対戦前の会話面白かったわ」

 うん、あれ本当にコミカルである。

 骨がお茶飲むわ、スケトウダラが踊るわ、理不尽な怒りをぶつけられる。

 そしてボスは主人公を嫁にしようと必死なのと微妙に威厳が無い。

 そしてぷや達はこっちが必死に連鎖準備してる間に寝るわ、泣くわ、踊るわ、回るわ。

 ある意味楽しい行動しているので、それを見てるだけでも楽しかったりする。

 あ~本当なら未発売ソフトでも楽しいBGMいっぱいあるんだよね。

 元ネタ系統なら忍者ハッくんもあるし、超人格闘サッカーのとか、宇宙人プロレスなど。

 そうやって私達はゲーム音楽を会場に流しながら、観客の耳を楽しませていく。

 あくまでもお昼休憩だから、軽く楽しんでもらう程度にしておくのが大事だ。

 まあ販売所は常に忙しそうだけどね!

 あと、休憩コーナーでお客同士で雑談していたり、中には対戦している人もいる。

「去年みたいに新作情報出してくれると思う?」

「う~ん、オウグ出たばかりだから新年早々にオールスターはまだじゃないかな」

「アーケード関連はどうだろ?」

「ゲームだけで考えたら、超スタ2以降は無いから、ありえるかも」

 さっき似たような話をしていた人達以外にも、やっぱり新しい娯楽を求められている。

 まあ、それはそれで予想通りだ。タクティクスオウグは面白いけどあくまでもシミュレーションゲームというジャンルが好きな人向けだからなあ。

 アクションとかの動きが激しいのが好きな人だと、あんまり合わないのは理解していた。

 ただ、さすがにまだ新作アーケードは準備中なんだよね。

 地球の物差しで考えたら、格ゲー以外にもあるのだが、マルデアではその大元の遊びを知らないのも多いのだ。

 麻雀。

 クイズ。

 アニメの戦闘機体格ゲー。

 スポーツゲーム。

 メダルゲー。

 上記の場合だと、クイズならいけるかもしれないが出題ネタが難しい。

 あくまでもクイズというのは雑学でもあり、ひらめきを楽しむものだが、そうなると出題範囲はマルデア人の私達が考えなければいけないだろう。

 それにゲームにするなら100や200の問題では少なすぎる。

 また多数のプレイヤーが遊べば、あっという間に網羅されてしまうから、ネット経由で更新しない限り、飽きはすぐに来て廃れてしまうだろう。

 う~ん。

 SAGAのヴァーチャランならいいかなあ?

 もしくはガンシューティングもいいが、DOOOMと同じで残虐性が高いから悩みどころだ。

 カードゲームは現状論外だ。

 対人戦が主役なのに、COMと対戦しか出来ないなど人気が出るわけがない。

 やはり基本ゲームセンターだと対人戦が出来るのが盛り上がりやすいから、格ゲーが一番わかりやすいのだ。

 でもネットワークがあってこそ面白いゲームも勿論あるが、サーバーに関する知識と専門性を持つ社員と資金が無ければ難しいし、マルデア用プログラムを1から作成?

 ……素人考えでも企画実行から年単位になるだろう。

 まあフルボイス化の企画だけでも難題なんだから、今は考えるだけにしておこう。

 

 

Side:ニニア

 

「あ~ご飯美味しい」

「そうだねー」

 私とラナは昨年同様予選を突破し、母さんが用意してくれたお弁当を食べながら雑談する。

「去年も楽しかったけど、予想通りお小遣い全部使っちゃった」

「うん、私も超スタ2の設定資料集を衝動買い……」

 現在ラナの手元にはカービアのグッズが鎮座している。

 私は私でスタ2キャラの新規イラストが見れて嬉しい。

「でもしょうがないよね。今ここでしか買えないし!」

「買わなかったら多分後悔してると思う」

 まあ姉さんがいたら前みたいにお財布空っぽになるまで買ってそうだ。

「は~。でも予選本当にやばかった」

「強い人多かったの?」

「うん。ガチな人と対戦したんだけど三体とも能力高いポツモン出された。

 同じポツモンだったのに、全然ダメージ量違うかったもん」

「でも一応3勝したんでしょ?」

「運が良かったんだよ。もう本選では全然勝てる自信無いよ」

「ラナでもかあ。やっぱり強い人はやりこんでるんだなあ」

「ゲームセンター仲間同士で交換はしてたけど、そこまで頻繁じゃなかったからねー」

 ブラームス専門店で一緒にポツモンを遊ぶ学生達と交換はしていたが、皆新作が出たらそっちに目を向けるから、ポツモンだけ遊んでる訳じゃないからなあ。

 でもガチの人達は今も遊び続けてるのだろう。

「まあ、それでも楽しいよ?

 こういうイベントじゃないと対戦できない人もいるし、皆がお気にいりのポツモン出してくるから対戦終わった後でお互い語りたくなっちゃった。

 私はカービアのグッズ買ってたから、同じカービア好きな人が声かけてきて、時間制限無かったら多分その人とお喋りしてたと思う」

「わかる!

 私も他のリウ使いの人とお話ししたかったけど、次の対戦があったからゆっくり話せなかったんだ」

 そう、末の日イベントに来るほどのゲーマーであり、同じゲームの同じキャラがお気に入り。

 それなら話しやすいと思えたが、さすがに大会を放り出すことは出来ない。

 もしこれが日常の時なら、どこが好きかでお話ししていたのかもしれない。

 そう考えると、やっぱり私はゲームというものに感謝する。

 色んな出会いも未来への切っ掛けもくれたものだから。

「えへへ、やっぱりゲームっていいね。

 こうやって素直に自分の好きが言えるから」

「うん。でも勝つともっと楽しいけどね」

「あはは、まあ本戦は自信無いけど楽しんでくるよ」

「私は優勝!」

 そうやって私とラナはお喋りしながらご飯を食べ終えて、午後の本戦に備えるのだった。




ウイニングポスト遊んでみたいなあと思うが、競馬の事何も知らない人間でも遊べるかなあ?
何となく競馬知識無いと楽しさをまったく理解できないイメージです。
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