現時点では話に入れられないなと思いながら見てました。
くにおくんやグラディウス置いてる店もあるけど、オンライン契約してると遊べてしまうからなあ。
さてお昼休憩も終わり、ここからは午後の部開始だ。
「それではこれより超スタ2・ポツモンの本戦を開始いたします」
本戦には当然ながらニャムル人さんとニニアちゃんがいる。
他にも悪役であるヴェガ使いの人がいるのだが、対戦前にヴェガのサイオパワーを模したパフォーマンスをしていたりする。
やっぱりこういう時、魔法っていいよね。
仕草だけだと気分だけだが、魔法で演出できるから絵面が凄くいい感じになるのだ。
宙に浮いたり、手の周りにオーラ出してるように見せられるし、相手も了承済みなら電のようなバチバチ感も有り。
観客も平和的な魔法の使い方と理解してるから、面白がってるからね。
「ふははっは、我がサイオパワーの前に沈むがいいわ!」
「悪は滅してこそよ! その面にこの拳を叩き付けたらあ!」
……悪役の親玉と悪役四天王のチャンピオンの対戦。
うん、まあプレイヤーにとっては操作キャラは正義だから、細かい事は気にしないほうが良いだろう。
しかし、皆上手いなあ。
コンボは当然だが、溜め必殺もきっちり使いこなしてるし、必殺の大中小の使い分け。
やりこんでるんだなあと本当に思えるので、輸入してきた私からすれば嬉しい限りである。
この調子なら違うシリーズの格闘ゲームを持ってきても問題なさそうだ。
実は結構考え中なのだ。
地球で考えれば、各企業が競い合うから様々な格闘ゲームが販売された。
スタ2・剛拳・キングが代表的と言えるが、他にも新しいテーマでファンタジー路線・妖魔路線・ヒーロー路線・歴史路線などなど。
だが、輸入するのはガレリーナ社だけ。
となると競い合わせるという形でゲームを出すという形に出来ない。
オールスターの時点でそうなのだが、地球のメーカーに協力してもらうので、そうなると更なる厳選が必要になってしまう。
でも私としては地球の面白いゲームはどんどん届けたいが、ちゃんと楽しんでもらうにはマルデアの人達が1つのゲームに夢中になれる時間が必要だ。
ジャンルが違うゲームなら同時発売しても問題無いだろうが、同じジャンルで同時発売は商売としても考えると中々難しいような気もする。
また営業先も次々と新作を用意されたら、企画を理解できないまま販売する事にもなるので、お客さんへのきちんとした対応が出来なくなる可能性が出てくる。
「やっぱり今くらいのペースの方がいいかなあ」
「リナ?」
私の独り言に対して、サニアさんが意識を割いてくれる。
「ああ、すみません。
皆楽しんでくれてるのを見ると、やっぱり無理に販売ペースあげないほうがいいかなって」
「難しいわねえ。売り上げだけ考えたらソフト数増やせばいいでしょうけど、それじゃこっちの自己満足。
あくまでもお客の満足度が高いからこそ、こういうイベントにも来てくれてるもの。
私としても未翻訳ゲームで遊んだ中に、早くマルデアに届けたいのはあるわ。
デモンズソウラとかそうだし」
「よく自力クリアしたと思いましたよ」
「1対1のボス戦でさえきつかったけど、竜斬りと破砕のコンビは本当に泣きたかったわよ!
もう二度とやりたくないわ!
……でもマルデア用に作ったら、やるけどね」
あれ、本来はオンラインなので最悪協力プレイで倒すんだけどなあ。
「……スウィッツだと性能的に厳しいので、未翻訳の新作持ってきますね」
「また暫くは会社で遊ぶことになりそうね」
いや、あんたいつも会社で遊んでるでしょうがという突っ込みは無粋である。
「おっとー! ここで超必殺技が決まったー! これで1勝1敗、さあボスが威厳を見せつけるか?
それとも下剋上なるか?
3戦目ファイッ!」
しかし、今は皆のゲームを楽しそうにする顔に満足しよう。
そうして超スタ2で盛り上がっていれば、ポツモンも負けていない。
「ハイリュー、ぶちかませー!」
「ルザードンお前の力見せつけてやれ!」
「さあお互いのエースポツモンによるプライドのぶつかり合いだー!」
うわあ、怪獣決戦みたいなことになってる。
相性考えたら氷とか用意したいけど、記入したポツモンの中からの三体だから組み合わせ的にこうなったのだろう。
ただ、こうやって見てると皆きっちり育成しているのがよくわかる。
勿論地球で何十年も積み重ねた理論と比べる訳ではないが、対戦する為のわざをきっちり習得させ、チームとして活躍できるようにしてある。
ゲーム中だけならそこまで細かく作り上げなくても勝てるが、対人戦であればそんな甘い考えだと一蹴されるだけだ。
だからこそ、本戦に残った人達は対戦を繰り返してきたのであろう。
それがどれだけの対戦数かはわからないが、勝ったり負けたりを繰り返しながらお気に入りのポツモンを如何に強く・上手く・チャンスを活かす方法を導き出しただろう。
その間の試行錯誤は本人だけが知る。
きっとこのイベントが終わっても、此処にいる人達はポツモンをまた楽しんでくれる。
そうして本戦も少しずつ終わりに近づいていく。
超スタ2の決勝はやはりニニアちゃんとニャムル人。
ポツモンは大人側と子供側の両方がある。
もうここまで来たら実況は無粋だ。
観客達もその凄さは理解できているから、実況など最早雑音にしかならない。
やることはただ勝負前の盛り上げるための紹介のみ。
「さあ、去年のリベンジを晴らすか!? リウ使いニニアちゃんに立ちはだかるは、王者ダルサム使いナゴロさん!」
「今度こそ勝たせてもらいます」
「ふふん、炎に塗れて這いつくばるといいにゃ」
「頑張れーニニアちゃん」
「猫さんも頑張れー」
観客も昨年の結果を知ってる人もいるので、ちょっとした因縁が出来ているドラマ性を楽しんでいるようだ。
だが勝負は勝負。
ゲームはある意味公平だ。
年齢も身体能力も関係なく、ただ己の腕と頭で競い合うのだから。
そして積み重ねた時間と試行錯誤を繰り返すことで、同じ時間をつぎ込んだとしても結果は違ってくる。
また運も時には関わってくるが、それとてゲームではあくまでも楽しめる程度の確率である。
だから、こんな結果になるのも現実であるのだ。
「優勝はリウ使いニニアちゃんだーーー!
昨年の敗北を乗り越え、今ここに二代目王者誕生!」
「ま、負けたニャ」
「勝たせてもらいました」
接戦の末に、二人の勝負はニニアちゃんの勝利で幕を閉じる。
「優勝者であるニニアちゃんには、メーカーよりリウが付けている鉢巻きのレプリカをお送りさせていただきます」
それは胴着とは違うがリウのトレードマークとも言える装飾品だ。
「わあ。何かの時に使わせてもらいます」
ニニアちゃんは純粋に喜んでくれているようで良かった。
またポツモン側も無事優勝が決まったみたいで、優勝者にはピハチュウでまだ発売してないバージョン違いの縫いぐるみを手渡した。
他にも同じバージョン違いの縫いぐるみを用意していたので、準優勝の人にも商品として渡す事となる。
そうやって大会は終わるが、末の日イベントとしてはまだ終わりではない。
「皆さん、大会お疲れ様でした。
昨年の時も盛り上がっていましたが、今回も楽しんでもらえたようで何よりです」
「とはいっても、まだ時間はあるから、この前販売したタクティクスオウグなんだけど早速やり込み応募してくれた人がいたので、紹介するわ」
映像を映し出して、私とサニアさんはクリア者の名前を紹介する。
「まずはシミュレーションゲーム大好きさん。
この人はユニットに偏りが無くて、満遍なく色んなユニットを育成してクリアしたそうよ。
その分各ステージにおける対応力があるけど、戦闘中に考えることが多くて楽しかったとの事」
「それとは反対に、無双こそ浪漫さん。
この方は主力ユニットを徹底的に育成して、どんなステージも10人でクリアしていました。
まさしく少数精鋭思考ですね」
「イロモノとしてモンスター軍団さん。
こっちは説得とかで味方にしたモンスターを主力にして遊んだそうよ。
ドラクア5のモンスターを仲間にして育成するのが楽しかったから、タクティクスオウグでもそれをしたようね」
「他にも弓部隊最強さん。
高さを活用して、高所からの弓攻撃で高笑いしてたそうです。
でも反対に平地戦闘だと、守備力の高い囮を擁しての集中砲火プレイもいいとのこと」
「マルデア人なら魔法を使えさん。
範囲攻撃と単体攻撃魔法を巧みに活用して、はめ殺しして楽しんでいた。
あと支援魔法やステータス異常とかも使って、罠にはめる感覚がよかったって」
いやあ、プレイヤーによって様々な形で遊んでくれているのがよくわかる。
観客の人達も新作を遊んでくれてるから、紹介するたびに頷いてたり、笑ってたりしていた。
ちなみにエースユニットを幾人か作って、後は臨機応変に対応できるユニットを用意するのが結構一般的なんだけどね。
まあ、あれだ。
レベルを上げて物理で殴ればいい。
ある意味これこそ真理である。
但し、真のラストダンジョン関連なら、ドラクア11Sとドラクア8携帯版はカンスト前提過ぎて、場合によっては種も要求される。
……昔のドラクアはレベル40もあればクリア出来たのになあ。
これも時代の流れというやつであった。
ちなみに一時ハマったのはロードオブヴァーミリオン。
……下手だったのでゴールドクラスまででした。
ただ、カードゲーム関連ははまると金があっという間に消えていく。