トムホ版ピーターになっちゃった…   作:匿名

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The☆難産でした。
お待たせした割りに短いです。次から話が進むといいなぁ…。


ベストフレンド

ネッドにピーターがスパイダーマンだとバレた日、ピーターが帰ってきた時間が夜遅かったため、スパイダーマンのあれやこれやを説明するには時間が足りなかったため、誰にも話さないように釘だけさしてネッドは家に帰らせた。帰る時、崩れたレゴのデス・スターをウェブで纏めたのを見てネッドは大興奮しながら帰っていった。

 

「最悪…」

 

「迂闊だったわね、ピーター」

 

「うん…まあでも、いつかバレる気はしてたから」

 

「…そうね、何時までも隠せることじゃないわ。さ、気を取り直して。今日は外食にしましょ」

 

メイおばさんが連れていってくれたちょっとスパイシーな料理屋で料理を楽しんだ。

 

次の日、家の扉を開けるとネッドがインターホンを押そうとした体勢で固まっていた。

 

「おはようネッド」

 

「お、おお…おはよう。なあ、昨日変な夢見たんだ」

 

「変な夢?」

 

「お前がスパイダーマンって夢…あれって夢だよな?」

 

ネッドがどこか期待するような目で見てくるのを見て、ピーターは軽い動作で飛び上がって天井に張り付いて笑ってみせる。

 

「いいや、夢じゃないかも」

 

「マジか…」

 

「ねぇ、とりあえず学校行かない?今日の朝のパトロールは無しにするから」

 

空いた口が塞がらない様子のネッドに先を促しつつ、スパイダーマンのあれこれを軽く説明する。

 

「あー…つまりあれか?蜘蛛に噛まれてスーパーパワーを手に入れて、11歳の時からヒーロー活動をしてたってことか?」

 

「そういう事。ついでに言うと最近アベンジャーズのメンバーと会ったよ!」

 

「マジで!?写真とかあんのか?」

 

「もちろん!カレン、ロックを解除して」

 

『はい、ピーター』

 

カレンによって表示された画像を見て目を輝かせていたネッドがはたとなにかに気がついたように周りを見渡す。

 

「待った、カレンって誰だ?どっから声した?」

 

「ああ、そっか。ネッドは知らないよね…カレン、自己紹介して」

 

『はい、ピーター。初めまして、ネッド・リーズ。私はピーターのサポートAIのカレンと申します』

 

スマートフォンから流れるカレンの声に目を白黒させるネッド。そんなネッドを見てピーターは笑って話す。

 

「スタークさんが作ったAIだよ。僕の手助けをしてくれる。警察無線をジャックしたりとか…あとはラジオを選んでくれたりね」

 

「ラジオ?JJJとか?」

 

「実は1回流してる」

 

「うわ、それって最悪だ。誰が好き好んで自分のアンチのラジオを聞くんだ?」

 

「でもJJJって結構僕のこと好きだと思わない?」

 

「…確かに」

 

肩を竦めて言ったピーターの言葉に頷いたネッドは、周りを見渡して小声で話す。

 

「なあ、アベンジャーズ入ってんのか?」

 

「いや、入ってない。誘われはしたけどね」

 

「なんでだよ!?」

 

「だって…ヒーローってミステリアスなモノじゃない?」

 

ピーターの返した言葉にネッドは呆れたようなため息をつく。本心で言っている訳では無いと何となくネッドは悟っていた。どうせ、周りを巻き込まないためとかなんだろうな…と。

 

「…ま、お前らしい理由だな」

 

「でしょ?」

 

「じゃあ俺は椅子の人になるぜ」

 

「椅子の人?」

 

「そう!アベンジャーズに誘われるほどのヒーローであるスパイダーマンの椅子の人になれたら最高だろ?」

 

「あっはは!それ最高にイケてる」

 

いつものようにハンドシェイクをして、二人は笑いあった。

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